「バビロンの大富豪」を再読して以来、はっきりと世界の見え方が変わっているのを感じる。簡単に言えば、節約がデフォルトになった感じだ。
とはいえ、むやみやたらに清貧を地で行くとかそういうことは全く無く、むしろ今の満足度をもっと安い値段で得られないか都度自問するクセがついた、という話だ。
|
例えば僕は時たまポテチを食ってそのまま昼寝をしてしまう怠惰な時間が好きなのだが、いつも何も考えず、「堅あげポテト」ばかり選んでいた。
それにふと気づいた際、「そもそもポテチなら何でもいいのではないか?」という仮説を立て、一番安いものに代えてみたが、満足度が全く下がらないのを確認できたのだ。
こんな風に、自分が思う「これくらい払わないと満足できない」という思い込みは、体感で80%はいい加減だ。だから全ての金銭が絡む判断は、まず疑うくらいで丁度いい。
今日はそんなことを繰り返していくと、世界がどうみえるようになったかという、途中経過のお話を書いてみる。
「工夫しなくていい」ということにお金を掛けたくない。
|
最近自分の中で納得感が強いのが、こちらが頭を使えば使うほど、基本手頃な値段で、支出を抑えた状態で、物なりサービスなりの交換が可能になるというものだ。
逆に言えば、こちらが頭を”使わない”程、財布から出て行く金額は大きく、太くなると感じている。一例を用いて考えてみよう。
僕はたまに、無性に「良いハンバーグを食べたくなる」ときがある。ここで真っ先に浮かぶのが、地元でも評判な店を探し、そこへ出かけることである。
ちなみに近所にそういう店があるのだが、実際に非常に美味しいので僕も大好きではあるものの、ランチで一人3,000円くらいは必要となる。
―ところで、最近はコンビニ弁当のハンバーグも非常に美味しくなっている。僕には90点のハンバーグと95点のそれの違いは判らない。そこはつまり、どうでもいい。
すると最近は値上がりが激しいってのを加味しても、ハンバーグ弁当に切り替えれば700円前後で自分の目的が果たせそう、という気がしてくる。
だが、果たしてこれが最安値だろうか?そもそもレトルトコーナーには、各コンビニが工夫を凝らした単品のハンバーグが多々売られているではないか?
正直それを買って、米は自分で炊くなり、パックのそれを買うなりすれば、もう200円くらいは安くなりそうだ。
ただし、僕にとっての下限はここである。自作したり、さらに安いハンバーグを探したりすればさらにコストは下がるが、手間暇と満足度がどうしても期待を下回る。
あくまでも、僕が得たい満足度を、まず頭に浮かべた額より下で手に入れる方法を考える。これが、僕が最近意識している節約の意味合いだ。
実際、これは人によるだろうが、僕は無意識に、自分が満足する質の1~2段階上の商品を手に取っていた。大体の物は、最安値でも十分に心が満ちるのだ。
例えば普段愛飲しているコーヒーは、500ml入りで1本90円だし、おやつとして気に入っている小さなパンは、150円ちょいで6枚入っている。それを2日に分けて食う。
僕のQOLは、思った以上に金を必要としないのかもしれない。実際、今自分が使っているもの、食べているもののグレードをただ下げるだけで、支出は驚くほど減っている。
ただし、ひたすら切り詰めてケチケチするだけでは、お金の使い方自体は全く上達しないだろう。僕はあくまで、構造を理解し、ゲームとしての攻略法を探したいのだ。
ある程度元手が溜まったら、次は投資信託でもやってみるとしようかな。正直これ自体は貯金と何も変わらないのだが、投資先は日本円以外にも作っておきたいしな。
ということで今日はこの辺で。