精神年齢9歳講師のブログ

"よいこ"のレールの外から、教育や勉強を見つめるブログ。(勉強法も紹介するよ)

【同業者向け】教える側であるなら、主要5科目の考え方は習得しといた方が良いよね。 ―教える・教えないは関係ないッス

実は【短辺とじ】と【長辺とじ】の違いがついていません、中元です。この辺のテストがあったらマジでひどい点を取る。

 

はい、今日は完全に同業者向け。別に自分が教えるとか教えないとか関係なく、教育に携わるなら5科目全部できた方がいいよねっていう話をしたいと思います。

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ちなみに、ここで言う「5科目全てできたほうがいい」というのは、何も高校受験とか大学受験で8割以上取りましょうねとか、そういった点数的な意味じゃありません

 

そうじゃなくて、それぞれの科目で求められる思考法を知っておいた方がいいよねっていうことを、今日はお話ししたいと思います。

 

 

全部できなきゃダメとかねーし。

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なんでそう思うのかっていう理由の話から行くんですけれども、実はですね、勉強って皆さんが思っている以上に総合力勝負なんですよ。

 

国語・算数・理科・社会・英語の五つの科目の合計点で競うとか、そういった次元じゃないんですよね。

 

例えば算数も、厳密に分けるとどうやら四つの技能の集合体が【算数】という学問の正体らしいんですよね。

 

数字の意味とか、数の大小とか、計算力とか、文章題を解く力とか、これらは【算数】でひとくくりにされますが、実は似て非なる力が求められるらしいんですよね。

 

計算はすごくできるけど、文章題になったら全く解けませんっていうのは、悩みとしては多いですがある意味自然なことでもあるんですね。

 

ちなみに、他の科目でもそれは同じです。文章題は手も足も出ないけれど、漢字をやらせればほぼ満点を取ってくるとか。

 

戦国時代だけは何聞いても満点をとるけど、他が全然ダメとかって、よくある話ですよね。

 

一つの科目の中でもこういったばらつきがあるのは、興味とか意欲とか関心とかじゃ説明がつかない部分も、やっぱり大きいんですよね。

 

それにそもそも、目で得た情報の方が記憶に残りやすいのか、耳で得た情報の方が記憶に残りやすいのかっていうのも、実は個人差があるんですよ。

 

この辺を考えれば考えるほど、教え方や教わり方の引き出しが少ない状況って、デメリットが半端じゃないと思うんですよね。

 

ただ夢のある話をすると、これらの能力の何かがへっこんでいたとしても、他の能力で補う事って十分可能っていう話もあるんですね。

 

続いてはそれについて書いていきます。

 

5科目という垣根を超えた考え方へ。

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こないだ、算数障害の方の漫画を読んだのですが、その方は【数の概念】からかなり厳しいらしいんですね。

 

どういうことかというと、数字と紐付けして記憶を作ることができないらしいんですよ。レシピの数量とか暗証番号も、秒で忘れてしまうそうです。

 

もちろん極端な例だとは思いますが、これに近い状況下であるならば、「伸ばす努力したってしゃーないじゃん」という受け止め方をした方が健全なこともあります。

 

ここで必要なのは、「他のやり方でカバーできないか?」という思考です。数字で記憶できないなら、他に覚え方の方法を探るという具合ですね。

 

実際、その方は「数」をどうやって処理してるかと言うと、別の考え方をフルで駆使している感じらしいです。(数学以外の能力はむしろ平均以上)

 

例えば何かに出会った回数を覚えるときは、「一定期間内のイメージ」を写真みたいに記憶して、後から思い出しつつ指でカウントしているらしいです。

 

これと似たようなことって、実はかなり身近な話です。かくいう僕も、数字の羅列を覚えられないんですよ。諦めているレベルです。

 

かなり冷たい人って思われるんですけど、弟、両親、飼っている犬の誕生日、僕知らないんですよね。何なら誕生月も自信がないんですよ。

 

規則性がない数字を覚えることが、もれなく苦手なんですよ。職場の電話番号も実は覚えてないですし、実家の電話番号も、こないだ忘れてましたからねー。

 

・・・そういう僕が、どうしても数字を覚えなきゃいけないぞって場面に出くわしたらどうするか?

 

例えば、その数値を導く計算式や、数字を語呂合わせにしたフレーズを覚えます。そっちだとなぜか、頭に入るんですよ。

 

あくまで数字の並びを覚えるのが苦手なだけであって、公式とか意味のない”文”は、その限りじゃないんですよね。覚えしりとりも得意ですし。

 

つまり、壊滅している「数列を記憶する能力」を、他の技能で補っているという意味では、先ほど紹介した考え方に近いところがあります。

 

そしてこれは非常に初歩的ですけれども、レベルが上がっても結構必要な力ではないかと思うんですよね。

 

またまた脱線する形ですが、数学の難しい方の問題って、とにかく抽象的じゃないですか?これを頭の中で処理できるのならそれでもいいですが、まあ無理ですよね。

 

だからといって、できない人は才能が無いんだから潔く諦めて、大学受験なんか夢見るのを止めよう!・・という暴論かというと、100%違いますよね。

 

頭の中で図形を描くことができない僕みたいな人は、例えば図形として紙に書き出すと、かなり解きやすくなるわけです。これもまた一つの武器ですよね?

 

だからこそ、特定の技能だけが凹むことって普通にあるので、無理して伸ばそうとせずとも、別のやり方で考えれば解けると教える方が健全だと思うんですよね。

 

そのためには、当然、教える側が5科目の考え方を全部知っておく必要があります。やっと、タイトルの回収に至りました。

 

ただ繰り返しますが、ここでいう「5科目全ての考え方を知っておく」というのは、今更参考書をやり直せという意味ではありません

 

その科目ごとの考え方が色濃く反映された本を読むだけでも、全然違うんですよ。

 

僕は数学ができません。ただ、数学的なものの考え方は理解できます。理科もちんぷんかんぷんなんですけど、どういうことを重視する学問かは知ってます。

 

この辺は、本当に参考書じゃなくて、実用書で十分です。

 

ってことで記事の最後に、もう何番煎じか分かりませんけど、各科目の考え方を学ぶのに非常にオススメな本をまとめておきますので、読まれてみてはどうかと思います。

 

ということで、「教える側に立つ人は、5科目全ての考え方は知っておいた方がいいよね」というテーマでお話ししました。

 

では今日はこの辺で。

 

 

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