精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

色々調べてみたけど、「書く」に勝る客観視はなさそうである。

先日、頭の中のごちゃごちゃをマインドマップにして書き出すことが、どうやら僕にとっての最高のストレス解消法だというのを掴んだ。

 

しかし、何かに書き出すという行為には、どうしてもペンと紙という道具が必要になるスマホでもいいが、図ではなく文字で書きたいため、少し難しく感じる。

 

そのため、「書く」ことをもっと身近にする方法はないものか、言うなれば、脳内で完結させる思考法のようなものはないのか、その辺を今日はずっと探し続けた

 

といっても30分程度ネットサーフィングしただけなのだが、結果1つ、分かったことがある。それは結局、「書き出す」ことこそ最善の術、というものだ。

 

今日はそんな諦めの話を書いておく。

 

 

結局みんな、書く・書く・書く。

 

本当に雑多な情報を調べ続けた。コンサルタント、教員、カウンセラー、システムエンジニア、等々。「考え事のコツ」について、考え事のプロから僕は学びたかった。

 

しかし不思議なくらい、そのコツはあるところに着地する。それは、「書き出す」というものだ。あらゆる説明は、書き出すことの理由と効能の詳細と言ってもいい程だ。

 

例えば、「頭の中で考え続けると、バイアスで思考を歪められる」「脳内で考え事をしても、その正体が見えず、不安ばかりが膨らんでいく」というのがよく見られる。

 

これらはいずれも、「だから書き出して言語化しましょう」というところに着地する。本当に、誰の話を読んでも、綺麗にそこへ収れんしていくのだ。

 

方法こそ、例えば自問自答を添えるとか、マトリクス構造で書き出すとか、Wordに打ち込むとか差異はあるが、とにかく頭から出すのはもはやマストと言えるようだ。

 

ここまで調べてそうであるなら、もう納得せざるを得ないだろう。ということで今は、寝床、リビング、職場の机、カバンの中に1つずつ、メモを置くようにしている。

 

少しでも頭の中がうるさくなったら、すぐにそこへ書き殴る。この習慣を始めてまだ3日目とかだが、驚くほど日々の時間が静かになったのを、既に感じている。

 

書けないときはどう過ごす?

 

この話を聞いてから、僕はあらゆるところにメモ帳とボールペンを置くようにしている。緊急時も対応できるよう、裏紙を常に持ち運ぶようにしようとさえ誓っている。

 

しかしそこまで手を打っても、筆記開示がすぐすぐにできない状況はどうしても訪れるだろう。例えば運転中にスマホを触れば、一発で警察に止められてしまう。

 

そんな場面ではどうすればいいか。これについて調べてみたが、意外とここを考え抜いた人は少ないらしく、「なるほど!」と膝を打つヒントは今のところ見つけていない

 

だから暫定解も良いところだが、僕が取り入れているやり方を一旦ここに紹介する。まず、紙に書けない状況で考え事が浮かんだら、瞑想みたいにそれを観察する

 

「悩みがある」ということ自体を、まずは受け入れる。否定もしないが、それに首を突っ込んで悩み抜くこともしない。

 

この感覚を、Daigo氏は「風船が天高く昇っていくように、悩みがふわ~っと飛んでいくのをイメージする」と語っていた気がする。

 

また、為末大氏は、「車を運転しているときに、街灯が前から後ろへ流れるあの場面を浮かべて、雑念を手放している」といったことを書いていた。

 

他にも、「川の流れを頭に浮かべて、悩みがそれに乗って流れていくのを見つめる」といったイメージを活用している人もいた。しっくりくるものを選んでほしい。

 

そうやって雑念をスルーしながらも、同時に悩みごとの数だけ、指を折りたたむようにしている。後で紙に書けるようになった際、思い出すトリガーにするためだ。

 

その状態のまま腹式呼吸に意識を向けたり、五輪書に書いてあった「観見の目付」っぽいことをやってみたりして、時間が過ぎ去るのをひたすら待つ。

www.nhk.or.jp

 

その後は腰を据えて、折りたたんだ指の数だけあるはずの悩みに向き合えば良いのだが、不思議なことに、体感として9割はその時点で完全に忘れている

 

しっかりと意識しなければならないほど重要な悩みなど、実はほとんどないということが、経験を積むたびに身に染みて解ってくる。これはこれで深い学びといえるだろう。

 

ということでまとめると、なるべくすぐに筆記開示ができる状況を作っておきながら、難しい場合は徹底してスルーし続ける、という風になる。

 

後は例えば友人との会食時みたいに、メモを取るのが不自然で難しいけど、大事な話が出てくることもある場面で使える方法を開発すれば、とりあえず事足りそうだ。

 

それはまた、別の機会に考えることにしよう。では今日はこの辺で。

 

 

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