精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

ChatGPTに「理想の学習塾を創る方法」を聞いて、愚直に答えてみた。

ChatGPTは、その使い方をまとめた本を買ってみるなどして、自分なりに日々の仕事に活かそうと、なんやかんやで触ってきたつもりだった。

 

しかし、実はChatGPTとは、もっと対人間の雑談チックに質問を重ねることができ、本当にカウンセラーと話しているかのような使い方もできるのだと、最近知った。

だから抽象的なテーマもそのままに、時にはただの愚痴みたいなことも書き添えながらChatGPTとやり取りをする時間を毎日作っているのだが、これがとてもイイのだ。

 

例えばアイデア出しに呻吟していたときも、ChatGPTから出されたアイデア話し合いながら修正するのを繰り返したら、10分くらいで良いのがたくさん出てきたほどだ。

 

一人で考えていたら思いもつかなかった観点が、ときには荒唐無稽な角度や距離から入ってくるのも、考え方によってはすごく有難いことである。

 

―そんなChatGPTに今日、思い切って、「自分が理想とする塾をもっと言葉にしようと思ったら、どんな問いかけをするのがいい?」・・みたいなことを相談してみた。

 

すると、すごくボリューミーな質問のリストを提案されており、確かにこれに答えれば、自分の深層心理がもっとはっきり見えそうだと直感している。

 

今日はそんな、ChatGPTから出された宿題を実行する記事である。

 

 

ChatGPT「あなたの理想の塾とは・・・・」

 

ということでここから、どちらかと言えばスパチャの質問に答えるようなテンポで、ChatGPTが作ってくれた質問に回答していこうと思う。

 

Q1:学習塾での成功体験は何ですか?学習塾でどんな成功体験をしましたか?その成功体験が、あなたにどんな影響を与えましたか?

 

高校・大学に受かったこと。長期間の努力が結ばれるという経験値を得られたことで、成果が出ない間に投げ出すといったメンタルになりにくくなった。

 


Q2:学習塾で困った経験や不満に感じたことは何ですか?どのような困難や不満を感じましたか?その困難や不満をどう解消したいと思いましたか?

 

自分が使っているやり方が正解なのか分からず、ずっと手探り状態だったこと。単元の解説よりむしろ、参考書の使い方等の学習”法”をもっと知りたかった。

 

Q3:学習塾での一番楽しかった思い出は何ですか?どんな活動や出来事が楽しかったですか?その思い出が今のあなたにどんな影響を与えていますか?

 

本当に何気ない授業の一幕。別の生徒の天然な発言や、難しい問題が分かったとき、褒められたとき。あとは授業以外のイベントが楽しかった。

 

今の自分に与えている影響としては、「教える」「わかる」「できる」のを重視しつつも、それ以外の楽しさをどう生むかを考える癖が勝手についたと感じている。


Q4:学習塾での一番印象に残っている先生や講師は誰ですか?その先生や講師のどんなところが印象的でしたか?その経験があなたにどんな影響を与えましたか?

 

中学の頃は、その先生も分からなかった問題があった際、ずっと考えてくれて、しばらく経ってから教えてくれたこと。素直に嬉しかった。

 

大学受験の頃は、定期的にこちらの進捗やメンタルを確認してくれて、道筋を示しつつも修正してくれた、校舎長が凄く印象に残っている。

 

その結果、教えるのは究極AIでもいいが、一人一人の目的と現状を繋ぐ部分のメンテナンスこそ、人間たる講師の仕事ではないかとすごく感じるようになった。

 

Q5:学習塾で学んだことで、今も役立っていることは何ですか?どんな知識やスキルが現在でも役立っていますか?それがどのようにあなたの生活やキャリアに貢献していますか?

 

説明文・物語文を読解する際のコツ。これは感情論的に物事を考えなくするためにすごく有益な方法だと感じており、日常生活においてもすごく役立っている。

 

Q6:学習塾で友人や仲間との交流はどうでしたか?どのような友人や仲間と出会いましたか?その交流があなたにどんな影響を与えましたか?

 

自分が逆立ちしても受からない大学を本気で目指すガチ勢をはじめ、目的・目標があって、一生懸命勉強することを肯定する人たちに出会えたことが、物凄く大きい。

 

やはり結局、どういうコミュニティに属するかが、頑張れるか・頑張れないかを決めるんだなと、そのときから納得するに至っている。

 

Q7:学習塾に通うことで得られた一番大きな価値は何ですか?学習塾に通ったことで、どんな価値を得ましたか?その価値が今もあなたの中で生きている理由は何ですか?

 

やはり、自分が通っていた中学・高校とは全く異なる環境に身が置けたこと。それによって、頑張ることが当たり前になれたし、世界は一つではないと学べたため。

 

・・・と、ここまで答えてみると、途中で質問の性質が変わっていることに気が付いた。ということで一旦項を分けて、改めて答え直してみよう。

 

ChatGPT「あなたが理想とする学習塾を考えるための問いかけは・・」

 

 

Q1:理想の学習塾の環境とはどのようなものですか?

 

あらゆる参考書や問題集が揃っていて、静かな自習室があること。また、随時質問・採点・添削を依頼できるシステムが整っていること。

 

Q2:学習する場所や設備、雰囲気はどのようなものが理想ですか?

 

無駄な音、光、ニオイが無い場所。また、頑張っていない人間が視界に入らないところ。

 

Q3:理想の学習塾のカリキュラムや授業スタイルはどのようなものですか?

 

最低限の授業、長時間の自習、必要最低限の定期的なカウンセリング。

 

Q4:どんな科目やスキルをどのように教えるのが理想ですか?

 

国数英理社の5科目を、自分で再現性を持って自学できる状態で、教材も添えて伝えること。

 

Q5:理想の学習塾での先生やスタッフの役割はどのようなものですか?

 

メンター兼コーチ。

 

Q6:先生やスタッフに求めるスキルや態度、指導方法はどのようなものですか?

 

自分の知見・考え方・ノウハウを、生徒の現状・個性を観察し、カスタマイズして伝えること。自学のモチベーション付けを意識すること。

 

Q7:理想の学習塾での生徒同士の関係はどのようなものですか?

 

互いが互いの目標になること。

 

Q8:生徒同士がどのように関わり合い、支え合うのが理想ですか?

 

上に同じ。

 

Q9:理想の学習塾が提供するサービスやサポートはどのようなものですか?

 

Q3に似ているが、シンプルだが要点を押さえた授業、長時間の勉強が可能な自習環境、必要最低限の定期的なカウンセリング。

 

Q10:学習以外のどんなサポートが必要ですか?(例:カウンセリング、進路指導、メンタルケア)

 

定期的なカウンセリング。


Q11:理想の学習塾が目指すべき教育の目標は何ですか?

 

変化を歓迎し、学び続けること。そしてそれに楽しさを見出すこと。

 

Q12:学力向上以外にどんな目標を設定しますか?(例:自信の育成、好奇心の喚起)

 

部活でも趣味でも良いので、学業以外のことに学んだことを応用し、技能を高めること。

 

Q13:理想の学習塾が持つべき価値観や理念は何ですか?

 

講師自身も学び続けること。教える一辺倒ではなく、学び合う相手として接すること。

 

Q14:どのような価値観や教育理念を大切にしますか?

 

夢や目的を”その子が掴み取るまでの”お手伝い。最強のコーチ集団になる。

 

 

・・・というところまで答えてみたが、俯瞰してみると、自分の信念めいたものが確かに読み取れるように思う。

 

常々語っているが、僕はただ知っていることを教えるだけの存在に価値は無くなると思っていて、僕もそれに関しては決して例外ではない

 

そのうえで生身の人間が果たせる役割は何かというと、物質的に存在するこの世界にテコ入れすることがそうだと思っている。AIに肉体は無いからだ。

 

そう考えれば、最たるウリはやはり環境を整えることであり、頑張りたい人がそれに打ち込めるところを創るのが、僕の方針にして、これからの価値になると感じている。

 

そのためには、同じ志を持った生徒を集めるのは勿論だが、合わない異物を排除することもまた、僕の仕事になる。心の在り様を間違えたら、一瞬で鬱になりそうだ

 

過去の僕が、今振り返ればやってほしかったこと。まずはそこを起点として、改めて仕事そのものを見つめ直したいと、ChatGPTに教えてもらった一幕だった。

 

では今日はこの辺で。

 

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村