今日はちょっぴり自戒を込めた記事を書いてみる。
この日は遠方で所要があり、仕事前にそれをこなす必要があった。しかし着いてみればすったもんだの連続で、非常に慌ただしい結果になってしまい・・・。
ずいぶん久しぶりに超絶イライラしてしまった。
本来なら毎日こなしているルーティンができないもどかしさ。遅れたらどうしようかという不安。赤信号さえ悪意の塊に思える、不健康なマインド。
うーむ、これはいかん。冷静になるため、なるべく冷静に書いて分析しよう。
ということで今日は、『忙しい』と『慌ただしい』を混同している方に向けて、その微妙な違いについて述べようと思う。
『忙しい』って何?
まずは辞書の定義から確認してみよう。
急いでしなくてはならない事に追われている。する事が多くて休む暇もない。多忙だ。
―ぶっちゃけ、ここに書いてあることからは、『慌ただしい』との違いは見えてこない。
だが僕は、『忙しい』という言葉には、『ある程度コントロールしている感』とか、『理由や目的が存在している』という含みがあると感じている。
だからこそ、『仕事が忙しい』という言葉からは、『仕事のせい、あるいは終わらせるべきタスクがあるからこそ、"忙しい"』というニュアンスが伝わるのだ。
つまり、本来の意味の『忙しい』とは、ある種健全なものだと言える。そしてここから『健全』なニュアンスを抜くと、途端に別の意味に変わる。
『慌ただしい』って何?
こっちも辞書の定義から確認しよう。
物事をしようとしてしきりにせきたてられるさま。落ち着かなくせわしいさま。
―この時点で、何か『不健全』なニュアンスを感じないだろうか。僕は正直、この言葉が出てくると、『なぜ?なんのために?』と聞きたくて仕方なくなる。
もし『仕事が慌ただしい』と言われれば、『よくわからんけど大変そうじゃのう』という感想しか僕は多分抱かない。何というか、多分本人も色々と分かってないはずだ。
例えば、『慌ただしい』のはなぜかと考えた結果、多くの作業の無駄が見つかったとする。
それらを潰し、効率化を果たした結果、時間ができたところへ別のしたいことを詰めこんだ場合、多分こっちは『忙しい』の定義にぴったりとなる。
―では、僕は何にイライラしたか?それは多分『慌ただしかったから』だ。
効率化したくてもできないし、他のことをしたくても、できない。自分がしたいことを潰されて、ただただイライラ、イライラ。
だが同時に、これで自分の信念みたいなのもわかった。僕は人見知りやヘタレの陰にすっかり隠れているのだが、基本『せっかち』なのだ。
自分が思う有意義なことで時間を埋めたいし、だからこそ無駄に時間を取られるのも嫌いだ。あまり強く言えないが、今の会議の大体は不毛なので嫌いだと感じている。
―ということで、イライラしたという反省でも書こうかと思ったが、もっと別目線のことを書いた方がいいやと思い、途中から路線を変えた。
ま、何にせよイライラはしない方がいいです。慌ただしくない方が良いです。あくせくしているのが好きならば、仕事ができない人と思われるかもしれませんし。
今日の残りは、平穏に過ごしたいものです。そう願いながら、とりあえず時間に余裕を持って動こうと誓いました。
では今日はこの辺で。