心理的なお話
大体2週間前から時折ぼやいているが、クソ繁忙期がようやく一区切りついた。ちょっとしたらすぐに冬季講習が始まるが、一息つける貴重な時期に差し掛かっている。 しかし、先週、今週と続いた繁忙期は、それなりに僕の心身を疲弊させやがったようだ。過去に…
今日、塾での教育相談に一区切りがつく。厳密にはまだ数件残っているのだが、毎日3つも4つも懇談を行うという日々は、一旦今日で終わりだ。いい酒が飲める。 しかし、そんな日々の佳境で一番実感しているのは、僕自身の心身の消耗だ。特に後半の数日は、風邪…
最近、佐渡島庸平氏の受け売りなのだが、「わかろう」とあることを意識的に止めつつある。 もちろん、いわゆるテストの答えをわかろうとはするが、全体的にそうすべきだは考えていない。わからないことを糧に思考して、理解し、また問うのを繰り返したい。 j…
今日は、最近オワコンと捉える風潮さえも感じる集団授業の意義について、自分の考えを述べてみたい。 実際、近年の問い合わせの傾向を鑑みても、やはり個別授業が重要視され、集団形式のそれは段々と減りつつある。色々足掻いてみたが、これは”時流”なのかも…
以下の記事は、元々「疲労が溜まっているのを自覚してきたので、さてどうするか」的なテーマで、通勤中に喋ったものである。 しかしいざChatGPTで文章を整えて、客観的に読んでみると、割と身震いがした。特に後半、はっきりと疲労困憊の兆しが見えつつあっ…
まだまだ教育相談のシーズンは続く。せっかくならばインプット量も増やし、経験値の質を上げたいと考えているため、色々な【傾聴】に関する記事を読んでいる。 そんなとき、たまたま読んだ精神科医の記事から、ある興味深い考え方を得られたように感じる。そ…
今日は、最近自分でも強く弱点だという印象を持ちながらも、決定的な解決策が見当たらない、あることについて記事を書く。 つくづく思うのは、僕はやっぱり、休憩と集中が下手くそだということだ。休むべきときに休むことに集中できず、逆に集中すべき時には…
科学の世界でわからないところを突き詰めていくと、宗教や哲学の世界になっていくような気がしてならない。 あまりにもスケールが大きいブラックホールという存在。時空間という、そもそもあるのかないのかさえ超越した存在。そこに答えを見出すのは、可能な…
今日は、昔本で読んだ「教員や講師に求められる心構え」の1つが、最近やっと腹落ちしたことを書こうと思う。 集団授業の生徒制御に苦戦していた頃によく読んだのが、向山洋一氏の著書「子供を動かす法則」である。 子供を動かす法則新版 (学芸みらい教育新…
今日は、自分の中で最近課題として認識していることについて記事を書いてみる。それは、「整えること」についてだ。 この言葉だけ聞くと、サウナなどが頭に思い浮かぶかもしれない。だが、僕が課題としている「整い」とは、サウナに入ったら何とかなる類のも…
今日は「なんだかんだで詰め込み教育の段階も必要だよね」というテーマで、記事を書いてみようと思う。 かくいう僕自身は、いわゆる”ゆとり世代”だ。この呼称は割と嫌いだし、この時期の教育が良かったか悪かったかというのは、まだ歴史的評価の途上だとしか…
テーマが似ているから当たり前かもしれないが、「宇宙創成」「フェルマーの最終定理」「素数の音楽」で出てきた話や知識が、ちょこちょこ登場する。 男子に生まれたがためか、学校でできることを求められる理科や数学がからきしな僕でも、宇宙や数論の未解決…
昨日書いた記事の、いわば続きになる内容を今日は書いてみる。つい最近、僕の中で、「問いが見つかるまでは予習をする」というラインを設定した。 教科書や問題集の解説や説明に、「なぜ?」「どうして?」をぶつけながら読んでいく。それらを解決し、僕なり…
ろくすっぽ結果らしい結果を出す前に公言するのも恥ずかしいが、僕は今、校舎長としての自分の在り方を意識的に変えようと努力している。 僕は場を預かる者、チームを率いる者”ではなく”、場所を場所たらしめるため管理する者であるべきだ。そんな風に考えて…
最近、主に仕事から帰ってからの時間で、以下の本を読みこんでいる。 感情は、すぐに脳をジャックする [ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon これが非常に読み易いのは勿論、書いてある内容が凄く実践的で、読んで満足というより、「自分も…
宇宙の話。時間の話。光速の話。今の僕はそれらの知識を知っている(理解しているわけではないが)。 それらをどこで知ったのだろうか。ふとそれを思い返すと、やはり小学校低学年までの時代に、大量の情報を受信したことが大きいのではと感じている。 jukukos…
独立を考えているという話を伝えて、1年くらい経った。伝えてから気付いたが、僕はまだまだ、まだまだ、内省が不十分だ。想いの10%も、言葉にできていない。 もちろん目先の売り上げ、会社への貢献が一番大切だ。そこの優先順位は履き違えていない。しかし…
最近買ったこの本が大当たりだった。まだ中盤というところなのだが、既に何枚の鱗を目から落としたか知れないほどである。 ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考 [ 松波龍源 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon これを手に取った理由は、テーマが仏…
昨日の記事を書くためにあれこれと考える中で、僕にとってある種理想的な働き方・生き方を具現化した場所は、多分美術館であるということに気付いた。 羽生善治氏の言い方を借りればこれはただの”閃き”だ。なぜそう思ったか、全然説明ができない。もしかした…
僕は何がしたいのだろうか。最近、このことをふと考える機会が増えた。僕は究極この世で何をしたくて、そして何を遺して、消えたいのだろうか。 生きることについて、究極的な目的など無いと言われる。それは僕も同意する。僕は勇者か何かの末裔ではない。大…
最近、自分ごととしてちょっと反省するべきことが1つあった。だからそれを忘れる前に、こうして帰り道に吹き込んだことをベースに、記事を書いている。 仕事で何かミスをしたとかそういうことではなく、単純に今僕は、寝不足である。睡眠時間は5時間ちょいで…
30歳を過ぎてから、ことネガティブな感情や思考に振り回されたくないと改めて思うようになった。だからそれを感知し、なるべく客観視して観察するよう、努めている。 そして今日、「そういえばあまり言語化できてないな」と気付いた感情がある。それは「気ま…
フェルマーの最終定理のドキュメンタリー冒頭で、こんなナレーションがある。「辿り着いた数式は、彼に名声と、そして後悔を与えた」 その理由はドキュメンタリー後半で語られるのだが、追いかけ続けた謎や問題が消えることは、達成感以上に喪失感を生み出す…
魅力という言葉を思い浮かべると、「僕にはない何かだ」という卑下を、ある意味反射的に考えてしまう。 二十代前半の頃は、自分にそれはないという仮定のもと、どうにかしてそれを探してきて、自分に移植するべく色んなことを頑張ってきたものだ。 しかし、…
【観察力の鍛え方】や【大きな嘘の木の下で】をはじめ、様々な本で書かれてある教えに、「大失敗を避ける」というものがある。 成功に再現性は無いが、失敗には不気味なほどそれがある。だからそれを知り、共有し、徹底して潰す。これが何より重要なのだと。…
昔から僕はよく悩む。一応過去10年くらいに比べたら、だいぶ自分の中のネガティブモンスターを御せるようにはなってきたと思うが、それでも、まだまだだ。 だからこれまで、【D・カーネギーの道は開ける】とか、【心の疲れを取る技術】などの、主にメンタル…
もう何回目か分からない再読だが、【大局観】を久しぶりに頭から読み始めて、その面白さにやはり引き込まれて、毎朝10分くらい読むのを日課にしている。 大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書) [ 羽生 善治 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 読…
今日は、本番に強くなるための勉強のコツというテーマで、記事を書いてみようと思う。 勉強でもスポーツでも何でもそうだと思うが、練習だときちんとパフォーマンスが発揮できるのに、本番だとそうもいかないという人は、かなり多い。 この辺は、本人のメン…
あるポケモンの映画だったと記憶している。ネタバレになるので詳しく言えないが、地球を離れ、宇宙の果てにどんどん飛んでいく映像が流れるシーンがある。 地球が遠ざかり、火星が遠ざかり、地球が点になるまで遠ざかり・・という感じだ。子供の頃、それまでの…
英検のハイシーズンがそろそろ終わる。その一環として面接練習(二次試験対策)を受け持ったのだが、例えば2級となると、なかなか担当できる講師が居ない。 必然、コマの時間をできるだけ短くしつつも、回数を増やすことで講座の体を保ちながら、僕が隙間時間…