精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【小ネタ】突発的な言動が多い生徒に対しては、【自動運転モード】で相手してあげよう。

偶然だろうが面倒ごとが決まった周期で連続すると、何かしらの共通する原因を考えますよね。中元です。

 

今日はワンチャン誤読を招くかもしれないのだが、私見ということで書くことにする。テーマは、【突発的な言動が多い生徒に対して、どう接するか】である。

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ちなみに【突発的な言動が多い】とは、ぼかして言えば「やんちゃ」であり、固く言えば「多動性がある」という感じ。

 

例えば例文に対していちいち突っ込みを入れるとか、話がすぐ反れるとかが、そのモデルケースといえる。(「なんで毎朝サッカーしおん!?」「そういえば昨日のテレビみた!?」等)

 

意外でもなんでもないが、特に集団授業においては、こういった唯我独尊タイプの扱い方を間違えると、学級崩壊につながる可能性があるのは周知のとおりだ。

 

だからこそ、この自由奔放な言動をどう処すかに、講師の力量はマジで問われる。それだけじゃなく、精神的疲労の大きさにも関わるので、必修の話だ。

 

―そんなタイプに授業をするにあたり、最近僕の中でしっくり来ている指導法がある。これは我ながら、ストレスもかなり軽減できる優れものだ。

 

なのでここでシェアしたいと思う。

 

 

名付けて【自動運転モード】!

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僕はそれを【自動運転モード】と呼んでいる。やっていることはPCにおける【セーフモード】にも近いのだが、細かいところはいいや。

 

心掛けることはただ一つ。決まりきったリアクションのみ返し、基本、枝葉末節は受け流すというスタンスだ。

 

このモードに入ったとき、僕は以下のプログラムのみで動いている。

 

質問→簡単に答える

 

私語→10秒で区切る

 

取るに足らない質問→スルー

 

集中切れ→「はい、やって」と言う

 

それ以外の私語などは話半分どころか、話二割五分くらいである。当然、「なんでこの子は勉強に関係ないことを・・・」といった自責はゼロ。

 

学習に関係ないことに取り合うから、制御がきかなくなるのだ。むしろそういった減らしたい行動に対するアプローチとして、積極無視という言葉さえあるほどだ。

 

しかも無視しているわけじゃなく、一応相手はしているので、そこは許してほしい。あと、このモードを発動する相手は、相当選んでいるのでご了承いただきたし

 

多動性が目立ったり、私語が多くなったり、関係ないことに気を取られ過ぎたり。しかも、一つの授業の中で、それが繰り返し目立つ。

 

つまりまともに相手をしたら超疲れ果てるし、かつクラスが荒れると判断した時が、このモードを使う唯一のタイミングである。

 

徹底的に相手をした結果、別に改善もなければ自分が疲れるばかりなら、身の処し方は変えてみることをオススメする。

 

一応念押し。無視とは全く似て非なるものなのでご注意を。露骨な無視は思った以上に生徒の心を傷つけるので、マジで気を付けよう。

 

ってことで今日は超短編だったけど、この辺でバイバイである。

 

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