精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【小ネタ】『忙しい』と『慌ただしい』は、やっぱり違う。

今日はちょっぴり自戒を込めた記事を書いてみる。

 

この日は遠方で所要があり、仕事前にそれをこなす必要があった。しかし着いてみればすったもんだの連続で、非常に慌ただしい結果になってしまい・・・。

 

ずいぶん久しぶりに超絶イライラしてしまった。

 

本来なら毎日こなしているルーティンができないもどかしさ。遅れたらどうしようかという不安。赤信号さえ悪意の塊に思える、不健康なマインド。

 

うーむ、これはいかん。冷静になるため、なるべく冷静に書いて分析しよう。

 

ということで今日は、『忙しい』と『慌ただしい』を混同している方に向けて、その微妙な違いについて述べようと思う。

 

 

『忙しい』って何?

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まずは辞書の定義から確認してみよう。

急いでしなくてはならない事に追われている。する事が多くて休む暇もない。多忙だ。

 

―ぶっちゃけ、ここに書いてあることからは、『慌ただしい』との違いは見えてこない。

 

だが僕は、『忙しい』という言葉には、『ある程度コントロールしている感』とか、『理由や目的が存在している』という含みがあると感じている。

 

だからこそ、『仕事が忙しい』という言葉からは、『仕事のせい、あるいは終わらせるべきタスクがあるからこそ、"忙しい"』というニュアンスが伝わるのだ。

 

つまり、本来の意味の『忙しい』とは、ある種健全なものだと言える。そしてここから『健全』なニュアンスを抜くと、途端に別の意味に変わる。

 

『慌ただしい』って何?

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こっちも辞書の定義から確認しよう。

 

物事をしようとしてしきりにせきたてられるさま。落ち着かなくせわしいさま。 

 

―この時点で、何か『不健全』なニュアンスを感じないだろうか。僕は正直、この言葉が出てくると、『なぜ?なんのために?』と聞きたくて仕方なくなる。

 

もし『仕事が慌ただしい』と言われれば、『よくわからんけど大変そうじゃのう』という感想しか僕は多分抱かない。何というか、多分本人も色々と分かってないはずだ。

 

例えば、『慌ただしい』のはなぜかと考えた結果、多くの作業の無駄が見つかったとする。

 

それらを潰し、効率化を果たした結果、時間ができたところへ別のしたいことを詰めこんだ場合、多分こっちは『忙しい』の定義にぴったりとなる。

 

―では、僕は何にイライラしたか?それは多分『慌ただしかったから』だ。

 

効率化したくてもできないし、他のことをしたくても、できない。自分がしたいことを潰されて、ただただイライラ、イライラ。

 

だが同時に、これで自分の信念みたいなのもわかった。僕は人見知りやヘタレの陰にすっかり隠れているのだが、基本『せっかち』なのだ。

 

自分が思う有意義なことで時間を埋めたいし、だからこそ無駄に時間を取られるのも嫌いだ。あまり強く言えないが、今の会議の大体は不毛なので嫌いだと感じている。

 

―ということで、イライラしたという反省でも書こうかと思ったが、もっと別目線のことを書いた方がいいやと思い、途中から路線を変えた。

 

ま、何にせよイライラはしない方がいいです。慌ただしくない方が良いです。あくせくしているのが好きならば、仕事ができない人と思われるかもしれませんし。

 

今日の残りは、平穏に過ごしたいものです。そう願いながら、とりあえず時間に余裕を持って動こうと誓いました。

 

では今日はこの辺で。

 

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