精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【中級者向け】習慣ができたら取り入れたい、効率的に学習を進めるプログラム3選!!

昨日書いたのは、『まずは習慣を作るため』の心掛けである。ってことで、それがある程度身に着いてからの話を、次に書いてみましゅ。

 

目安としては、週に4回以上家でもどこでも勉強をするという習慣が、6週間以上続いたあとくらいかな。

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それができれば、習慣そのものは身に着いたと言って差し支えないだろう。つまり、別のコツを試す意識の余白はできたとみて間違いないという話。

 

ってことで、さらに学力向上にブーストをかけられるコツ、一挙に3ついってみましょう!!

 

 

①ポモドーロ・テクニック

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このブログでも度々ご紹介しているテクニック。簡単に言えば、一定時間の演習と短時間の休憩を1セットで行うという時間管理法だ。

 

今回紹介するテクの中では、一番ベーシックなソレともいえる。といっても、全然難しいことは無い。

 

用意するのはタイマー。それか、機内モードか何かに設定したスマホ

 

そして、取り組みたい単元の難易度やコンディションに応じて、以下のどれかの時間をキッチリ計って勉強に取り組むだけ

 

15分演習→3分休憩

25分演習→5分休憩

45分演習→15分休憩

90分演習→20分休憩

 

コツは何より、どれだけ半端だろうが絶対に休憩に移ること。そしてできればこの間は、軽く体を動かしたり、水分を摂ったりという程度の刺激で留めたい。

 

この休憩の狙いは、記憶を定着させる点にあるからだ。例えばゲームとかをすれば、それが容易にぶっ壊れる。

 

ゲームをするならするで構わないが、その場合もキッチリ時間を計ってやりましょう。

 

②タスクシフト

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人間は、同じ性質の作業を連続して行うと、集中力が激減するという傾向があるのだとか。それは科目を変えても同じである。

 

例えば英単語を覚えた後数学の公式を暗記しようとしても、すぐに集中は切れるだろう。単元は違えど、両方とも同じ『インプット(≒暗記)』だからだ。

 

こういうのを見越し、先ほどのポモドーロ・テクニックが切り替わるタイミングか何かで、作業の性質もチェンジする。これがタスクシフトである。

 

わかり易い例なら、日本史の参考書を25分覚えたら(インプット)、次の25分はその分野の問題を解きまくる(アウトプット)。そういう感じだ。

 

ちなみに、ある程度時間が経過し、どちらの作業も気乗りしなくなったら、『休憩』にシフトすればいいだけなので、難しく考えなくてもOKでござる。

 

③席に着かずにできる勉強をする。

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これまた何度か書いた話だが、僕が英検準一級・一級の試験準備に費やした時間の内、半分以上は席に着いていない

 

単語帳も長文も、ほとんど音読学習していたからだ。そしてそれは、今思えば非常に効果的だったと思う。(大学受験も音読学習で点を上げたし)

 

ということで、席に着いてカリカリ行うだけが学習ではない。音読学習も立派な勉強法だし、効果の高さも折り紙付きである。

yuchrszk.blogspot.com

 

切れるカードは多いに越したことは無い。特に英語において、伸びが鈍化したら絶対に取り入れてほしい考え方・学習法である。

 

―ってことで、今日も手短に3つほどご紹介してみた。これだけでも、スタート地点はどこであれ、当事者比で1.5倍くらい点が上がるのではなかろうか

 

もちろん効率ばかり追いかけて点が出なければただの効率厨だが、とはいえ時間を掛ければ無条件でいいってわけでもない。

 

初心者は脱したかな、脱したいなと思うタイミングで、ぜひ試してみてはどうだろう。

 

では今日はこの辺で。

 

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