精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【小ネタ】『ネットワーク読書』が結構面白い件について。

今日は僕の私見について。タイトルの『ネットワーク読書』とは完全に僕の造語である。 ここ1年近くは多読のスタイルを変えて、ひたすら蔵書を再読するようにしており、新しい本も全くと言っていいほど買っていない。 そういう読み方をしていると、時折『おや…

【小ネタ】やはり英単語暗記の勉強法は、『セルフイマジネーション』が良さげである。

かつてセンター試験を受けたとき然り、英検を受けたとき然り、そして謎に、受けもしないTOEICを勉強している現在然り・・・ 『英単語暗記』は基本にして一番重たい部分だよなあ、という意を強くしている。 単純作業が多くて飽きるし、何より量が膨大だ。前進し…

英語は"いつ始めるか"より、"どう勉強するか"だと、純日本人である僕はやっぱりそう思う。

この記事を読んだ。 www.pandamama-eigoikuji.xyz 便乗めいた内容になってしまうが、僕はこの内容に同意する。というのも、僕自身、英語の勉強をガッツリ始めたのは、実は16~7歳の時だからだ。 そんな変わったキャリアを持つ僕なので、『年齢が遅いから英語…

まるで天国みたいな『英語力サーキット・トレーニング』実践録。 ―1週間目

最近、何故かこのシリーズにハマっている。 www4.nhk.or.jp もはや流行し始めて結構経つので、取り立てて説明は不要だと思う。 さて。その中で僕が一番好きなのは、『サーキット・トレーニング』と呼ばれるものだ。 全身の筋肉を5分程度で一気に鍛えるトレー…

何かを教える際は、相手の『得』をまず考えよう。

コロナの影響は色濃いが、新年度の問い合わせがポツポツと届き始め、体験授業を実施する機会も増えてきた。 良い口コミも悪い口コミも広がり得る極めて大切な機会であるため、やはりノープランで突っ込むことはできない。(そしてさせない) さて。この体験授…

2020年強く生徒に伝えたいこと、それは【自己重要感】。

最近、これらの本を再読し、ある意を強くしている折である。 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 [ 佐藤航陽 ] posted with カエレバ 新世界 [ 西野 亮廣 ] posted with カエレバ それは、【やっぱこれからは(も)自己重要感が大切だなぁ】というものだ。 …

『色んな観点で物事を捉える』練習は、義務教育中にやっとかないと人生詰む件について。

最近、この本をまた読み始めた。 数学で解ける人生の損得 /宝島社/志田晶 posted with カエレバ 要約できるほど読み込んではいないが、とりあえず『数学は、知識を道具に思考を重ねること』『合理的思考力を養う科目である』というのはすごく伝わる。 そして…

教科書に書いてあることを、教科書に書いてある通りに説明できても、あまり意味はない。

『暗記系科目』を一夜漬けで乗り切った経験はないだろうか。僕は何度もある。(点数は悲惨とも健闘とも言えなかったが) ぶっちゃけ試験範囲の狭い定期テストは、それでどうとでもなる。だがこれは、生涯役に立つ知識の入れ方とは、あまりにも遠い。 そしてこ…

【小ネタ】国語が解けないヤツは、『アレ』ができない気がしてならない。

今日は完全なる独り言。 『国語が苦手』という生徒はどうしても一定数居るのだが、先天的なハンデを感じるのは、ほとんどいない。 この差は何かというと、『読んで楽しむ』のとは違い、『解いて答える』にはある種の型が存在するので、単純にそれの習熟度の…

【無意識に他者の自信を折る】生徒は、早めに釘を刺しておきたい。

ただの皮肉だが、ルールに従いながらも個性を求められることから、生徒はホントにしんどいだろうなぁと考えている。 とはいえ、『無駄に敵を作らない』という観点に立てば、ある程度の言動への意識は持っていた方がいいのもまた事実。 そこで今日は、ぶっち…

【小ネタ】ほんの些細な行動でも、やる気スイッチは入る!!!・・・と気付いたの巻。

コロナの影響で連休にしっかり連休を頂けるようになったが、客商売なのでその日にチョコマカ仕事が入ることは多い。 ―とはいえ、例えば電話を一本二本入れたり、授業のネタを考えたりといった程度なので、出社を伴うものは稀だ。 だがそれでも、スイッチを切…

数学が嫌いなあなたに、数学が苦手な僕が推す単元。それは『関数』。

誓って僕は数学が超苦手で、センスを要する単元で軒並み詰んでしまった。(合同・相似・集合と論証・数列等) だがそんな僕でも、ある程度(全国模試で得点率7割ちょい)戦える分野はあった。 それはひっくるめると、『関数』である。一次関数とか、二次関数とか…

何故か皆『関係詞』のことが嫌いですが、あれほど使い勝手の良い文法はそうそうないと思うのです。

『関係詞』という文法がある。 現在は中3の二学期くらいで習う文法で、これを見ると頭を抱えて発狂しそうになる生徒が結構出る。 I know the man who plays soccer well. The woman who is standing over ther is my sister. という例文を見たり読んだり書か…

『中学3年~高校生・大人』に向けて、オススメの【英語本・教材】をまとめておく。

別に文句があるわけじゃないが、オススメの『英語本・教材』で検索すると、『幼児~小6』に向けたものが多いという印象だ。 ただ、ある程度年齢を経てからの人には、そういうのは逆に使いづらいのではと思うわけで。 実際、日本語を学ぶ英語圏の大人が、『桃…

厄介な【be動詞】について、英語と国語を教える僕が超色々と考えてみた話。

やはり塾の授業で英語を教えていて、一番難儀するのは【be動詞】である。 https://info-geocities.yahoo.co.jp/ こいつ単品の時はまだ良いのだが、【一般動詞】が登場してくると、その使い分けに難儀し始める印象だ。 これについて色々な本を読んだり、自分…

心を守るため、『心理学』は高校までのどっかで必修にした方が良いと思う。

教育カリキュラムについて、ここ最近は結構盛んに議論が行われているのがわかる。(その実現率はさておき) www.mext.go.jp ここで一つぶっこむと、僕は『総合』『道徳』といったイメージしづらい科目より、いっそ広義の『心理学』を教わりたかった。 これは何…

『人の気持ち』とか、正直わからないままでいい。

合格発表。いよいよこの時期が来たかと、毎年胃に穴が空きそうになる日である。(実際もしかしたら空いてるんじゃね、ってくらい痛むこともある) そして、良い報告もあれば悪い報告もある。100%の合格率は勿論出したいが、現実という名の壁に毎度毎度跳ね返さ…

『勉強は何から始めるべき?』というお悩みに対し、3つのシンプルな答えを書いておく。

ついにすべての受験が片付いた。(公立高校二次募集という例外はあるものの) 僕の中では、羽を伸ばして解放感に浸りたいという思いと、次の戦いに向けて動き出したいという思いの両方が渦巻いており、とても体調が悪い。 しかし頑張って、なるだけ未来への先…

『授業の説明を全部書き取るのがノート』という考えは、誰も幸せにしない。

やっぱりどうしても、僕はノート点に懐疑的だ。理由は散々言ってきたので今日は割愛。 別にテーマを自由にしたり、問題演習の答えだけの列挙を許したりという柔軟さがあれば僕はとやかく言わないのだが・・・。 なんと未だに、『板書をそのまま指示通りに写して…

試行錯誤の”楽しさ”と、"面白さ"がよくわかる名著。『ご冗談でしょう、ファインマンさん』

今日は読書感想文をば。 僕は高校から理科の成績がヘボチンなのだが、理科そのものとか、その考え方は結構好きだという自負がある。 『これってどういう理屈で機能してるんだ?』とかに興味を持つことは多いし、何よりネットが普及したおかげで、それを調べ…

【小ネタ】『問題集は覚えるまで解きまくれ!』というアドバイスにありがちな【誤解】。

導入として、実際に居た気の毒な生徒の話を書いてみる。 その生徒は、『もう学校のワークは全部覚えた!』と豪語して憚らず、実際に問題文をこっちが読んでも、確かに答えを全部当てていたのだ。 ―ただ気がかりなのが、それが結果に直結していなかった点であ…

何だかんだで動画授業を録ったので、そこで得た気付きや学びをシェアしておく。

僕は自意識過剰なのだが、最近意を決して、ついに『動画授業』に挑んできた。 録音された自分の声を聴くだけでも嫌な僕が、自分で自分を撮影し、その編集まで自分でやるという地獄である。 例えばハエトリグモすらダメなレベルでクモが苦手な人に、上半身裸…

どうしても思っちゃうが、『完璧主義』を捨てない限り、"成績"は伸びない。

必死で頑張っているオーラを出しながらも、やはり成績の伸びが渋い生徒は一定数居る。 僕はこういうのを『才能』という思考停止ワードで片付けるのが嫌いなので、色んな情報を探し、仮説を立て、言葉は悪いがそういう生徒をよく観察している。 そして最近、…

負の感情だろうと、勉強の原動力になるなら良いじゃないという話。

様々な受験が片付き、残すは国公立大学後期試験ぐらいなものになった。結果が出るまでは戦々恐々だが、何か一つの区切りを迎えたという感覚もある。 さて。少し前、こぞって色々な講師や著名人から、受験生へのエールがアップされた。 www.toshin.com lohaco…

激務?の社会人に役立つかも。ある塾講師の勉強スケジュールを大公開!

最近、リスニング力向上、趣味である筋トレ知識の吸収、そして暇潰しを兼ねて、以下のシリーズをよく見ている。 www.youtube.com 乱暴に言えば、『プロのボディビルダーは、毎日どんな食生活で暮らしているか?』という具合。 そもそもの目的はもちろん、違…

『頑固な生徒』を口説く方法まとめ。 ―少し残酷な真理も添えて―

『頑固な生徒』がたまにいる。 尚、ここで言う頑固とは、【他者の価値観・考え方を一切取り入れようとしない】という意味である。 さて。ハッキリ言ってしまうが、こういう生徒は厄介だ。何故かというと、得てしてその頑固さは【勉強法】に出てしまうからだ…

長期の休みに付いてくるアレ。『大量の課題』をラクにする方法を書き殴ってみる。

コロナウィルスショックで、僕の住む県の学校も軒並み『休校』となった。 期間が期間なので、そのまま春休みにドッキングする学校もあるらしく、それを聞いた瞬間の生徒は嬉しそうだったのを覚えている。 ―だが、現実は甘くない。進まない単元を補うべく、結…

講師に一番向いている性格は、優しいとかじゃなくて【サイコパス】説。

皆さんが思う理想の先生とはどんな方だろうか。 例えば、不必要に怒らないとか、親身に指導してくれるとか、そういう手厚く優しいケアを提供できる方ではなかろうか。 それを承知で言うが、得てしてそういう先生は小数派だ。圧倒的に数が少ないからこそ、み…

『不安』に打ち克ちたければ、【論理力】を鍛えよう。

ついにこの名著を読了した。 途中何度か挫けそうになったが、わからないところは日を改めてチャレンジしたり、他のネットや参考書の意見を参考にしたりして、何とかたどり着いた感じ。 もちろん『学習』においても皆さんにお伝えしたい情報は多々あるのだが…

【駄文】料理で言うと、英単語は材料で、英文法はレシピのようなものではなかろうか。

今日はコロナ対応祭りで時間が無いので、常日頃から思っている持論とその解説でお茶を濁す。 僕は英語の指導をしているとき、いつもいつでも、どうしてもこう思う。 『料理で言うと、英単語は材料で、英文法はレシピのようなもの』 全く持って意味が分からな…