精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【小ネタ】退屈気味な『インプット』を『アクティブ』に学ぶ簡単な方法を、1000字くらいでまとめてみる。

『勉強って何?』と生徒に訊けば、『ノートにまとめる!』のと同じくらいメジャーな答えが、『テキストを読む!』というものである。

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だがこの勉強法だと、過去散々書いてきてる『ラーニング・ピラミッド』によれば、記憶定着率はたったの10%だ。

 

どうせなら、一工夫して、『アクティブ』に読書をしたいし、させたいはず。

 

ということで今日は、一風変わっているものの、自分で試しても『スゲェ!』と思う『読書(もといインプット)』の方法を、軽くまとめてみる。

 

 

 

区切りの良いところで思い出し。

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例えば一章ごとでも段落でも、テキストの見開きでもいいので、そこまで読んだら手を止めて、内容を思い出す。

 

本当にこれだけで、頭への残り方は段違いに変わる。(体感だが、5倍くらい違うかも)

 

これは科学的にも効果が認められた方法の1つであり、手軽さもあって、まずはこれを生徒に伝えるのがベターだと思う。

 

目次で前日の内容を復習。

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テキストをただ再読するだけでは効果が薄いのは、もはや常識レベルになりつつあるそうな。

daigoblog.jp

 

だが、繰り返さなければ人は忘れる生き物なので、上手いところの折り合いは付けれないものか。

 

そう考えて僕が最近実践しているのが、本を読み進める前に、

 

前日読んだところの目次だけ読んで、出来る限り内容を思い出す

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というものだ。

 

これで期待できるのは、『自分の言葉で物事を説明する言語化』と、『ほとんどない取っ掛かりを基に思い出す想起』の要素。

 

つまり、『アクティブラーニング』である。

 

少しだけ難易度が上がるが、頭へガッツリ効く方法なので、ぜひ試してほしい。

 

ミニクイズ化。

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僕はただノートに書き写すだけの勉強法を撲滅したいというスタンスだが、使い方を誤らなければ話は別

 

こちらでも紹介されているが、『自分で自分にクイズを作っておく』のは非常に面白い。

aenboo.net

 

例えば、参考書等を読んでいて引っかかったところや、強く覚えたいところは、ノートに以下のように残しておく。

 

『比較優位論』とは何か?どんなメリットがあるか?

 

八月十八日の政変とは何が引き金で、最終的に何の事件を引き起こしたか?

 

等々。次の日に、そのクイズに答えられるかをチェックするのだ。

 

無理だったら、素直に再読すればOK。(ただ、この時点の再読は自分なりに疑問を持ったそれなので、きちんとアクティブである)

 

終わりに。

 

本当はもうちょい語りたかったが、あくまで『簡単な』のに絞ってみた。

 

たかが読書、されど読書。方法一つで全く効果が変わるので、だまされたと思って試してみてほしい。(生徒にオススメする前に、自分が試すのがベター)

 

では今日はこの辺で。