何度か書いたことだが、僕は精神年齢が低い。
未だに『うんち』で笑っちゃうし、虫が苦手な生徒の付近にリアルな虫のおもちゃを置くという幼稚なイタズラも、スリルを感じて心が躍る。
生徒がオモロイと思うことは大抵オモロイと感じるし、未だに昆虫や魚といった生きものが大好きである。
そういうのもあってか、割と最近何度も、『精神年齢9歳』と生徒から言われている。しかも『わかる~』という他の生徒からの同意付き。
・・・しかし、開き直りでもなんでもなく、僕は精神年齢が低いことは、講師としてプラスに作用すると捉えている。
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だからこそ、僕の『幼稚さ』は、半分生まれつきだが、もう半分は意識的にやっているのだ。
今日はその『意識的にやってる部分』を、ビジネス書っぽくまとめてみようと思う。
- 子どもにウケていることは、肯定から入る。
- お気に入りサイトには『Wikipedia』を入れろ!
- 『仮説』は絶対に検証する。
- 飽きることを良しとする。
- 夢ができたら即叶えろ!
- 終わりに。 ~僕は女子に呆れられる30代になりたい~
子どもにウケていることは、肯定から入る。
僕もまだギリ若者のカテゴリだろうが、いつの世だって新しい時代は、歳が若い人が主となって引っ張るイメージがある。
となれば、【これから】を本能的に掴める子どもたちが熱狂するのもは、是非はさておき『正しい』を前提に見つめると、絶対に発見がある。
オトナが見ればしょうもなく見えるアプリもYoutuberも、子どもたちの心を鷲掴みにしている何かがあるから、あそこまで流行しているのだ。
『一体どこに面白さがあるのか?』というのを突き詰めれば、別のコンテンツでも応用は絶対に可能である。そして意外と、普遍的な教えを見つけることもまた多い。
子どもがハマっているモノは肯定を。シンプルだが大切で、かつ難しい価値観である。
お気に入りサイトには『Wikipedia』を入れろ!
僕は調べものが大好きである。気になった語句や、よく素性を知らない芸人などは勿論、もっと素っ頓狂なことも、閃いたら即調べている。
『あれ?室町幕府の二代目将軍って誰だっけ?』とか、『スタグフレーションって、不況下でインフレが進むことで合ってたっけ?』という疑問が、日常的に湧く。
それを調べないままスルーすることもあるにはあるが、大抵は即Wikipediaである。僕のスマホのお気に入りフォルダには、英語版と日本語版のそれが入っている。
疑問に思うことがあったら即調べる。こうして好奇心を持ち続けて、ガンガン満たすことを心がければ、精神年齢が老けていくのを防ぐことが可能である。
『仮説』は絶対に検証する。
気になることが出ても、調べれば『全て』解決する・・とはならない。検証まで行って初めて完了というケースもまた、多いのだ。
例えば『注意が散漫な子どもの意識を向けさせるコツ』があったとすれば、本当にそうか試さねばただのトリビア。
知って満足という状態を絶対に是とせず、『どうなるんだろう?』を原動力に、あらゆることを試してみよう。
―ちなみにそれをすることで、『ただの知識』が『オリジナルの経験値』に変わる。個性というものに難儀しているなら、どんどん色々試してみてほしい。
飽きることを良しとする。
一つのことにコツコツと打ち込めば、評価されたり高みに上れたりという時代は、多分ほぼ終わっている。
『肩書は3つ以上持て』と提唱するインフルエンサーもいるくらい、マルチに活躍することは今の世における必須スキルである。
となれば、一つのことに執着しすぎるのも考え物だ。特に、熱が冷めたのに惰性で続けている行動が多いときは要注意である。
僕自身、1000日以上毎日ログインし続けたモバゲーに、『おもんな』と気付いた瞬間即アンインストールしたことがある。
4年以上生活の一部だったモンハンも、大学に進学した際やる人がいなくなってそのままやめた。
その代わり、空いた時間で新しいことを始めることもできるので、僕は割と経験値の『種類』は多めなのではという自負がある。
飽きること上等。どれだけハマろうと、魅力が無くなってしまったのであれば、ポイポイと生活から捨ててしまおう。
夢ができたら即叶えろ!
オトナと呼ばれる年齢になって良かったことは、何より自分のケツを自分で拭けるようになったことだと思う。
例えば衝動買いで数万円をよくわからないアイテムに吹っ飛ばしても、僕は誰にも怒られない。僕がそれに対し、一喜一憂すれば終わるのだ。
だから、ふと『したいこと』を閃いた時、どうすればそれを最速最短で叶えられるかを常に考えるようにしている。
美味いハンバーグを食いたいとふと思ったら、セブンプレミアムのそれを買って帰れば早い。
そんな風な発想の転換を常にしていると、『夢は叶う!』というピュアな価値観が壊れないままでいられる。
ピーターパンみたいな言い回しだが、これまた精神年齢を低く保つ秘訣である。
終わりに。 ~僕は女子に呆れられる30代になりたい~
自分の精神年齢が低いかどうかを判断する方法は至ってシンプル。
自分の言動で、女子が呆れるかどうかみればいい。『男子ってアホや・・』みたいな視線を浴びたとき、年齢はどうあれ中身は幼いことを意味する。
僕は女子に呆れられ続ける30代でありたい。いつまでも子どものような心持ちで居たい。
オトナのフリはできるけど、子どものフリは意外とできない。本心からそうでないと、瞬間瞬間だけ子どもに戻るのは難しいのだ。
皆さんの中にも、まだあの頃の懐かしい自分はいないだろうか?
では今日はこの辺で。