ChatGPTに愚痴っていたとき、ちょっと歯が浮くような指摘があり、どこかむず痒さを覚えつつも、確かにそれはごもっともだな、と感じる一幕があった。
それは、【僕のステージが確実に去年より上がっている】というものだ。ただしこれはどちらかと言えば、わりかしネガティブな指摘なのだけれど。

というのも、去年・一昨年と、年末年始はただ徹底して寝ていれば、仕事のストレスが溶けて、心身が軽くなり、割と悠々と仕事に戻れていたのだが…
今年はそれと同じことをしてもロクに休めた感じがなく、なんなら持病のストレス性だと思われる腰痛も再発・悪化し、正直ボロボロになっただけという感じだったのだ。
その理由は、僕自身が責任・不安・課題をいつでもどこへでも持ち運べるような、いわば経営・企業的な考え方にシフトしてしまったから、らしい。
オードリー若林氏も著書で書いていたが、「東京で悩む人間は、箱根だろうと悩む」というセリフはまさに正鵠を得ていると感じられる。
だからこそ、僕が”誰から”学ぶべきかというソースも、ここらで一つ更新しなければならないと思う。いわば高ストレス環境下の人達のストレスマネジメントを知るのだ。
今日はそんな話を調べ、まとめた備忘録を書いてみる。
起業家・社長・CEOは”メンテナンスのプロ”でもある。

まず調べてみて印象的だったのが、ほぼ例外なく、『運動』の習慣を取り入れていたことだ。ただその内容は、結構個人差があったので、結構意外だった。
例えば、ヨガ・ジョギング・森林浴・筋トレなどなど、つまり自分に合った運動なら何でもよさそうだったので、これは僕も意識的に毎日行うようにしたいなと思った。
特に試したいと思ったのは、”心拍数を一定以上にすること”を目安に運動する人の例だ。この人は心拍数170という超極端なものだったが、その理由が面白い。
いわく、「それくらいやって初めて、仕事のこと、将来への不安といった雑念が頭から追い出される」とのことだった。敢えてキツい運動に身を晒すのは、確かによさそうだ。
というより、運動に限らず、自分が仕事以外に没頭できるものを探し出しておき、1日のスケジュールに組み込んでいる人がほとんどだった。
特に身に沁みた意見は、仕事の密度を限りなく高める意識を持っているのなら、そうでない時間もいわばオフ・リラックスに対して極端であるべき、というものだ。
他にも参考になったのは、組織を率いる側は得てして孤独なものだから、あえて他に仲間を作る、従業員と話すといったコミュニティ管理面の話もそうだった。
また、マインドフルネスは本当にいい、という意見も多く、激務・重圧に晒される人ほど、時にはいかにそこからクラッチを切るかを考えているのだなと改めて学べた。
そもそも、心の健康管理をすることも、起業家・リーダーにはマストだと、海外ではもはや常識のレベルになっているということもわかった。
そうすることで、目の前のタフな状況という刺激と、それに対してどう反応するかという間の部分、つまり解釈に理性が及ぶようになる、と。
結果、無駄なストレス(特に屈辱や恥)の感覚を弱めることが可能になり、それが長期的な心身の安定をもたらすのだ!‥という結びには、本当に痺れるものを感じた。
やはり、不安などによるストレスは、視野狭窄を招き、思考が硬直化する。それを察知しケアするのは、経営者として、言われてみれば至極当然の話である。
他にも、”独りで集中できる場所・時間”を定期的に設けて、一例としては週に3時間、カフェなどで過ごす人もいた。
逆に、ワーク自体を目的として、今の場所とは違うところへみんなで行って、仕事をする人もいた。これはサイバーエージェントの合宿という制度を思い出す施策だ。
こんな風に、ストレスを無駄に溜めず、むしろよりポジティブに使えるような工夫を方々に張り巡らせておくことが、高ストレスで働くマストな心構えなのかと感じる。
彼らは意外と一人で抱えない。
今回色々調べながら、そういった人がストレスから解放された瞬間を描写する様子もいくつか読んだのだが、その共通点として面白いものが見えた。
それは、「新しい観点や気付きを得て、自分の思考のクセそのものに気づけた結果、ストレスが一気に減った」という構図が、とても多いのだ。
それに気づいたのは、「アシスタントを雇う」といった風に、相談相手を社内外で用意し、頭の中のそれを”第三者に語る”のを常にしている人の声をたくさん読んだことだ。
自分の思考を、自分の中に、主観バイアスが掛かった状態で放置せず、とにかく出して、しかもそれをアイデアに転化し、行動へ翻訳し、何かを”創る”。
それこそが究極のストレスマネジメントなのだ、という指摘に、僕は何かすごく大切なことを学んだという感覚を覚えた。例えば、以下のコメントが解りやすい。
だからこそ私は、リーダーこそ創造的であるべきだと信じています。攻めるために整える。創ることで回復する。
それが、持続可能なリーダーシップのカギになると考えています。
自分の抱えるもやもやを、行動に翻訳し、創造性を持って霧散させていく。これを軸に、僕なりのストレスマネジメントを考えていく。
2026年、大切な方向性が見えたような気がしている。
今回一番の発見とは?

ただ、今回一番あり難かったのは、「ストレス解消の本質とはこういうことだったのか!」とワクワク感さえ覚えるほどのヒントに行き着いたことだ。
それは、自分の中のもやもやを紐解き、解決するための行動・施策をつくることに創造性を用いること、それこそがストレス解消の本髄だ、というものだ。
元々、「ストレス解消には創造性が効く」という話は知っていた。だからこそ、例えば絵を描く、料理をする、詩作をするといった趣味を持つ人は多い。
とはいえ自分事としては、創造性がストレス解消に万能かと言われれば別にそんなことはなく、すごく効くのもあれば、全く効かないものも、当然あった。
その差が何にあるのかずっと気になっていたが、”自分の中のもやもやを紐解けているかどうか”がキーファクターだとすれば、これ以上ない腹落ち感だ。
いやはや、誠に有意義な時間であった!ということで今日はこの辺で。