精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【誰に言っても通じない】個人的に面白くてツボな「あほの子」ってやつを論じます。

何となく10時間寝てみたら、びっくりするほどストレスと疲労感が減りました。しかし強めの下痢でグロッキーです。中元です。

 

さて。今日は死ぬほどどうでもいい話を書こうと思う。比率で言えば大体20人に1人くらい、「こいつおもしれーな」と思わされる生徒に出会うのだ。

 

一言でいうと共通点はみんな「あほ」なのだが、これを当人に言うと怒られるし、周りに言っても「ひどくない?」と言われてしまう。(阿保なんて言ってないのに・・)

上手く言えないのだが、反応や言動が面白いため、やたらと話しかけたり当てたりしたくなる、そういう生徒たち。ちなみに小学生から高校生まで、性別もバラバラだ。

 

だが、その「あほの子」が面白い理由を、僕はどうにも説明ができない。「あほやな~」と思うか、どうかである。

 

そこで今日は、この「あほの子」について、大学の卒業論文を思い出しながら、なるべく詳細に考察してみたいと思う。

 

ぶっちゃけ本当にダレトクなのだが、そういう前提ではいどうぞ。

 

 

「あほ」な言動ってなんやねん。

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まず何より、「あほ」の定義を言語化するため、まず自分が「あほ」と思う生徒の言動を列挙し、それらから共通項を探ることを目指す。

 

しかし、「あほ」と僕が認めた生徒を並べてみると、以下の要素は全く関係が無いことがまずわかった。

 

① 学力(低から高まで様々)

② 学年(小学~高校まで様々)

③ 性別(ただし、やや女子が多い)

 

つまり、例えば「あほ」だからと言って学力が低いとは限らないし、学年が低いからといって「あほ」とも限らないということだ。

 

では次に、個人的に弱い相関関係がありそう」と思うものを並べてみる。

 

① 男兄弟がいる(80%くらいそう)

② 恋愛に興味がない

③ 羞恥心が弱い

 

―これらは「あほ」な子たちにやや共通しているのだが、やっぱり全体的にそういう影響があると言い切るには、関係が弱いとも思う。

 

さて。ここからは「全員そうだな!」と思うことを取り出してみる。(ただし、主観的なので、合点はいかないかも)

 

① 日本語が下手。

② 一文が短め。

③ 笑いのツボが存在する。(ハマると大爆笑)

④ 基本あらゆることのレスポンスが早い。

⑤ 幼稚な言葉・キャラが好き。(例:う〇ち、こ〇す)

⑥ 保健体育的知識が皆無。

⑦ 好奇心が強い。

 

てな感じ。こうして取り出すと共通点がハッキリと見えてきそうである。ただし、まだまだ具体性に乏しい。

 

そこで次の項では、「???????????」となることを承知で、個人的に好きな「あほ」エピソードをご紹介したいと思う。

 

直情径行。

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基本、「あほ」と思わされた言動は、どういう思考回路でその行動に至ったのかが全く読めない。そのため、文字にしても意味不明だし面白くもないものが多い

 

今回はその中でもマシなヤツに絞って紹介するので、「あほ」とはどういったことを指すのが、その一端が伝われば嬉しく思う。では行こう。

 

「聞いてください!」と話しかけてきて、謎のダジャレ(例えば「怨念を持った幽霊がおんねん」レベル)を言ったかと思えば、一人で腹を抱えて笑ってた中3女子

 

 超真剣な表情で、さながらうどん職人のごとく、消しカスを定規で細く長く伸ばすことに数十分没頭していた中3女子と中3男子

 

アルコールボトルのフタが取れた際、「取れた✨」と目を輝かせて報告してきた高2女子

 

リコーダーを掲げて廊下を走ると音が出るのか、実際に検証した中2男子(同級生のエピソード) 

 

Child labor を「こども労働」と真剣な顔で訳した、県内で一番偏差値が高い進学校の高2女子

 

などなど。テストの点が悲惨そうなエピソードも混ざっているが、約1名を除いて、勉強は割かしできるので不思議だなと。

 

そういえば昔、テレビで唯一「あ、あほだ」と思ったアイドル?がいるのだが、その人も早稲田大学卒業という才女であった。(テレビでち〇この話に普通に参戦するなど)

 

勉強ができることと、「あほ」かどうかは、マジで関係が無いんだなと思えてならない。こういう予測不可能な部分、僕は面白いと思うのだがどうだろうか。

 

結論。

 

ここまで書いてきて、ようやく言葉にできそうだ。僕が思う「あほ」の正体には、絶対的な前提(もとい共通項)があるようだ。それは、

 

よくて精神年齢が小3男子レベル

 

ということである。(僕を含む)男子はさておき、基本的に女子は精神的な成熟が早いのだが、環境によってはなぜかそれが据え置きになることがたまにあるらしい。

 

ここでいう精神年齢が小3レベルとは、好奇心が旺盛なこと、自分が面白いと思ったものは無条件で周りも面白いのだと思うこと、かつ羞恥心が弱いことなどである。

 

(後者2つは例えば、コロコロコミックで面白い(と思った)シーンだけを親に見せつける子供の姿を想像したらわかり易いのでは?)

 

つまり、結論は悲しいほどあっさりして、笑えるほどしょうもないということになる。

 

僕は自分と精神年齢が近い存在の言動が、自分もおこちゃまゆえに面白く見えている

 

というそれだけなのである。

 

皆様も子供の頃、教室かどっかでクッソ面白くもないギャグを、延々と男子Aが男子Bに振っている場面、見たことはないだろうか

 

そしてそういうのに対し、「え?どういう意味?」と聞いちゃうピュアな女子はどうだろうか?僕はどっちも、見たことがめっちゃある。

 

あのクラスターこそが僕が言う「あほ」の正体であり、もはや存在が既に【生きた化石レベル】の奇跡なのである。

 

そういうどこまでもピュアな人たちって、性別問わず面白いですよね。え?付き合ってて疲れるだろう、って?その気持ち、実はわからないんだよねぇ。

 

だって僕も、そっち側だもん。長年の友達に会うと、毎度毎度、「お前マジガキだな」と怒られます。いやぁ、疲れさせてサーセン

 

観察していて面白い、この「あほ」という存在。ぶっちゃけ希少種なので、出会ったら色々と大切にしてあげてほしい。

 

では今日はこの辺で。

 

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