英語
理科の授業で一番心に残った思い出は何だろう。冷静に思い返してみたが、それは意外と、周期表を丁寧に覚えていたあの頃なのかもしれない。 よくわかりもしないし、蝕知もできない謎のつぶつぶ。それが教科書の見開きに、フルカラーで載せられている。何かの…
英検1級を持っている僕だが、英語のリスニング力とスピーキング力は、他の1級取得者に比べて数値として低い。 読めるし書けるけど、話せないし聞こえない。一時期はそれでもイイと割り切って、さして気にしてもいなかったのだが、どこかでもう少しなんとかし…
小3の頃、僕はどうにも我慢できなくなって、親に頼み込んで顕微鏡を買ってもらった。3000円くらいのチープなヤツ。 何を我慢できなくなったか。それは教科書には書かれているし、NHKのドキュメンタリーでは見れるのに、肉眼で見えない微小な世界と生物の存在…
誰もが答えを知らない世界は、子供が問うような純朴な質問の先にあるような気がする。 「サイコロの目を完全に予測することはできないの?」「物をどんどん半分に、小さく切っていったら、どうなるの?」その問いの答えを、どんな英知もまだ持っていない。 j…
この本をここまで読んで段々疑問に感じてきたのだが、もしかしてこの調子でずっとカオス理論の話が続くのだろうか? もちろんカオス理論についての話は結構面白いから、読んでいて飽きないし、学びも多いと感じている。だが、それならタイトルはそうなってい…
数学は厳密であってナンボだと僕は勝手に考えていた。例えば無量大数の桁まで成り立つことがコンピュータによって確認されようが、無限が証明されたことにはならない。 素数が無限にあることは証明されているが、例えば双子素数が無限にあるのか、完全数は無…
僕は数学が苦手である。ただしそれは数学の話であって、算数は別。100マス計算は公文に行っていた別の同級生と同じくらい早かった。 当時はただただ、意味不明な記号と、謎の数学的思考というヤツが全く性に合わなくて、拒絶反応故に飲み込むことができなか…
理科と数学(と世界史)が混ざったような大著。それがこの、THE GREAT UNKNOWNである。正直、買ったはいいが、読める気があまりしなかった。 しかし、自分の中にも多少素養が溜まった恩恵か、なんとか読めるし、普通に楽しめている。僕も未知が大好きな男子だ…
僕の洋書デビューは確かフェルマーの最終定理だったと思うのだが、やっぱりサイエンス系のドキュメンタリーが一番好きだと自覚している。 【素数の音楽】を読んで以来、こちらのマーカス・デュ・ソートイ氏の著書にも興味があり、その中の1つを直感で選んだ…
内向的故に自分を見つめることが習慣というか自動化している僕なのだが、それでも一つだけ、まだほとんど全く掴み損ねている自分の特性がある。 それは、どんな思考、あるいはどんなメタからの声掛けをすれば、自分は最速でミスや挫折から立ち直れるか、であ…
人見知りで内向的というのを全開にしていると、僕をきっかけとして自分を肯定しようとする人たちによくブチ当たる。いわゆるマウントの対象になり易いのだ。 「もっとバカにならんと」「気にしすぎだよ」「苦しんでるのはお前だけじゃないんだよ」「笑ってれ…
疲れが溜まってくると、その原因はいわゆる肉体的疲労ではなく、メンタル的疲労であることをつくづく実感する。 強みであると同時に弱みであるとも自負しているのだが、僕は常時周りに対し、全力で観察力を発揮しているような意識の向け方をしている。 jukuk…
僕はよく言われる。「なんでそんな人見知りなのに、人前に立てるの?」と。それについては、なんででしょうね、と言う外ない。 あまり会話をしたくない、日常から人と付き合いたくないというのは、嘘偽りない本心だ。時たま、山奥の狭い寺で座禅を組んでみた…
僕は誰がどうみても内向型人間だ。しかし、自分が通ってきた道を振り返ると、そこにはなぜかいつも、【冒険】があるような気がする。 初めて秘密基地を作った日。南の離島で合宿した夏。友達とナビも無く当て推量で海水浴場を目指した高校の頃。全てが時系列…
内向性の強い人間が潜在的に持つ力とは何か。僕はそれについて、受け売りな言葉だが【観察力】だと考えている。 対象をじっくり観察し、現状とのギャップを観察し、その差を埋めるための問いを発し、仮説を作って観察する。だからこそ、上達も速く、深いのだ…
ふと思うのだが、外向性を持って生まれた人たちは、「俺たちは勝ち組だ!」とわかり易く確信しているものなのだろうか。 僕らに見せる顔が外向的なだけで、その内面には葛藤を抱いているものなのかもしれない。そしてその葛藤が見えたとき、僕はその人と友達…
内向的な人に向けた助言の本。最初はそう思っていたが、どんどん深い意味が登場し、意外な喜びを感じている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 外向性至上主義の否定、オンラインとオフラインの自分の在り方、等々。「お金2.0」のような話も出てきて、また…
内向的な人は内向的ゆえ、自分なりの解決策を我流で作り上げて、そしてそれをシェアしない。だから孤独を感じるんだと思う面もある。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 同類の思考、同類の対処法。それを一つ学ぶ度に、僕は孤独ではないんだなと、大げさだが…
「そんな守りに入った姿勢ではダメだ、もっと表舞台にバカになって出ていかないと・・」と言われるたびに、自分のことが嫌いになっていくのを感じ続けていた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 生まれ持ったものを慈しむとか活かすといった発想は1㎜もなくて…
よく考えれば、内向的な人(多分)が自分の胸の内を書き記した本は読んだことがあったが、内向的な人が内向的な人に向けて何かを書いた本は、今回が初かもしれない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 小説とはまた違った、自己投影。だからこそ、腑に落ちるま…
今回の本は、「START WITH WHY」とはまた違った理由で、自分の心に刺さっていく。かつての自分が受けてきた言葉や解釈が、そこに並んでいるからだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 発言さえすればいいと思っている先生の面倒くささ然り、喋らないことは反…
新しい本を買ってみて数日、まだまだガッツリとした内容に入っていないため期待は持ちきれないのだが、知りたかったことのヒントは書かれていそうだと感じる。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 僕自身、内向的であること、外向的でないこと、活力に乏しく映…
少し寂しいのだが、遂に終わりが見えた。この部分を書いている今、最終章というか後書きのコーナーに入っている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com だが改めて「仕事をする意味・理由」という根幹を考える良い機会になった。今「起業家」とかを読み返すと、…
先週読んだ章はすごく考えさせられた。自分が居なくなった後のこと。それを考えてみると、今すべきことがとても明確になる気がしたからだ。 何を託したくないか。何を残したくないか。その目線で今の状況を見つめて、具体的にできるところを、目に見える・見…
ありがたい話なのだが、先月から今月にかけて、新規入塾が10件以上あった。これは嬉しいのと同時に、ある意味基盤がグラついている状態だとも考えている。 新規を優遇して常連をおざなりにすれば、結果崩壊が始まる。ヘンなメッセージを対内的に出さないよう…
理念。大事だということは何となくわかるが、つまりそれは何なのか。例えば就活生の頃とかだと、一瞬たりとも考えたことのないテーマである。 本書を通じ、その巨大にして難解な、それでいて曖昧なことについて、自分なりに思索が深まっているのは、すごく有…
いよいよ本書も佳境に入ってきた。視座が上がると言えばかっこいいが、なし崩しで長になった身なので、恐ろしい勢いでフレーズが自分にしみこんでくる。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そして本書を通じて著者が伝えたいことも、段々と深いところに入って…
日本のビジネス書と、英語のビジネス書の違いは何か。本当に主観的な感じ取り方だと思うが、後者の方が客観的、つまりデータや実例に基づいて話が進む印象がある。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com いわば筆者の「こう思うんよね」という感想はほぼ徹底的に…
今回の洋書は、今までにない感覚を抱きながら読んでいる。それは、「え、もうこんなに読んだの?」という驚きだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com というのも、今の自分に応用できそうなことが多すぎて、本当にポンポン読めるというか、一回一回気持ちを入…
新体制になって2週間だが、目先の仕事の処理と、今後の目標・目的の設計を同時にやっている状態なので、本当に目が回る。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 結果本気で心身が疲れ果てるため、こういう朝の読書の時間は色々と貴重だ。読みながら、その場で自…