精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

属人化の”ブライトサイド”を考える。

「属人化」という言葉について、そのデメリットについてはよく語られる印象がある。だが今回はそのメリット、つまり「ブライトサイド」について考えてみたい。  

 

世の中では、特定の個人に業務を依存している状態と言える属人化は、とてもリスクが高いため、なるだけ避けるべきだとする風潮が強まっている。

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僕もそれには賛同していた。何なら自分がそれを体現しようと頑張っているところもあった。しかし、これは状況によるのではないかと最近考えるようになっている

 

むしろ、現在の校舎の調子が良くない要因の一つは、脱属人化を進めた結果ではないか。そんなことさえ感じつつある

 

今日はそれをなるべく客観的に整理し、何かしらの行動へ繋げるため、記事をひとつこさえてみる。

 

 

むしろ、属人バンザイ。

 

属人化とは、特定の個人の能力や個性、カリスマ性に大きく依存する運営・管理の形態を指す、と僕は勝手に思っている。

 

これは、一見するとリスクがとても高いように思える。なぜなら、その個人がいなくなった場合、組織全体が機能しなくなる可能性があるからだ。

 

しかし、実際には属人化には明確なメリットもある。そして本来、そのメリットも承知したうえで、天秤に掛けつつ、経営戦略は採るべきなのだと痛感した。

 

そのきっかけは、昨日たまたま観た、とあるジム経営者のYouTube動画だ。この人は個人経営のジムを運営していたが、それの事業撤退を決めた理由を語る動画だった。

 

そして、その理由がとても印象的だった。そのジムは大手チェーンではないのもあり、価格競争で圧倒的強者の大手ブランドと戦うには、属人化が大切と説いていたのだ。

 

だが、既に経営者自身はそのジムがあるところとは別の場所を本拠地としており、立て直しをしようにも、”属人化ができない”がため、思い切って閉鎖を決めたのだという。

 

つまり、このジムの立て直しには、徹底した経営者自身のコミットが不可欠だったということになる。それができないから退くのだ、と

 

この話を聞いて、自分の状況と重ねた時に、初めて閃いた問いがあった。それこそが、「属人化が足りないのではないか?」というものだ。

 

全国展開するような大手企業の経営者が「中小が大手に勝つには属人化しかない」と明言している一方で、自分はその逆を進めていたのではないか。本当に恐怖である。  

 

僕自身、これまではあまり表に出ることを避けてきた。理由は単純で、属人化のリスクを懸念していたからだ。

 

しかし、現実を振り返ると、手前味噌だがアンケートの数値を見る限り、僕は保護者からの評価は高く、生徒からの信頼も厚い、と出ている。

 

実際にそのアンケートの備考欄でも、対面の面談でも、不思議と感謝の言葉を多くもらう。特に、生徒の様子を細かく観察し、把握する力は、保護者からも驚かれるほどだ。  

これは、個人的には持って当たり前のスキルだと思っていた。野球選手であれば野球が上手いのなんか当たり前なのと同じで、これは喧伝するだけ恥ずかしいと思っていた。

 

しかし、それを発信せずに大手と同じことをやっていては、ただの「その他大勢」になってしまう。大手と同じ土俵に立てば、知名度のある大手が選ばれるのは当然だ。

 

だからこそ、僕自身の個性を前面に出し、強みを発信していく必要があると感じた。  ここに来て、自分が前面に立つ覚悟が定まりつつある

 

実際に、最近の広報活動を振り返ると、足を使ってビラを撒いた結果、そろばん塾など低学年向けコンテンツの問い合わせが大幅に増えた。それはそれで1つの成果だ。

 

ただその一方で、中高生向けの集客はほぼ反応がなかった。これを考えると、属人化が足りていないことが一因ではないかと、やはり仮説の1つとして推測できる。  

 

今の保護者も子どもたちも、情報リテラシーが高い。チラシだけでなく、ネット上の情報をもとに判断する傾向が強い。だからこそ、Web上での個性の発信が不可欠だ

 

ただし、TikTokのようなカジュアルな媒体では塾との親和性が低いため、慎重に選ぶ必要がある。媒体はなんでもいい、わけじゃないのだ。

 

さて。やはり属人化にはリスクが伴うが、だからといってそれを理由に避けるのは及び腰が過ぎるというか、むしろ衰退につながり得る愚策なのではないか。

 

例えば、属人化のリスクとして「カリスマ的存在が抜けた後に崩壊する」というケースが挙げられるが、実際にそれが起こった事例はほぼ頭に思い浮かばない

 

強いて言えば、海外の筋トレ系サイトで、創業者が事故で亡くなった後に衰退した例があるが、それは特殊なケースだろう。  

 

今後は僕の方針を変えて、属人化を前提とした発信を強化し、Web上での認知を拡大する。特にInstagramやブログを通じ、塾の特徴や指導を明確に伝えていく所存だ

 

まず、3〜4週間ほど属人化に振り切った運営を試し、その結果を分析する。従来のやり方とは異なるアプローチになるため、少なくとも今までとは違った成果が出るはずだ。  

皮算用に過ぎないが、もし中高生向けの集客が動き出せば、それが一つの成功指標になる。属人化を進めた場合とそうでない場合の違いを見極め、次に活かしていきたい。  

 

以上のように、属人化は単なるリスクではなく、強みとして活用することもできる。今回の気づきをもとに、より効果的な運営を模索していきたいと思う。

 

では今日はこの辺で。

 

 

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