今の校舎を引き継いで約2ヶ月経ったのだが、予期せぬトラブルやら、前年度から残された膿やらがあって、全く落ち着いて振り返りができていない。
僕はリーダーとしてきちんと職務を全うできているのだろうか。そうじっくりと自問したいのだが、そうすると寝落ちするくらい、最近はぎりぎりで駆け抜けている。

立場や肩書を得て一番変わったと思うのは、上がってくる、寄せられてくる、そして求められる情報や要望の多さだ。
売上をこうしてほしい、こんな先生を当ててほしい、現場でこんな問題が起きている、等々。マジで目が回る。
長としてダイレクトにそういった問題に必死で取り合う内、本当にふと、自分の中にヤバい感情が湧いたことに気が付き、ゾッとした。
その感情とは、「言い訳せずに向き合えよ!」という理不尽な怒り、もとい八つ当たりだ。それをされて嫌だから長になりたかったのに、なったら思うとか、ちょっと・・。
自分のことが本気で嫌いになりそうだった。しかし2秒だけ反省した後、気持ちを切り替えて、冷静にこの感情と向き合うことにした。
「逃げ」と「報告」を区別できないリーダーはヤバい。今日はそんな話である。
部下の仕事、リーダーの仕事。
部下の仕事とは何か。リーダーの仕事とは何か。この答えが知りたくて手に取った↑の本は、冷厳だが大切なヒント・学びが多く、本当に有益だった。
それによれば究極、部下の仕事は現場で働いて、そこで得た情報・成果・経過を上司に報告し続けることだという。
一方上司の仕事は、全員で追える目標(マンモスだと形容されていた)を設定し、チーム一丸となって取り組ませ、それによって大きな成果を出させることとあった。
だからリーダーは、その成果を達成するために、現場から上がってくる情報は丁寧に扱い、活用しなければならないのだ、とも指摘されていた。すごく同意する。
とはいえ、上がってくる情報が全て有益かというと、そうではないようにも感じている。報告といいながらその実、ただの愚痴ということも多いからだ。
あるいは、こちらの時間や労力を一方的に持ち出すだけというケースも多い。例えば苦手な生徒がいるので、その時間だけ制御してほしい、という風に。
こういうのは冷静に切り捨てて、「いや、そこまでこちらに仕事を振るなよ」という風に返すか、あるいは対処策を伝えて当事者として対処させるのもまた、仕事となる。
しかしながら、クレーム処理や本気でキャパを超えている場合など、当人に任せ続けるといずれ炎上しそうな案件も無いわけではない。
ここの選球眼は、色々な人の知識や観点を仕入れつつも、実戦を通じて練習と経験を重ねねば、培われないのだろうと、そういう風に悟っている。
全てを「逃げ」と考えれば部下からの人望と情報を丸ごと失う。一方、全てを「報告」と考えて受け止め過ぎれば、疲労が溜まりすぎてキャパを超える。
組織と自分を守るためにも、ここについてはシビアにジャッジできるようにならねばならない。ふとした弾みで沸いた八つ当たりを基に、意を強くした次第である。
では少し短いけど、今日はこの辺で。