精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

「疲れている」のは、身体と心のどっちなんだい?

今日は自分の備忘録として、最近健康面で気を付け直そうと思ったことについて書いてみる。

 

皆さんもそうだと思うのだが、僕は漠然と「疲れた」と感じたとき、真っ先にケアするのは”体”である。主に肉体へのアプローチに重きを置くのだ。

 

例えばお風呂に入るとか、栄養がつくものを食べるとか、しっかり寝るとか。この辺りは基本的な方法もあってか、あっさりと体調が改善することも割と多い。

 

しかし、最近になって、別にこのアプローチが万能薬ではないと感じるようになっている。効果がある人も、そうでない人もいるという、当たり前のことに気づいたのだ。

 

僕は確実に、20代の頃は「効く側」だった。しかし30代に入り、圧し掛かるストレスの質も20代の頃から変化したのもあってか、効くケアの質も変わりつつあるらしい。

 

以下そんな仮説を、一旦自分事として整理していく。

 

 

心の疲労をどう抜くか。

 

この2週間ほど、仕事が立て込んでいて、慢性的な疲労感が抜けず、やる気が出ない状態が続いている。だから色んなケアを自分に試し続けている。

 

しかしその効果はどこか限定的で、何をしても朝はダルいし、気持ちにハリは出ないし、筋トレや運動をしようという意欲さえ、まるで湧いてこない。

 

だから考え方を少し変えた。例えば”体”に疲れが溜まっているのではなく、”心”が疲れているのではないか?そういう問いを自分に入れてみる。

 

バイアスがかかっている気がするが、今の自分の体感としては、やはり肉体が疲労している際に表面化するものより、精神が疲弊している際に表面化するものの方が多い

 

鬱病に突っ込みつつある人に出てくる身体への特徴をChatGPTに尋ねてみたが、結構合致しているとも解った。だから、ケアの仕方も、自然と変わってくるわけで。

 

ということで現状として、体の疲れはほぼ取れていると判断し、ここからしばらくは心のケアに重点を置くことに決めた。

 

それこそ身体の怪我で言えば、安静にすることで炎症自体は治ったが、動かさないことで筋肉や関節がガチガチになっているようなものだと捉えている。

 

同じ「痛い」という刺激を受けるにせよ、そのメカニズムや段階が異なっている。今の僕も、多分そんな感じじゃないかと納得しつつある。

 

実際、先週は朝のルーティンを犠牲にしてでもひたすら寝たし、サプリメントもたくさん摂った。だが、期待したほど、良くはならなかった。

 

しかし、多少根を詰めても、溜まったタスクリストを猛然と消化したときの方が、結果何故か元気が出たし、心身も軽くなったし、食った飯も酒も美味かった

 

これらの事実を組み合わせても、やはり今の僕に必要なのは身体の安静ではなく、如何にして心を軽くするかというその一点にあると言って良さそうである。

 

・・そういえば僕は、診断こそ出ていないがASDの気質があるかもしれず、マルチタスク状態になると、脳のパフォーマンスが激烈に落ちてしまう

 

例えば今はブログを書いているが、ここに更に突発的な電話や声掛け、ゴキブリの出現なんかが同時発生したら、僕は恐らく瞬間的にフリーズするだろう。

 

それくらい僕はマルチタスクに弱いのだが、よくよく思えば今の状況はまさに、考え事が多すぎて、パソコンでいうCPU使用率100%の状態が続いているようなものだ。

 

自分の現状をPCに置き換えると、理解が進む気がする。今の状況はプログラムを立ち上げすぎて、ビジー状態になっているだけだとするなら、何をするかは簡単だ。

 

いくつかのプログラムをシャットダウンする。デフラグメンテーションを行い、無駄な澱のようなものを取り除く。同じことを、自分の脳に対して行えば良い。

 

そこまで考えた後で、ChatGPTに相談した。心の疲れって、どうすれば取れるのか、と。ものの数秒で、答えが返ってきた。

 

鉄板の方法なのだろうが、「筆記開示したらいいよ」と教えてくれた。こんな風に自問自答しながらするといいよ、という問いも添えて。

 

だからちょっと腰を据えて、自分の頭の中の澱に向き合ってみた。一つ一つの不安というプログラムを可視化し、突き止めて、右クリックして、プロセスを終了する。

 

結果、久しぶりに「あぁ、なんかラクかも」という体感を得られている。いくら寝ても飯を食っても得られなかった安らぎを、確かに感じる。

 

この2週間、全身のだるさを感じながらも騙し騙し過ごしてきたが、どうやら暫定的な結論として、身体より頭の方が疲れているっぽい。

 

ということで皆さんも、寝ても食べてもなかなか消えない疲れを感じた時は、体のケアだけでなく、心のケアについても、仮説を立てて考えてみると、良いのかもしれない。

 

それでは今日はこの辺で。

 

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