今日は、自分の中で最近課題として認識していることについて記事を書いてみる。それは、「整えること」についてだ。
この言葉だけ聞くと、サウナなどが頭に思い浮かぶかもしれない。だが、僕が課題としている「整い」とは、サウナに入ったら何とかなる類のものでは別にない。
どちらかと言えば、モーニングルーティンやナイトルーティン、あるいは職場や自宅における整理整頓など、人生自体の基本所作に当たる事柄のことだ。
最近色々あって、僕はもはや潜在意識とさえ言える段階まで降りて、自分なりの「整える」と向き合う必要があると感じている。
今日は、そんなふわふわした話がテーマである。
積み上げた経験や知識のどこが歪んでいるのか?
「整える」ことについて考えるきっかけになったのは、まさに現在進行形で読んでいる「熟達論」という本の教えが大きい。
勉強やメンタルのパフォーマンスが不安定になると、目先の対処法では解決しづらいことがある。だからこそ、根本に戻って基本を見つめ直す必要がある。
この本を読んで、つくづくその通りなのだと感じている。プロのアスリートが不調時に、基本動作に立ち返って見つめ直すのと本当に同じだ。
そして僕個人としての、現時点における具体的な課題は、朝のイライラや不安についてだ。前にも記事にしたが、僕は寝起きからしばらく、猛烈に感情がブレる。
その内訳はほぼ苛立ちか不安に集約されるのだが、毎朝毎朝謎に振り回されるため、本当に厄介だなと感じている。
これに対処する方法を色々調べたのだが、あまりにも特異な症例なのか、はたまた僕の言語化が不十分なのか、すごく的を射たアドバイスには、まだ出会えていない。
だからとりあえず、僕自身の基本的なルーティンを見つめ直し、また整えていくところから始めようと、今は考えている。
ただし、具体的な対策はまだ模索中であり、何かヒントが得られ次第、今後記事にして残していこうと思う。
ちなみに、なぜまずはルーティンのテコ入れがマストだと思ったかだが、単に最近、日々の時間の使い方が乱れているという自覚があるためだ。
待ち焦がれたゲームの新作が立て続けに発売され、睡眠を犠牲にしない代わりに、例えば筋トレなど、朝に身体を動かすのに使っていた時間を犠牲にしてしまった。
まずは、乱れる前のルーティンに戻すことから始めていく。僕は今の生活になる以前、何を目的としてどんな生活を送ってきたか、しっかりと振り返る。
これだけで、現在の課題や不調が、少しは改善されることもあるだろう。それでも影響がある部分があったら、少しずつ観察を深め、探っていく。
面白いメタファーだと思うのだが、能力や経験を積み重ねていくことは、「積み木」のように捉えた方が正確だという。下に下りることで、バグを見つけ出す感じだ。
これまでの自分にはあんまりなかった「丁寧に、元に戻す」という発想は大切にし、自分の整理を兼ねて、しっかり実験していきたい。てことで今日はこの辺で。