最近、友人に子どもが出来るラッシュが相次いでいます。結婚ラッシュもしばらく続くだろうし、自分が歳を取ったことを感じます。中元です。
はい。今日もまた40分ほどドライブする用事があるので、久しぶりに【Q & A】でもやってみようかなって思います。
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ぶっちゃけ、説明もいらなくなってきたと思うので、サクッと以下、続きです!
- Q:中学生の子供が勉強する意欲を持ってくれません。どうしたらいいですか?
- Q:いっつも何かお勉強されているような気がしますが、その勉強のモチベーションって何から生まれているんですか?
- Q:勉強には好奇心が大事と言われますが、それを子供に持ってもらうためにおすすめの教材や本なんかはありますか?
Q:中学生の子供が勉強する意欲を持ってくれません。どうしたらいいですか?
普段モチベーションを上げようと思ってかける言葉とは、別のことを伝えてみてください。
以前どっかでしゃべりましたけど、モチベーションって実は2種類あります。
「理想の自分になりたいから頑張る」といった前向きなモチベーションと、「こんな未来は絶対に嫌だから頑張る」といった後ろ向きなモチベーションですね。
例えば、同じ【大学合格】っていう目標に対しても、「受かるために頑張る!」のと「落ちないため頑張る」ってのは、成長を促すという意味では同じことです。
しかし、モチベアップについて学校等で広く教わったり伝えられたりするのって、基本前向きなモチベーションばっかりじゃないですか?
つまり、より良い自分を目指そうとか、今よりも成長してお金を稼ごうとか、そういうものです。
でもそれが全然響いてないんだったら、逆に徹底的にどん底の未来を想像させるってのもいいんじゃないですかね。
「勉強をしないとしたら、中学出てすぐ仕事しなきゃいけないけど、中卒の求人はハロワにおいてだと、高卒の100分の1。
しかも職種は、例えば「工事・接客業・介護助手」といった、肉体労働とか、一見バイトと同じそれらに限定されている。
しかも生涯で稼げるお金だけじゃなく、雇用のチャンス、昇進のし易さも、高卒・大卒の人と比べてまるで違うと、最初からほぼ決まっている。
勉強の一切をしないなら、そっから抜け出すことも多分無理。そんな生活でもいいって言うんだったら、勉強なんかサボりなさい。」
・・こういうきれいごとじゃない話は、検索すれば統計データごとごそごそっと出てきます。前向きな話が響かないなら、この辺聞かせてみてはどうでしょうかねー。
Q:いっつも何かお勉強されているような気がしますが、その勉強のモチベーションって何から生まれているんですか?
ただの【好奇心】ですね。
単純に、気になったことを調べると、大体別の知らない言葉や概念がそこの説明に出てくるんですよね。
で、それを改めて調べると、やっぱりまた知らない言葉が出てきて、じゃあ今度は一体何なんだろう・・・と調べていくうちに、勝手に毎日勉強してるんですよ。
一日じゃとても終わらないから、毎日何か勉強している風に見えるんじゃないですかね。
つまり僕が僕に対して、「勉強をする」という風な特別なやる気をなんか起こす必要って全くなくて、単純に知るのが面白いからやっているっていうだけです。
ーまた、反面教師な話でもあるんですけど、大人になって勉強サボってるとですね、勉強サボる人しか周りに集まってこなくなるんですよ。
勉強サボる人ってなにかと言うと、よりよく目先の業務を改善しようとか、より楽に同じ成果を出そうと言った風な、建設的な考え方をしない人っていうことです。
こういう人達が集まったチームはめんどくさいですからねぇ・・・。そしてそういう人かどうかは、知識外のことへの反応でわかります。
例えば、未知のものに対してはとりあえず拒絶で入るとか、部下が何か提案をしてきたら「部下が偉そうなことを言うな」という風に返すとか。
当たり前ですが、そんなのからは、人はさっさと離れます。そうなれば、いずれ組織から切られます。
なので常に「知らないこと」に触れ続けて、アイデアに対して何かしらコメントができたり、一緒に考えることができたりするぐらいの知識と心構えは欲しいよな、と。
【教養】って言ったら大げさなんですけど、毎日何か調べたり考えたりと頭を使い続けていれば、未知に対してのリアクションを拒絶から入らないようにはできます。
結構これは大事だと僕は思ってまして、結構率先して大学生講師の前で勉強したり、新しいことを試したり、なんならこっちから彼ら彼女らに質問もします。
無邪気に振る舞っているように多分見えてますが、意識的にやってます。
こんな風に、勉強サボると工夫しない人間が集まるというダークサイドな理由もありますが、基本はやってて楽しいから勉強やってます、っていう感じですね。
Q:勉強には好奇心が大事と言われますが、それを子供に持ってもらうためにおすすめの教材や本なんかはありますか?
これ結構難しいんですよねー。【好奇心】の始まりって、僕は【興味】だと思ってまして。
ではここで言う【興味】って何って言うと、別に学問そのものにそれが向いてなくてもいいんですよ。熱狂している人に触れあった結果得られるものでもありますから。
例えば、数学をすげぇ楽しそうに語るやつがいるとか、キラキラした目で英語を喋るやつがいるとか、そういった人に対する【興味】から始まることってありますからね。
アメトーークのゴルフ大好き芸人って回で紹介されたエピソードが、その好例です。
アンタッチャブル山崎さんから、オードリー若林さんが初めてゴルフ誘われたときは、全然乗り気じゃなかったらしいんですよ。
ゴルフそのものへのイメージもなんか不思議と良くなかったらしく、また山崎さんは何時間でもボケ続けるモンスターで、着いていくと面倒だと予測できたようです。
しかし先輩なので断れずについていくと・・。ただただ全くボケずにひたすら黙々と打ち続けていたそうなんです。
その後若林さんは、「このボケモンスターからボケを封印するゴルフって、一体何なんだ!?」ってのをきっかけに、興味を持って、そっからハマったそうなんです。
だから、オススメの本とかはあとで紹介しますけど、すごく熱量持って喋れる人に触れさせるのが、学習の出だしとして一番良いものの1つだと思いますね。
さて。各科目で僕が面白いと思った、主に書籍とかについてなんですけど・・・。実はこれ、過去にブログの記事として書いたことがありまして。
そこで紹介した本を見直すと、別に今オススメしたいヤツと変化なかったんで、解答に変えてブログ記事をもっかいのっけときます。
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ぜひそちらをご覧になっていただければなと思いますー。
ってことでVol.8はこの辺で。