精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自己観察についての勘違いに気づいた。-僕の内省など甘すぎる、と-

今日は、「自己観察」について、自分は勘違いしていたということをテーマに書いてみようと思う。勘違いというか、認識の甘さと書いた方が正しいかもしれない。 さて。以前、三島由紀夫の声をAIで再現し、本人が書いたエッセイ(と思われるもの)を読み上げてい…

実家に帰省して旧友と会ってきたら、心にとても興味深い現象が起こった。

今日は、自分の内面の揺れ動きについて、1つ興味深い発見があったので、その感覚が薄れないうちに言葉にしておこうと思う。 つい先日、ちょっとした用事があって、実家に帰っていた。その際せっかくなので、昔住んでいた場所付近を歩いたり、アルバムの中の…

【英文読書ルーティン日記253】"When to rob a bank"再読感想ブログ38 ~自分の知性をおもちゃにする~

別の記事で、僕にとって居心地のいい場所には、その雰囲気を醸成できる”人”がいる、という話を書いた。そしてその人の特徴についても、そこに述べた。 僕は「自分の知性をおもちゃにしている人」が好きだ。才気走った様子もなく、肩書は過程で身に着けたもの…

「汝自身を知れ」とは、とても鬼気迫る言葉である。

今日は、「汝自身を知れ」という言葉に、改めて衝撃を受けた話を記しておきたい。きっかけは、YouTubeのアルゴリズムが薦めてきた一本の動画だった。 それは「三島由紀夫の名言」を紹介する動画で、「本当の自分を見つける方法」といったテーマを、(多分)AI…

「恥」を考える。 第一部:そもそも「恥」とはなにか?

すごく手前味噌なのだが、先日書いたこの記事が過去イチといっていいほどバズっている。(アクセス数ではなく、スターの数という意味で) jukukoshinohibi.hatenadiary.com この記事および、その次に書いた記事の結びとして、つまり「僕自身の”恥”を徹底的に見…

頭の調子が悪いので、自己分析をしっかり行ってみる。

昨日あたりからはっきり自覚しているのだが、頭の働きが明らかに悪い。いわば、商売道具そのものの調子が鈍っている状態なので、意味もなくすごく焦る。 もちろん、誰にでもそういう日はあるが、僕の場合、それを「まあ仕方ない」で放置するのが難しい。放っ…

【観察者羞恥】って、なんぞや?

前の記事で、僕は「デキる人アレルギー」という話を書いたのだが、それに関連する言葉としてたまたま【観察者羞恥】というものを知った。 【共感性羞恥】と意味合いも似ており、かつ誤用も非常に多いという指摘もあちこちで見られることから、これをきっかけ…

僕は「デキる人」アレルギーだ。

毎日コツコツと洋書を読む習慣を継続している。今は【When to rob a bank?】の再読中であり、今は80%程度のところまで読めているらしい。 そんな本の中で、めちゃくちゃ共感を覚える記述があった。正直英語で書かれた文章に対し、「そうそうそうそう!」と…

僕にオーダーメイドの「コーピング」を考える。

最近、心の中に蓄積したストレスだけでなく、自分でも気づかないうちに蓋をしてきた感情にも、少しずつアクセスしようとしている。 というのも、ここ数回は「羽目を外そう」と思って参加すると、羽目を外し過ぎて、多分迷惑をかけているし、具合も悪いという…

【英文読書ルーティン日記252】"When to rob a bank"再読感想ブログ37 ~潜在意識のインセンティブ~

ここ最近意識的に、「経済学部っぽい」本に毎日触れている。例えば経理について解説した実用書、国際ミクロの話、簿記3級の参考書、などなどだ。 それらを読めば読むほど、やはり経済学は、感情や偏見を排して、世の中の姿を観察する学問という感じがしてく…

僕に「安心・安全・安堵・充実」をくれるのは、一体どんな人なのか。

今日は、これまでの記事の延長線上のような、いわばおまけに近い内容だが、現在の生活の中で失われつつある“居心地の良さ”をもう一度整理しておきたいと思う。 改めて考えてみた結果とても意外だったのは、僕が感じていた居心地の良さは、思っていた以上に人…

「あの頃はよかった」とは、すなわち‥‥。

昨日までのいくつかの記事を経て、過去との折り合いをつけるための考えを、我ながらかなり丁寧にまとめたと自負している。 その中で「自分がしたこと、人にされたことを“許す”意識を持ち続けたい」という結論には納得がいったし、それによって早速、現在の思…

「赦す」とは何か。

「赦す」とは何か。過去の自分を強く想起するような時間を先日・先々日と設けて以来、そのことをずっと考え続けている。 なぜならそれこそが、過去の僕が積み重ねてきた思い出・安心・安堵・充実と、罪の意識・恥の記憶を融和させる、最たる鍵であるというの…

なぜ「思い出」を体験すると、僕の胸は張り裂けそうになるのだろうか。-後編

これは昨日の記事の続きに当たる。乱暴に要約すれば、過去繋がりがあった人たちと再会し、旧交を温めたところ、後日猛烈な切なさに見舞われた、という話だ。 あの頃をそのまま再現したような時間に抱いたこの“切なさ”を改めて掘り返すと、見えてきたのは今の…

なぜ「思い出」を体験すると、僕の胸は張り裂けそうになるのだろうか。-前編

ここ数年顕著なのだが、過去に属していたグループや、縁のある知人・友人と交流すると、その翌日に言葉にしがたい寂しさや切なさを覚えるようになった。 昨日のブログにも書いたが、そのとき感じた切なさは今もまだ残っている。ここまで過去が愛しくて仕方な…

過去に戻るのは、本当に楽しかった。-旧交に触れて、思うこと。

先日、大学生の頃に属していたサークルが関係する集いに呼んでいただき、極端な例だと7~8年ぶりに会う人が居るような場所で、昔話に花を咲かせた。 数十人が集まったことから、会場も立派なところが当てられ、立食形式で舌鼓を打ちながら、「お久しぶりです…

【英文読書ルーティン日記251】"When to rob a bank"再読感想ブログ36 ~似てる?似てない?~

「子供らしい」とは何か。自分の思う通りにならないと癇癪を起すことと言った風に、ネガティブな意味だと思われるだろうか。もしそうならそれは、「幼稚」と表すだろう。 「子供らしい」とは、どこか微笑ましい意味が乗っているのは認めるが、かといって、過…

僕はいつも、人生において何が大切なのか、気づくのが遅い!!!!!!!

今日は愚痴というか、自分への不満めいた話をしておきたい。つくづく思うが、僕はいつも、人生において何が大切なのか、気づくのが遅くて嫌になるときがある。 僕は人生の時々において、「世間的にいい」とされることを追い求めたり、逆に自分の内側の声に従…

”メンタルのブーストは3ヶ月が限界説”を徹底的に分析する。二度とそうなりたくないから。

僕はつくづく運が良いと思うのだが、かつて(といっても2週間前くらい)苛まれた【疲憊】の状態からはスムーズに抜け出すことができたらしく、心身共に健やかである。 僕は「鬱の爆発」と呼んでいたのだが、実態はどちらかと言えば、枯渇していることを誤魔化…

友達がほとんどいなくなった今思うこと。

最近本当にふと気づいて、一瞬だけ血の気が引いたことがある。気づかぬうちに、友達がめっちゃ減っていたのだ。 「絶交」という宣言をされたわけではないのだが、気づけば2年、3年、下手すれば10年近く会っていない人が8割以上のLINEグループも存在している…

「不調のときは原点に立ち返るべし」というのは、”人生”でも同じ!!!

6月から9月にかけて、死ぬ気で働き続けた結果、綺麗に3ヶ月で過緊張モードは強制的に解除され、完全にバーンアウトするに至った・・という話を、度々書いた。 その後、それを反省し、自分の時間の使い方や取り組み方を見直した結果、ここ1週間はとても楽しく、…

僕は書かなきゃ救われない。逆に言えば、書けば大概救われる。

「あなたは書かなければ救われないでしょう」という言葉がある。これは幻冬舎の編集者・見城徹氏が、作家に向けて放つキラーワードとして知られている。 誇張でも何でもなく、僕にとって、この言葉は真実である。人生を通して、書くこと・言葉にすることが、…

遊びは仕事で、仕事は遊び。各々を充実させるコツは、相互に学べ!

ついこないだ「鬱が爆発した」と書いた手前なので、「躁状態なのか?」と思われるかもしれないが…最近、毎日が楽しい。なんか浮ついた感じがずっと続いている。 純粋に楽しいと思う感情が久しぶりに返ってきた結果、その状態がこれほど心地良いんだと、驚き…

自分こそ自分を一番理解できている・・のは、半分正解、半分間違い。

自分を一番理解できているのは自分である、という自信を持っている人は多い。それこそ【金閣寺】の主人公も、物見遊山の辺りでそんなことを言っていた。 これに関しては僕もそう自負しているところがある。僕の分人の中でも、対外的なところだけを見て僕を評…

【英文読書ルーティン日記250】"When to rob a bank"再読感想ブログ35 ~終わりに臨んで~

前の日記に、自分で書いたことが、今でも強く心の中で揺れている。「経済学者とは、なるべくしてなっている」というものだ。 子供のような好奇心と俯瞰した視点を持ち、感情や物語による脚色を嫌い、データと観察によって本当の答えを探しに行く。それを大事…

不調時の身の処し方を、めちゃくちゃ働く人のスランプに学ぶ。

ここ最近ずっと愚痴っている通り、最近、何もしたくないというほどではないが、エネルギーを使い果たした感覚がずっとある。心にモヤが掛かっているようなのだ。 例えばポスティングに出かけたいと思っても、緩い金縛りみたいな重さで体が動かない。これを何…

”疲れ”に関して、最近悟ったこと。

連勤自慢みたいで恥ずかしいのだが、6月からパツパツに仕事を詰め込み、10月頭の今の今まで走り続けた結果、最後に休んだのが8月28日か29日という有様になっていた。 1か月以上フル休みがないなんてのはこれまでもあったのだが、今年はもう2・3回目であり、…

自分のケツの叩き方。

「今はかなり意識的に、自分の心身が休みたいと欲したらそれに従う」ということを書いたうえで恐縮だが、最近ちょっと自分が弛み過ぎなのを自覚している。 始業前の時間を使ってポスティングに行こう、そのために資材も発注した・・のに、「まだ寝たい」の声が…

今一番のテーマは、一周回って【整理整頓】。

ここ数日、自分の中で興味が膨らんだ結果、気づけば毎日やっていることがある。それは一言で言えば【整理整頓】だ。 職場のそれは言われるまでもなく毎日やっているつもりだったが、家のそれは割とおざなりだったのもあり、最近は毎日10~20分、せっせとお片…

僕は何をすると”リチャージ”できるのかを紐解く。

前にどこかの記事で書いたが、僕は「ストレス解消」という言葉の定義を、最近は更新しようと努めている。 僕にとってそれは「エネルギーの消費を伴うもの」であり、そもそものエネルギーが枯渇しているときに採用するには、ちょっと時期尚早な術に思えている…