精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【要領のよさ】はどう鍛えればいいのか? ―要領の悪い僕がオススメするトレーニング3選。

意図せずして階段ダッシュを5往復やらされて心肺機能が死にかけている中元です。強くなりたい・・・。

 

さてさて。以前伝えたが、今は教育相談シーズン真っ盛り。ご家庭からあらゆる要望や悩みが飛んでくるハードな時期となった。

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そこで一番多い質問が、現時点だと【子供の要領が悪い】というものである。これは結構「あるある~」なのではなかろうか。

 

ちなみに、【要領がいい】とはどういうことか、辞書によると次のように書いてある。

 

  1.  処理のしかたがうまい。手際がいい。「ベテランらしく―・い」

  1.  手を抜いたり、人に取り入ったりするのがうまい。「―・いだけで実のない人」

 

2の方は若干ネガティブなニュアンスなので、親御さんは1の意味としてこの言葉を使っているのではないかなと感じる。

 

となれば、結構【要領】なるものの正体がつかめてくるし、実はトレーニング可能である。

 

今日は、要領が悪いながらも最近は要領が良くなってきたと言われる僕が、オススメの要領が良くなるトレーニング方法を3つ紹介してみようと思う。

 

 

毎日所要時間を5%ずつ短くする。

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まずやるべきことは、その作業に自分がどれくらい時間を掛けているかの把握だと思う。ストップウォッチを起動させて、いつも通りタスクに取り組ませてみてほしい。

 

例えばある課題に100分掛かっていたとしよう。次はこのタスクに、95分へカウントダウンのタイマーをセットした状態で挑むのだ。

 

それが間に合えば、今度は90分ちょいに設定する。(端数は捨てる)そしてまた次は、もっと短くして・・という感じ。

 

こうすると、近いうちに頭打ちが来る。時間内に終わらないタイミングが来るのだ。

 

そうなれば、「どうすれば短時間で終わらせられるか?」に意識が向くようになってくる。

 

これこそが、【要領のよさ】の基本中の基本の思考となるので、まずはそれを自然につかませることを狙っていきたいところである。

 

やることを5分で書き出す。

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要領が悪い人の特徴を、耳が痛いが紹介すると、大抵は「今しなくていいこと」に手を出しがちというのが挙げられる。

 

例えば試験週間に入ったとき、優先順位が最も高いのは勉強に決まっているのだが、なぜか部屋の掃除に力を入れてしまうのと似ている。

 

これを打破するには、いい加減な【脳】という秘書に任せるのをやめて、5分間延々とするべきことを紙に書き出すことを強く強く強く推奨する。

 

やはり、想定より圧倒的にやることが少ないケースがほとんどであり、しかも書いてしまえば何から取り組むべきかも丸見えだ。

 

癖付けるのが少し大変だが、机の上にそれ用のメモ用紙を置いておくなど、書き出すことの重要性は何度でも伝えたいところである。

 

【保護者向け】【要領がよく】なったらメリットがあるような取り決めをする。

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少しパラドキシカルな話なのだが、作業効率等を改善した結果本当に【要領がよく】なってくると、急に子供の学習に対する意欲が下がることがある。

 

この理由は超シンプル。その子にとって、手を抜いたほうが合理的という【要領がいい】判断をしているに過ぎないのだ。

 

例えば、アウトプットの質より、努力量(もっと言えばかけた時間)が評価されるようなシステムであれば、爆速で作業を終えることが合理的な選択では無くなり得る

 

「努力はすればするほど尊いんだ!」という価値観の中だと、早く終わらせればそれだけで怠惰の証とされ、罰されたり課題が増えたり評価されなかったりすることがある。

 

この場合は、「課題をさっさと終わらせたうえで終わってないふりをして時間を潰す」のが一番合理的な選択じゃなかろうか。

 

得てして、子どもが【要領よくならない】理由って、大抵は「そうしたところでトクがないから」というところに帰着するものだと思う。

 

アメリカとかみたいに、努力して学習を進めても飛び級で進級できるわけでもなく、強制的に横並びでカリキュラムが進む環境も一因なのかもしれない。

 

だからせめて、親と子の間では、【要領よくしたらトクするよ】という契約というか取り決めは、話し合いの上でした方が良いのではと思わされる。

 

それは別にアメでも鞭でも構わないのだが、例えば小学生の僕なら、学校の課題さえ終わらせればゲームし放題と言われれば、超勉強を効率化しようと頑張ると思う。

 

しかし、課題を累計3回サボったり、通知表の成績が悪かったり、模試の点が奮わなかった場合は没収というルールがあっても、多分僕は頑張ると思う。

 

これもまた広義のゲーミフィケーションである。大喧嘩になるリスクも正直あるが、その場合は第三者を巻き込んで話し合いにしても良いと思う。

 

やれば得する設計(≒報酬・インセンティブ)ってのは、俗的なことでもなんでもなく、人を集めたり乗り気にさせたりする方法の超基本なのである。

 

終わりに。

 

ということで、よく考えたらトレーニングじゃないことも含めて3つほど紹介してみた。

 

僕は最初こそ管理されないと色々できなかった人間だが、今はだいぶ自分とゲームを楽しむようなノリで、酒を一時期断ったり、がっつり痩せたりってことに成功している。

 

【要領のよさ】を鍛えるには、本人がそうすると得をするってことに気付くことが一番。

 

意外とシンプルな答えになって嬉しく思っている。

 

では今日はこの辺で。

 

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