今日はこんな英語の記事を読んだ。
単語も文法も平易な部類であり、読むだけなら数分で終了。だが、参考になる情報は結構あったと感じる。
そこで今日は、数学嫌いな人や、そんな人が身近にいる方に向けて、ざっくりした和訳と僕の私見を添えて、この内容をご紹介してみる。
- 1.解け、解け、とにかく解け!!
- 2.間違えた箇所を振り返ろう。
- 3.『基本公式』をマスターするべし!
- 4.疑問点は必ず解消する。
- 5.集中できる学習環境を創れ!
- 6.数学用語をまとめたノートを作ろう!
- 7.実際の生活に当てはめよう!
- 終わりに。
1.解け、解け、とにかく解け!!
何かを読んだり、説明を聞いたりするだけで数学の成績を上げるのは不可能だ。まずは本腰を入れて問題を解け!
試験本番前に、何問解いたか、何種類の解法を試したかが勝負を決めるのだ!
この現実から逃れる術はない。さぁ、たくさんの問題に挑むべし!
これはぶっちゃけその通りだろう。応用問題はさておき、加減乗除の基本ルールなんかは、何度繰り返したかが勝負を決める。
野球で言うところのバッティングフォームや、ピッチングフォームといった基本動作みたいなものだ。
適切なやり方を学んだら、後は実践あるのみだ。
※効率よく反復練習を重ねたいのなら、この記事が参考になると思います(ステマ)
jukukoshinohibi.hatenadiary.com
2.間違えた箇所を振り返ろう。
問題に取り組む際は、それぞれの解法の流れをきちんと追えているかが大切だ。(つまり途中式も書き出そう)
もし間違えた箇所があれば、そこをきちんと突き止めておくこと。(例えば符号ミスをやらかしているとかそんな)
自分の弱点を把握しておくことは、数学に強くなるだけでなく、将来のミスを激減させるぞ!
―よく『見直しをしろ!』みたいなことを言われるが、実はそれはアバウト過ぎて微妙だ。
自分がよくミスをする箇所を把握しておけば、そこだけ意識を向ければいいので、負担も時間もグッと減る。
例えば僕も、英文を書くと、時制をよく間違える。(実際準1級のライティング時も2つミスっていた!)
自分がミスをする箇所を知っておくことは、恥ずべきことでも何でもない。だからこそ、途中式も消さず、丁寧に解法プロセスも検証しよう。
3.『基本公式』をマスターするべし!
解法の丸暗記は愚の骨頂、それはコンピューターの仕事だ。
長期的視点に立てば、どういうロジックで解法が流れているのか、証明は何かといった、プロセスをきちんと"理解"しておくのが大切。
覚えておこう。数学とは『積み重ね』の学問だ。
その基本がぐらついていると、先へは進めない。基本公式をマスターし積み重ねていくことこそが、上達への道なのだ。
―僕は昔、とある有名な数学講師の映像授業を受けていた。その講師も、とにかく『解法の流れ』と『公式の証明』に力を入れていた覚えがある。
不思議なもので、それを繰り返すと、調子がいいときはセンターで7割を超えることもあった。(ただし本番は爆死)
プロセスの理解は、それくらい学習効果が高いということだろう。
ここを普段の学習するには、『証明を読む』だけでも良いそうだが、例えば『教えるつもり勉強法』を取り入れるのも面白い。
効率を重視しすぎると、数学は詰む。ここも丁寧に教えよう。(そして学習させよう)
4.疑問点は必ず解消する。
あなたは疑問点に長いことつまずくと、そこをおざなりにして次に行くかもしれない。それは一見自然なことにも思える。
だが、意識してそれは避けよう。その代わり、時間がかかっても、その疑問点をクリアにしよう。
不明点がクリアになったとき、そこを足掛かりに残りの解法を閃くことさえあるからだ。
絶対に覚えておこう。数学とはそもそも、極めるのに忍耐と時間を必要するものである。
例えば数学が得意な友達に、迷惑にならない程度で質問をしてみるのも良いだろうね。
―ぶっちゃけこれは性格の問題ともいえる。例えば僕は、微分ってつまり何なのか、未だによくわからない。
ただ、こういったあやふやな個所が特に気にならない上、別に点数のハンデにもなってないなら、過度に気にしない方が良いかもしれない。
(実際それでも、僕の微積の点は割と良かった)
尚、気になった結果先に進めない場合や、ゆくゆくは長大な文章問題を解く必要がある場合は別だとは言っておく。
5.集中できる学習環境を創れ!
数学とは、他の科目より高い集中力を要する科目だ。そのため、集中できる環境を如何に用意するかがカギになる。
―という旨だが、この後は『音楽を聴きながらとかオススメだ!』みたいな眉唾な話が載っていたので割愛する。
この本に載っていたが、どうやら『自然音』以外の音は全て、学習に悪影響だという。
集中できる環境も、創るよりそこに行く方が楽だし効果的なので、例えば学習時は図書館や静かなカフェなどに出掛けるようにしよう。
6.数学用語をまとめたノートを作ろう!
数学とは専門用語を多く含む学問であり、最初の覚える段階で少々骨が折れる。
だからこそ、わからないことをすぐに参照できるノートを作っておこう!(数学用語の意味だけでなく、基本的な使い方も添えること!)
・・・これはぶっちゃけ、すでにまとめてくれた本が市場に数多く出回っているので、素直に時間をお金を出して買ってしまおう。
一応僕の周りで評価が高い参考書を、少し紹介しておく。
7.実際の生活に当てはめよう!
数学とは非常に抽象的な学問だ。
だからこそ、日々の疑問や問題に活かせないかを考えることで、違った観点から考えをまとめることもできるだろう。
例えば論理を積み重ねて、身近な出来事の将来を予測してみるのも、数学的にはアリだ。
宝くじを買うべきか否か?このギャンブルに伸るか反るか?
こういった分野で、数学を使ってみよう!
これは難しい・・・。そもそも抽象的なのだから、現実世界にはなかなか相容れないはずである。
考えを統合するのが目的なら、特定の難問の解法を複数覚えるなどの勉強の方が効率的だと感じる。
終わりに。
ということで、参考になればということでざっくりと紹介してみた。
どうにもとっつき辛いのは、多分学習する際だけでなく、指導する際も同じ。何かしらのアドバイスになっていればありがたし。
では今日はこの辺で。