精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

『無知が可能性を殺す』ってのは結構ガチ。 ―アホな中学生の実例を見ながら

最近周りの人の仕事の振り方が雑過ぎて、どのタイミングでブチ切れてみようか虎視眈々の中元です。後輩がいないから仕方ないとか考えたくない。

 

さて。僕は毎朝この方のブログを読むのを日課にしているのだが、最近結構グサリと刺さる言葉があった。

ameblo.jp

 

それは、『知識不足』が奪う可能性の多さについてである。確かに自分の人生を振り返っても、単に"知らない"ってだけでスルーした選択肢って多いよなと。

 

だからといって両親にオラオラする気はさらさらないのだが、こういう仕事をしている以上、特に『子どもが選択肢を情報として持っているか?』は敏感でありたい

 

・・・ってのを啓発するためには、実際に無知が原因で色々終わらせたアホの話をするのが早いよな、と。

 

ということでアホ代表として、僕が無知ゆえにやらかしたこととその結果を、落とし穴紹介と言うことでウダウダ書いてみようと思う。

 

 

内申点『2』の意味を当事者が教えてやる。

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僕は中1の1学期から2を3つ付けたのだが、これがどういう意味なのか、当時は全く分かっていなかった

 

授業中に発言を取るほどの強心臓でこそ無かったが、授業は寝る、話は聞かない、ノートは取らない、提出物は存在を知らない。そんな有様である。

 

多分僕はADHDを発動させてたんじゃねーかと思う。だから「関心・意欲・態度」の全てが軒並み最低得点で、つまりほぼ全て『C』であった。

 

※証拠♡↓

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取った今だから強く思うが、『2』が付くとはよっぽどの場合である。いわば、悪目立ちをしたときだ。

 

当時の僕のあまりにも無知で、勉強をナメくさった態度を好意的に解釈する方が無理である。今なら納得したが、当時はちょっとクソだった。

 

内申点ってつまり良い子ポイントでしょ?無理やな~』

 

と思っていたので、先生に対していい顔をするという選択肢を最初からかなぐり捨てたのだ。

 

内申点を捨てるとはどういうデメリットがあるか?わかり易いところで言えば、推薦の道は真っ先に断たれる

 

中学生の僕は”数値上”人間としてクソなのだからしょうがない。そんなのを推薦したら学校としてダメだと思う。今でも思う。

 

だが、推薦の道が断たれること以外の意味は、当時全くわかっていなかった。入学試験時の得点だ。

 

内申点をきちんと稼いでおけば、実は受験が始まる時点で他の奴らと差をつけた状態でスタートができるのだが、僕は思い切り真逆。

 

思い切り差を付けられた状態でのスタートだったのだ。だからこそ、模試でAを取ろうが、そんなもんは実質Bであり、ある程度の水準の学校は叶わぬ夢と化した。


ってことで話をまとめよう。

 

内申点『2』が付いているとは、相当悪目立ちした結果

 

推薦はまずもらえないし、入試でも差を付けられた状態でスタートする

 

てな感じ。僕が最終的に国公立大学に一応進学できたのって、奇跡だよねと皆から言われる。そんなもんかと思っていたが、今なら思う。奇跡だな。

 

悪目立ちさえしなければ、4寄りの3は確定するので、あとはテストをちょっと頑張ればだいぶイージーになるのが内申点というものだ。

 

それくらいのしたたかさは、『知識』として持っておく、持たせておくといいんじゃないでしょうか。
 

受験?なにそれおいしいの?

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少し時間をさかのぼってみよう。実は小学生の頃も僕は絶望的に無知であり、受験という言葉はそもそも知らなかった

 

ちょっと意識が高いワードで唯一知っていたのは『公文』だけというアホっぷり。当然検定も知りません。

 

中学に進学した際、同級生の何人かがいなくなってて、初めて「受験」なるシステムを知ったのだ。親は知っていたのかもしれないけど、させる気はなかったのだろう。

 

実は学校の中に反りが合わない奴が数名いて、そいつと中学のときに殴り合いの喧嘩にまで発展するという未来が待っているのだが・・・。

 

その辺をチャラにする方法だというので受験ってのを知ってたら、もしかしたら選んでいたかもしれない。少なくとも、知ってはいたかった。今思えば、だが。

 

人生をリセットするチャンスってそうそうないのだが、受験はその数少ない1つにして、若年から取ることができる手段だ。

 

できれば、できればだが、両親・先生に教えて欲しかったなぁ。

 

国公立進学率数%の高校から。

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ちなみに僕は、高校に入学した際もすぐ内申点に『実質2』を付けてしまい、担任から『お前にはもう推薦やれんけぇのォ・・』とドスの利いた声で脅されたものだ。

 

そんときは『いや~、3年間良い子でいるのって無理なんで、推薦とか考えたこと無いんすよ』と答えちゃって、火に油を注いだのだが、それはいいや。

 

実はコレの意味するところは、2年後にわかった。僕の高校は国公立進学率が学年全体の数%であり、半数以上は専門学校というところだったのだ。

 

つまり、学校の風土も、用意してある教材も、どうしてもガチの進学校に劣るわけで。実際2年のときのクラスは学級崩壊して、先生が一人適応障害になってたなぁ。

 

しかも、国公立進学のカラクリも、そのほとんどが推薦の結果だった。つまり先生の脅しは、『お前はもう国公立にいけんぞ、どうすんだ』という意味だったわけである。

 

高校3年のときは周りがくっそ遊んでおり、受験に対する熱もあまりなかった。だからそっちを志す生徒は僕含め、同級生がいない塾に通いそれを補ったものだ。

 

で、そういうマジな環境に身を置いてわかったが、そこには全く知らない世界が広がっており、『こういう教育があるのか!!!』と心底ビビった記憶がある。

 

今だから言うが、通っていた高校のまま、言われた学習をしていたら、僕は100%母校には受かっていない。それくらいの衝撃だった。

 

学習法も環境も、知らないことはあまりにも痛すぎる。振り返れば、僕はかなりラッキーだったんだなと独り言ちている。

 

終わりに。 ―俺も苦しんだんだからお前も苦しめという非生産的問答

 

最後にボソッと書くと、僕は『俺も苦しんだんだからお前も苦しめ』という非生産的問答が大嫌いである。

 

それでマウントを取ったつもりなのか、単に説明がめんどくさいのか。多分後者の人が多いのだろうが、どちらにしろ非生産的に変わりはない。

 

知ってて言わずにやらせることで学べることもあるって持論も理解できるが、こういう人生に関わることって知らずに通り過ぎたら二度と取り返せないのだ。

 

それを知ってて黙るのって、愚かじゃねーかと。

 

だから僕はこれからも、色んなことを調べてはまとめて発信することを誓います。それが仕事だもんなー。

 

では今日はこの辺で。

 

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