精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

本番に”弱い”生徒の勉強法を3つ紹介する。

安河内哲也先生が本で書いていた通り、「エポケ!」と10回脳内で叫んだら、悩み事が止まりました。すげぇ。判断保留中の中元です。

 

はい。定期テスト真っ最中という昨今だが、皆様が受け持っている生徒は、その対策について順調に進んでいるだろうか

 

僕のところはどうかというと、結構二極化というか、「多分本番も大丈夫だな」と思う生徒と、「あ、テコ入れしよ」と思って声を掛けた生徒に、綺麗に分かれている

 

正直、本番に強いか弱いかというのは、生まれ持ったメンタルが豆腐か否かより、日頃からどんな練習を積んできたかにかかっている

 

そして本番に弱い生徒は得てして、共通する勉強への取り組み方が見て取れる。やはり、失敗はサイエンスということだろうか。

 

ということで今日は、本番に弱い生徒がやりがちな学習法を3つに絞り、ご紹介してみようと思う。

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【同業者向け】塾講師とは、日々「後知恵バイアス」との戦いである。

1日9~10コマも授業ができていた頃が、遠い夢物語のように感じる中元です。

 

はい。いきなり変な質問だが、「後知恵バイアス」という言葉を聞いたことはあるだろうか。

 

言葉はやや学術的だが、その意味するところは極めて身近な話である。乱暴に言えば、「出来事が起きた後で、それを予想できたはずだと思い込むこと」だ。

 

自分事でいうなら、雨が降らないだろうと高をくくって外出したら、思い切り雨に打たれて、その判断をした自分を責めるのもそう。

 

また、野球の試合を観戦中、監督が代打を出したらその選手が凡退したのを見て、「俺なら別の選手を送ったのに!」と吠えるのも、いわば後知恵バイアスの一つである。

 

そして塾講師というものは、つくづく思うのだが、後知恵バイアスという存在を知らないと、他人に振り回されるし、心はブレるし、指導に一貫性も無くなっていく

 

実際、このバイアスを知るまでは、そこそこキツい時期もあったが、今はこの言葉を知ったことにより、それだけで心が楽になる感覚もかなりあったわけで。

 

ということで今日は、塾講師なら気を付けたい、「後知恵バイアス」との向き合い方を考察していこう。

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【同業者向け】無意識にやっちゃう暇つぶしは、99%脳に悪い。

素晴らしく楽しい夢を見たはずなのに、起きたら記憶から全て消えていた中元です。口惜しや、口惜しや。

 

はい。どうでもいいのだが、今日は久しぶりに、仕事中に暇な時間が生まれてしまった。どれだけ考えても、喫緊のタスクが無い。なんかこう、落ち着かない。

 

落ち着かないので、半ば無意識に、自分の脳が作り出す独り言に、意識を向けることになる。そしてその声に従い、ぽけ~っと色んなことを考えたり調べたり。

 

・・・そんなことをしているとき、ふと気が付いた。

 

「俺は今、脳のリソースを思い切り無駄遣いしてねぇか?」

 

・・・そんな仮説を基に、少し考えたところ、また気が付いた。

 

「むしろ、暇つぶしに自分がついやっちゃうことって、つまり脳のリソースの無駄遣いじゃないか?」

 

そうやってもやもやしている内、自分の中で確信した。

 

狙ってコントロールしなければ、暇な時間が生じる度に、俺という人間は、脳に悪いことをついやってしまう!!

 

今日はそういう、人間の不思議な性質に対して、警鐘を鳴らしたい。

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【やる気スイッチの押し方を教えてください!!】生徒や保護者から直で聞かれた質問と、僕の回答まとめ Vol.19

玄関に置いてある酒の空き瓶の量に慄然とする中元です。(ビーフィータージンのでっかいやつとジン翠が、合わせて7,8本くらい)

 

はい。Q&Aのネタが、中途半端に1つだけ余っていた。どうしたもんかと放置していたが、頑張れば文字数的にイイ感じになりそうと判明。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

ということで今日もまた、質問に対する答えを文字に起こして、それをベースに記事を書いてみる所存である。

 

ちなみにテーマは「やる気スイッチ」に関するものだ。やる気が出ない、そしてそれによって困っている人には有益だと思う。では以下、本題である。

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【論理的思考力】と【ワーキングメモリ】の、切っても切れない関係を考える。

最近の調べ物のメインテーマは、「いかに肌に優しくヒゲを剃るか」という中元です。

 

今日は、何かと話題になるがつかみどころのない、【論理的思考力】について掘り下げた話を書いてみようと思う。

 

この考え方を一言でいうのは難しいのだが、Aという情報とBという情報から、そこに無いCという、新たな情報なり答えなりを生む力ではないかと思う。

 

某漫画の例で行くと、「ドアノブが上がっている」「シャープペンの芯が折れている」という事実から、「誰かが部屋に入って何かした」という答えを出す感じだ。

 

このスキルが重要なのは疑いの余地が無いが、では果たして具体的に何をすれば鍛えられるのか、何ができればテストの点になるのかは、やはりつかみどころがない

 

僕自身も結構調べてみたのだが、「まだまだ研究が途上っす」という話ばかりであり、今後の科学の発展が待たれる状況らしい。

 

さて。ということで今回は、調べた結果わかった現時点の仮説と、僕自身の経験なり体験なりを、一旦組み合わせてまとめておく。

 

つまり僕自身の備忘録というか脳内整理の記事なので、軽い気持ちで読んでいただきたし。ではいこう。

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【同業者向け】「はたをらくにする」という心構えは、人に押し付けたらあかん。

普段はメガネなのですが、コンタクトに本当になんとなく切り替えたところ、まだ3人にしか気付かれていない中元です。

 

はい。今日は愚痴1割、自戒9割で、ちょっと記事を書く。皆様は、「働く」という言葉の語源について、聞いたり考えたりしたことはあるだろうか

www.nailtat.com

 

僕自身は、「傍(はた)を楽にする」という語源が嫌いではない。人間社会を円滑に回す基本理念であり、これはすごくその通りだと考えているほどだ。

 

すごく初歩的な例だが、掃除が下手で料理が上手な人と、掃除が上手で料理が下手な人が結婚したら、得意なことをお互いにやってあげれば、多分上手くいくのと同じだ。

 

だからこそ、この考え方を大事だと”思う”のは悪くないことだと思う。本当にそう思う。しかし、だ。

 

これを人に押し付けることには慎重派だし、むしろ、してはいけないと考えている。

 

今日はそんなお話だ。

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【英文読書ルーティン日記100🎊】"Barack Obama A Pocket Biography of Our 44th President "読書感想ブログ完 ~読了、あと次の本について~

夢の中で何かへダイビングした中元です。どこからどこへ?

 

はい。いよいよこの伝記も、電子書籍あるあるだが、謝辞・出典のコーナーに入り、一気に終わりが見えてきた。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

次の本も、今この部分を書いている時点では、何も決めていない。興味があるものはあるのだが、それがそもそも電子書籍化されているのか、否か。

 

ということで終わりが見えた以上、一気呵成に読み切ってやるべし。では以下、本題である。

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