精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【英文読書ルーティン日記60】"Fermat’s Last Theorem"読書感想ブログ・完 ~旅の終わり~

休みの前の日は、仕事上でタフな案件が起こりやすい気がします。マーフィーの法則?中元です。

 

ーいよいよ、どうやら今週でこの大著を読了できそうという段階までこれた。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

最後の方は内容の面白さで一気にペースが上がったのだが、こうやって日記に書き残すことで、ものすごく強く頭に記憶が残っているのを感じている。

 

少しだけ寂しさもあるが、以下続き、読んでいこう!!

 

 

1月17日(月) ~P225

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一気にページが飛んだのだが、その理由はシンプルで、この部分がめちゃくちゃ面白かったからだ。

 

ギャップが修正できないまま時間が経ち、弟子を側に置いても直せず・・ワイルズはついに降参を決意する。

 

最後に、一体何が悪かったのか見つけるため、用いたテクニックを再び触っていた時に、その天啓が降ってくる。

 

今エラーを吐いているそれに、自分が過去に捨てた【岩澤理論】を結び付ける。そうすれば、全てが上手くいくのでは?

 

その"本当に信じられない人生最高の瞬間"により、ワイルズはついに証明の修正を達成する。

 

ちなみにその日は、妻の誕生日だったそうだ。ディナーには少し遅れたけれど、最高のプレゼントを送れたと思うという、すごくカッコいいセリフが印象的である。

 

1月18日(火) ~P230.5

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ワイルズの証明は今度こそ瑕疵が無いと認められ、広く数学界に受け入れられることとなった。フェルマーの最終定理の証明という偉業が、遂に彼のものになったのだ。

 

ただ数学者としては、谷山・志村予想が(一部)証明されたことの方が重要だったようで、この功績のおかげで安心して、その上に予想や定理を載せられるのだという。

 

ワイルズはその後、数多の賞を授与されたり、報奨金を支払われたり、まさに一躍時の人となることになる。

 

余談だが、谷山・志村予想の完全証明は、彼の弟子であるリチャード・テイラーらによって達成されている。ここもまた、ドラマチックな話である。

 

1月19日(水) ~P240

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'A new era in number theory': Sir Andrew Wiles receives the Abel Prize for mathematics | University of Oxford

 

ワイルズはこの波乱に満ちた8年を振り返って、ざっくりとこう語っていた。

 

「大人になってからも子供の夢を追求できたなんて、最も素晴らしいことだと思います。誰にでもあるわけじゃない権利です。」

 

ただ、こうも語っていた。

 

「私はこれからも難問に挑むでしょう。時には達成感を抱くこともあるでしょう。しかし、フェルマーの最終定理に匹敵する問題は、もうありません。

 

これは子供の頃からの夢だったのです。替えが効かない。そう思うと寂しさもありますが・・・・今はただ、ほっとしています」

 

到達しきった人間のコメント、穏やかな口調だけど、重さをひしひしと感じてしまう。

 

1月20日(木) 終了

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最後の方は参考文献とかのまとめだったので、すごくあっさりと読了してしまった。期間にして2ヶ月弱。リターンはかなり大きかったと思う。

 

ただ間隔を開けたら、僕はすぐに堕落する。次は何を読もうかな。今から候補は考えているけれど、とりあえず決定案は閃かない。

 

小説でもいいし、SFのテンションそのままに、サイモン・シンの別の本を読んでもいい。いっそ、英語で書かれた伝記も面白そうだ。

 

情報を得るツールが手広くなれば、やっぱり色々楽しい。そう思えた。

 

ってことで、フェルマーはこの辺で!

 

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