精神年齢9歳講師のブログ

"よいこ"のレールの外から、教育や勉強を見つめるブログ。(勉強法も紹介するよ)

【講師のネタ帳】オリジナルの社会プリントが評判良かったので、何をしたかシェア。

常日頃からアクティブラーニングについて考えているし、どうすればそれを生徒に落とし込めるかも、ずっとトライアンドエラーを繰り返している。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

僕は僕が試してきた学習方法は『効く』と自信を持っているし、それを噛み砕いて伝えているという自負もあった。しかし、なかなか定着する様子が無い。

 

となれば、現実から手段を変えろと通告されているに同じだ。だから、前提から見つめ直して、別の手段を考えてみた。

 

僕が社会の学習を通じて伝えたいのは、『インプットの重要性』だ。丸暗記で戦えるような問題は、今後絶対に減る。機械がすればいいからだ。

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ただの丸暗記と、応用が利く暗記の違いは、インプットの仕方にある。『答えから問題を思い出したり、知識1つ1つを結び付けたり』という感じだ。

 

―ここで気付いた。この考え方、僕は体験があるから実感があるが、生徒からすれば抽象的なのではないか?

 

こちらの言いたいことを伝えるには、言葉にするだけじゃなく、実演したりさせたり、他にも手段があるじゃないか。わかってくれるだろうという信頼という名の怠惰。

 

つまり、そういったインプット法が勝手にできるような教材を作れば、僕の言いたいことが伝わり、実践する生徒が増えてくれるのでは

 

そう思ったので、早速実験することに決めた。そしてそれは結構よかった。

 

だからまだホットな内に、ここにシェアしたいと思う。

 

 

導入:テキストの問題演習。

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まず導入として、『フツーのインプット』を準備運動として行った。まぁ、授業のテキストの問題を15分ずっと解かせるだけ、である。

 

ここで言う問題とは、『征夷大将軍に任命され、鎌倉幕府を開いた人物は誰か?』→『源頼朝』とかそんなレベルである。

 

さて。僕が工夫してみたのは、こっから先のお話。

 

実践:語句の説明問題。

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ここからは作ったプリントを配布。と言っても、何も難しいことは無い。

 

例えば、問題には『源頼朝』としか書かないでおく。そして回答欄には、『その説明をしてください』とだけ求めるのだ。

 

『悪党』って何?『後鳥羽上皇』ってどんな人?そんな風に、僕が質問せずとも勝手に質問されるような用紙を渡し、解かせてみた。

 

すると、社会が普段は得意な生徒も頭を抱えて考えていた。情報量が多ければ多いほど、まとめるのは難しい。好例だろう。

 

―しかもそれだけではない。プリントの右半分は、こんな問題を用意。

 

後鳥羽上皇』と『承久の乱』という言葉を使いながら、『六波羅探題』が設置されるまでの流れを書きなさい。

 

元寇』と『後醍醐天皇』という言葉を使いながら、『鎌倉幕府』が滅亡するまでの流れを説明しなさい。

 

・・・この時点で、生半可な勉強しかしていなかった生徒は脱落していった。しかし、それでも食らいついてくる奴らはいた。

 

もちろん、これで手を緩めたりはしない。プリントの裏はほぼ丸ごと白紙にして、最後にこんな問題をぶち込んでいる。

 

『あなたは社会の先生です。次回、鎌倉時代をテーマに授業を行います。あなたなら、どんなものを黒板に書きながら、どんな説明をしますか?自由に書いてください。』

 

的な。ここまでくると、ほぼ全員がギブアップ。一人だけ楽しそうにモリモリ書いていたなという印象である。

 

ちなみに宿題は、『板書の完成』にしておいた。どういうものが出来上がるか楽しみである。

 

てなわけで今日は紹介記事だったが、自分がおススメしたい学習法があった際、それを自動でできるような教材を設計できているか、考えてみるのもアリだと思う。

 

そのヒントになっていればウレシス。

 

では今日はこの辺で。

 

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