精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【小ネタ】深い集中状態に入りたいなら、【簡単な問題を5分解き続ける】とよさげ。

起きてすぐは「酒を今日は飲むまい」と思うのに、夕方くらいになると「酒飲みたい」に変わるヤバい男、中元です。情けない狼男状態。

 

さて。夏季講習の繁忙期に突っ込んだが、その中でもしなければならない作業は山積みだ。その中には、正直何から手を付ければいいのか不透明なものもいくつかある。

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それらを切り抜けるためには、深い集中状態にさっさと入り、その間に効率よく処理しないとならないため、必然的に集中力について調べることが増えた。

 

そして今、ある方法が僕には効果的だとわかったので、それをレギュラーで毎日バリバリ採用しているところだ。

 

結構簡単なのもあるので、エビデンスはちょっと見つからなかったが、参考にどうぞということで紹介しよう。

 

 

強いて名前を付けるなら、【テイクオフ学習法】?

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この学習法にしっくりくるイメージを考えてみたが、100%ぴったりくるものは見つけられなかった。

 

本当に強いて言えば、飛行機が離陸する瞬間の感じに似ている気がするので、仮称として【テイクオフ学習法】と名付けておく。

 

やることは死ぬほど簡単だ。すぐに終わる課題から学習を始める。それだけだ。

 

例えば僕の場合は、手帳を広げて、【〇〇さんへ引継ぎをする】【授業プリントを印刷する】といった風に、やろうと思えばすぐ終わる作業をまずは行うという感じだ。

 

時間で言えば、5~10分程度は、ひたすらその性質の作業に集中する。そしてできる限り早く終わらせることを心がけよう。

 

その作業を経た後で、腰を据えて取り組むべき課題に挑むと、結構集中が深まった状態でそれに取り組むことができる。

 

体感値だが、いきなりそれをやるより、1.5倍くらいは集中して取り組めるとさえ感じているほどだ。

 

―これを学習に置き換えるとどうなるか?もう少し詳しく説明する。

 

数学の勉強をするのなら、超基本レベルの計算問題をまずは5~10分程度解く。英語の勉強をするのなら、単語アプリを5~10分程度解く。こういう具合だ。

 

大事なのは、全力で集中しなくても解けるレベルの問題を用意することである。そういう意味で、予習に当たる学習はあまり向いていない

 

勉強をする際、ルーティン的な行動を用意することは大事だとよく言われる。では、そのルーティン的な行動は、何がオススメなのか?

 

僕はこういう風に、あまり頭を使わない作業から学習を始めることだと思う。慣れてくれば音読学習などでもいいが、それは力量次第だと思う。

 

では、テイクオフ学習法にオススメの教材は何なのか?

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では、その学習法を使うためにオススメな教材は何なのか?性質を考えると当然なのだが、一問一答形式の問題集がそれになる。

 

できれば、見開きの左ページが問題、右ページが解答になっているものが望ましい。(最近はほとんどがそうなっているんだけれどね)

 

それに絞って紹介しようと思ったが、非常に大量のそれが販売されているので、ぶっちゃけ本屋で立ち読みして、8割程度解けるレベルのものを推奨する。

 

難しすぎれば集中を深める邪魔になるし、簡単すぎればすぐに飽きる。この辺は主観的にどうしてもなってしまうので、トライ&エラーを試してほしい。

 

終わりに。

 

では、これを日頃の学習なり授業なりに応用するとどうなるか?授業の頭を5分程度、簡単な問題の演習にいきなり充てるってのはどうだろうか。

 

「よし、着席。テキストの〇ページを開け!今から5分、無心で解くのじゃ!はい、GO!!」

 

という感じ。試しに今日の集団授業で試してみますねー。

 

ということで今日はこの辺で。

 

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