精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

「僕の哲学が宿った校舎」という目標に、愕然とするほど辿り着けていない。

このブログは、強いて言えば未来の自分に向けて書いている。それが結果誰かの役に立てばいいかなという思いもあるにはあるが、実はメインではない。

 

だからこれも、ある意味未来の自分に向けた手紙に近い。というより、過去の自分から渡された宿題の、答え合わせといった方が良いかもしれない。

 

さて。去年の今頃の記事を読み返すとよくわかるのだが、僕は当時、色々あって強く独立を意識している。そして秋口には、実際に役員の方々への談判にも至っている。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

それからなんやかんやあって今の立場に落ち着いているが、当時の僕が抱いた不安感や違和感は、今も心の奥の方で渦巻いているのを感じる

 

しかし、そのもやもやをガソリンにして、今の自分がガツガツと仕事に邁進しているかと言われれば、かなりダウトだ。

 

むしろ、ある意味安定した現状に甘んじているのではないか。満足してしまっているのではないか。そんな不安さえ込み上げてくる。

 

あのとき立てた問い。僕が元々目指した塾とは何だったか。何をしたいからこそ不満を抱き、独立をしたいとまで思うに至ったか

 

あの頃の自分と対話しつつ、それでいて1年後の自分に新たに宿題を出して、その答え合わせをぶん投げるつもりで、現時点の僕のことを書き留めようと思う。

 

 

哲学が宿った場所。

 

よくボディービルダーの方の動画を観る。そして出てくる度に羨望の目で観てしまうシーンがある。

 

それは、その方が運営するジムが出てくる場面だ。熱量と哲学が充満した空間は勿論だが、それだけではない。

 

それに共感し、同じ空間で、各々の努力に邁進する人たち。そこでの交流を目にする度、言い知れぬ健全な嫉妬を覚えてしまう


僕は僕の哲学を込めた塾を創りたい。去年たどり着いたこの答えは、やはり間違っていなかったらしい。だからこそ、叶っていない現状ゆえ、嫉妬するのではないか。

 

のみならず、無意識下に刷り込まれた、本能と同化したモチベーションとして、しっかりと根を張っているようだ

 

では、僕が込めたい哲学はなにか。それについても、去年その答えは出した。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

学び合い、共有する。所属する全員で、問いと仮説と検証のサイクルを回す。相互に良いと思うことを観察する。それをコミュニティにまた共有し、新たな学びへと繋げる

 

久しぶりに自分が決めたフレーズを引っ張り出して並べてみたが、大枠で間違っていないものの、満点回答から程遠いとも、同時に思ってしまう。


しかし、こういう抽象的な夢を語ると、心が熱くなってくるのを感じる。ただ、抽象的ゆえ、現状やはりただの画餅だ。

 

その解像度を上げて具体にしていくことが、この一年の課題だった。それは振り返ると、どこまで到達できたのか。

 

頭を抱えそうになったが、「忙しい」という思考停止ワードに呑まれ、その作業に腰を据えて着手できていない。思えば思うほど、そのことを痛烈に実感した。

 

足りないのは、覚悟か、体力か、作戦か、素質か。最後のヤツは救いがないので一旦除外するとして、前者3つはいずれも到達しているものが無い気がする。

 

特に覚悟を決めるのが難しい。僕の中では、「ここまで言ったら再度直談判だ」という独立のラインは設定しているつもりなのだが、それが現実的なのかが怪しい。

 

「頑張ればできる」という、つまり「できない」ということを良い風に言い換えただけの状況に、自分も陥ってしまっているのではないか

 

僕の覚悟には、期限と作戦が不足している。だから、必然的に粘りや必死さも生まれない。すなわち、覚悟とは、体力と戦略と期限の集合体なのではないか。

 

書きながら新たな発見に行きついてしまったが、とりあえず僕はまだまだ、1年前の僕が出した宿題に、手も付けられていないも同然なのが現実だろう。

 

人間的な課題も、能力的な課題も山積だ。勉強が不足しまくっていることも承知しているし、同時に体験・経験もまるで足りていない。

 

それが分かっているのに何もしてないも同然という体たらく。些細な努力は無風に等しい。すごく後悔ばかりが募る。

 

とはいえ、自責ばかりに終始するのも無責任極まりない。ここから行動に繋げて成果を出し、色んなものをねじ伏せねばならない。

 

1年後の僕に、その答え合わせは委ねたうえで、また積み重ねられるものをそうしていく次第である。

 

ということで今日はこの辺で。

 

 

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