精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

心理的なお話

疲れたときに考えたい【一切皆苦】という考え方。

最近買ったこの本が大当たりだった。まだ中盤というところなのだが、既に何枚の鱗を目から落としたか知れないほどである。 ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考 [ 松波龍源 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon これを手に取った理由は、テーマが仏…

僕の理想の働き方は、「美術館の館長」なのかも。

昨日の記事を書くためにあれこれと考える中で、僕にとってある種理想的な働き方・生き方を具現化した場所は、多分美術館であるということに気付いた。 羽生善治氏の言い方を借りればこれはただの”閃き”だ。なぜそう思ったか、全然説明ができない。もしかした…

「お前は何がしたいんだ?」という超難問に、そろそろ答えられるようになりたい。

僕は何がしたいのだろうか。最近、このことをふと考える機会が増えた。僕は究極この世で何をしたくて、そして何を遺して、消えたいのだろうか。 生きることについて、究極的な目的など無いと言われる。それは僕も同意する。僕は勇者か何かの末裔ではない。大…

やらかして初めてわかる、「睡眠」の大切さと「睡眠不足」の副作用。

最近、自分ごととしてちょっと反省するべきことが1つあった。だからそれを忘れる前に、こうして帰り道に吹き込んだことをベースに、記事を書いている。 仕事で何かミスをしたとかそういうことではなく、単純に今僕は、寝不足である。睡眠時間は5時間ちょいで…

「気まずさ」はどんな感情?それを観察した結果見えたこと。

30歳を過ぎてから、ことネガティブな感情や思考に振り回されたくないと改めて思うようになった。だからそれを感知し、なるべく客観視して観察するよう、努めている。 そして今日、「そういえばあまり言語化できてないな」と気付いた感情がある。それは「気ま…

【英文読書ルーティン日記152】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ15 ~光・時・永遠~

フェルマーの最終定理のドキュメンタリー冒頭で、こんなナレーションがある。「辿り着いた数式は、彼に名声と、そして後悔を与えた」 その理由はドキュメンタリー後半で語られるのだが、追いかけ続けた謎や問題が消えることは、達成感以上に喪失感を生み出す…

魅力とはなにか。

魅力という言葉を思い浮かべると、「僕にはない何かだ」という卑下を、ある意味反射的に考えてしまう。 二十代前半の頃は、自分にそれはないという仮定のもと、どうにかしてそれを探してきて、自分に移植するべく色んなことを頑張ってきたものだ。 しかし、…

体調管理の”地雷”を考える。

【観察力の鍛え方】や【大きな嘘の木の下で】をはじめ、様々な本で書かれてある教えに、「大失敗を避ける」というものがある。 成功に再現性は無いが、失敗には不気味なほどそれがある。だからそれを知り、共有し、徹底して潰す。これが何より重要なのだと。…

「忙しくすれば悩みは消える!」はガチだけど、一つ盲点がある。

昔から僕はよく悩む。一応過去10年くらいに比べたら、だいぶ自分の中のネガティブモンスターを御せるようにはなってきたと思うが、それでも、まだまだだ。 だからこれまで、【D・カーネギーの道は開ける】とか、【心の疲れを取る技術】などの、主にメンタル…

羽生善治流・集中力の鍛え方が凄く理にかなっている件について。

もう何回目か分からない再読だが、【大局観】を久しぶりに頭から読み始めて、その面白さにやはり引き込まれて、毎朝10分くらい読むのを日課にしている。 大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書) [ 羽生 善治 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 読…

本番に弱い人の勉強法には、ある共通点がある。

今日は、本番に強くなるための勉強のコツというテーマで、記事を書いてみようと思う。 勉強でもスポーツでも何でもそうだと思うが、練習だときちんとパフォーマンスが発揮できるのに、本番だとそうもいかないという人は、かなり多い。 この辺は、本人のメン…

【英文読書ルーティン日記151】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ14 ~理論は証明されない。反証されていないだけ。~

あるポケモンの映画だったと記憶している。ネタバレになるので詳しく言えないが、地球を離れ、宇宙の果てにどんどん飛んでいく映像が流れるシーンがある。 地球が遠ざかり、火星が遠ざかり、地球が点になるまで遠ざかり・・という感じだ。子供の頃、それまでの…

2週間で、英検の面接を30セット以上担当して気付いたことまとめ。

英検のハイシーズンがそろそろ終わる。その一環として面接練習(二次試験対策)を受け持ったのだが、例えば2級となると、なかなか担当できる講師が居ない。 必然、コマの時間をできるだけ短くしつつも、回数を増やすことで講座の体を保ちながら、僕が隙間時間…

「明日できることは、明日やればいい」―という考えは、ゆとりなのか破滅なのか。

確かひろゆきさんの座右の銘だと記憶しているのだが、「明日できることを今日やるな」という格言がある。 似たようなセリフはファイナルファンタジーXのジェクトというキャラクターも言っており、「明日できることは明日やればいいんだよ」というセリフがあ…

他人のアドバイスには基本従った方が良いという、身も蓋も無い根拠を書いてみる。

今回は、いわゆるアドバイス、人からの助言に従うことは、割と手放しで有益であるという話について書いてみる。 人からアドバイスを受ける際、すなわち他者からの指摘や忠告があると、僕はそれに対して、基本は2つのリアクションしかないと感じている。 一つ…

コミュ障の僕だけど、コミュニケーションから逃げてたら、校舎が潰れることは理解している・・・つもりである。

僕は自他ともに認めるコミュ障だ。喋ろうと思えば多少は喋れるが、気の利いた冗談は言えないし、当意即妙という言葉から最も遠い人種だとも思う。 【Quiet】という洋書を最近読んだが、そこに登場する内向的な子どもたちの切実な胸の内は、ポジティブなもの…

「実際に被害を食らうこと」は、「被害を食らう妄想」より、全然痛くない。だからこそ厄介だ!

さっき気付いたのだが、僕が職場の机上で保管していた現金が、盗まれていた。しかも狡猾なことに、封筒はそのままで、中身だけ丁寧に盗られていたのだ。 平和なこの日本で、「大丈夫だろう」と思っていた場所で、現金を奪うという犯罪行為が自分事として起き…

【英文読書ルーティン日記150】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ13 ~動的宇宙~

宇宙を考えるとき、その問いはほとんどが純粋で、それでいて確かめようがないことに気づかされる。 宇宙に果てはあるのか。宇宙の形はなんなのか。宇宙の始まりはなんなのか。すべて注1で習う英語の構文で表現ができてしまう。 jukukoshinohibi.hatenadiary.…

自分の心の声に耳を貸し過ぎない、ということ。

今日は、「自分の心の声にいちいち耳を傾けない技術」みたいなことについて、記事にしてみようと思う。 「人間の脳みそはおしゃべりだ」というフレーズがあるように、人は暇な時間や後ろめたい気持ちがあると、勝手に色々な思考が頭に浮かんでくる。 しかも…

振り回されても無意味。後知恵バイアスにはご用心。

色んなバイアスを知るにつれて、その中でも後知恵バイアスは際立って厄介だなと思うに至っている。 簡単に言うと、何か出来事が起こった後になって、それはあたかも予測できたことのように思いこむ、という認知の歪みである。 liberal-arts-guide.com 例えば…

「心が強くなる」途上に、僕はいるかもしれない。

この記事の内容は、仕事の帰り道に喋ったことを取り込んで、それをChatGPTで整えて、僕が校閲してまとめたものだ。 それくらい今日は、急ぎ言葉にしておきたいことがあった。簡単に言うと、仕事におけるトラブルに対する今の自然な思考が、過去に無いリアク…

”不安”を神経伝達物質の観点から考え直す。

さっき、各ご家庭に送るメールを、一部送り先を間違えて送信してしまった。個人情報に繋がる内容ではないが、単純に「ミスをした!」という事実に、動揺している。 すぐに謝罪文を送って、多分事なきを得たのだが・・・例えば「どうなってんだ!」みたいな面倒…

”お金”に纏わる後ろめたさを取り除くのは本当に時間が掛かる。 ―でも確実に、前進はしている。

どうでもいいが、僕は「就職先の幅が広い」という理由で、経済学部に進学している。単に適正云々であれば、人文学部も良かったとは思うが、当時はまだ浅かった。 4年間経済学部に籍を置いていたのだから、マネーリテラシーは他の人より高い。たまにそう思わ…

【英文読書ルーティン日記149】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログⅫ ~宇宙の形を問う~

神話を疑えば罰された。常識を疑えば嘲笑された。しかしその痛みを負いながらも止まらなかった人が、世界の見方を変えてしまう。そんな印象を僕は持つ。 他者からの攻撃を、人はなぜ恐れるのか。そうすると味方がゼロになるという恐怖があるからだ。しかし実…

白状します。塾の広報が、未だによくわかっていないです。

今日は、広報や広告の手応えが未だに得られていないという、今の自分の悩み、もとい課題として強く感じていることを記事にしてみる。 広報や広告が大事だというのは、正直誰に言われなくてもわかる話ではあるのだが、大事であるはずなのに、その輪郭を掴むの…

我流の落とし穴。

今日は、今まで以上にだいぶ抽象度が高い話を書いてみる。タイトルの通り、「我流の落とし穴」についてだ。 勉強でもスポーツでも趣味でも何でもそうだと思うのだが、物事に取り組む一番初めの段階は、「模倣」か「我流」の二つに一つしかないと考えている。…

「率先垂範」の大切さと奥深さを改めて実感した一幕。

精神的に未熟に聞こえるので語るのも恥ずかしいのだが、僕は終業後に掃除をして帰るというルーティンを自分に組み込むことがほとほと苦手である。 やってはみるが、「仕事はもう終わった」という思考が邪魔をして、「掃除しよう」という意識に切り替えられな…

本当にストレスを減らすには、ネガティブな感情の”解釈を変える”。

今日は、「ネガティブな感情の解釈を変える」というテーマで、記事を書いてみようと思う。 昔の僕もそうだったのだが、不安・イライラ・恐怖といったいわゆる好ましくない感情については、なるべくそれを”消したい”というのが大体の人の考えだと思う。 実際…

「良いものは何もせずとも必ず伝わる」という態度は怠慢ではないか。と。

校舎ごとにビラを作る裁量は与えられているため、自分の校舎を宣伝するためのそれを作ろうと、今は色んな広告例をザッピングしている。 正直な感想として、どれもこれも歯が浮くような謳い文句が目立つため、もはや誇大広告ではないかと、後ろめたさや恥ずか…

【英文読書ルーティン日記148】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログⅪ ~無限を有限にする~

ある現象の仕組みを知りたいと思った。だから数学といった武器を使い、計算と実証、観察を繰り返し、その精度をひたすらに高めていった。 そして自分が知りたかった謎に辿り着き、興奮した感情を覚えたのも束の間、そこから分岐した大量の謎がまだ転がってい…