国語
羽生善治氏の著作が好きだ。(棋風とかは素人すぎてよくわからない) 大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書) [ 羽生 善治 ] posted with カエレバ 今日は何度も読んだ『決断力』ではなく、まだ3~4回目くらいの再読となる『大局観』について、特に生徒に…
皆さんは文章題は得意だろうか。 この能力は鍛えるのが非常に難しく、ぶっちゃけ『地頭の良さ!』で片付けられることが多い。だが、そんな単純にスッパリと切り捨てて良いのだろうか。 そう思って調べてみると、少し古いが面白い論文を発見した。(R) 内容を…
コロナの裏で、このニュースが話題になっている。 www3.nhk.or.jp 色んなインフルエンサーがこれについてNoを突き付けているため、『なんかよくわからんけどヤバイ』という認識の方も非常に多いと思う。(僕もですが) しかし、今日はこの内容について解説・・な…
国語とはセンスで解くものだという価値観は相変わらず根強い。実際にそれができるのは一部の天才だけなので、最初から勉強をしない生徒もまた、多い。 ただ、国語はセンスで"解く"ものではないのだが、センスの"有無"は別問題だと感じる。 あるなら得意科目…
僕は『勉強』そのものより、『勉強』を通じて有用なスキルの習得を生徒には意識してほしいと考えているのだが、最近思うその最たるものは『とりあえずの挑戦』だ。 言葉にするのは簡単だが、この辺は『得られたフィードバックを即活かす力』とか、『自己肯定…
僕の住む県では、最近正式に休校の延長が決定となった。となれば、お子様の自学の様子を目にする機会は、また延びて増えることとなる。 だが、よくよく考えれば、『成績が伸びる自学、伸びない自学』は何が違うのか、意外とそれはつかみどころがない話ではな…
『難問』『応用』『発展』といったフレーズが付いている問題に、あなたは、そしてあなたが受け持つ生徒は、どういう感想を抱くだろうか。 僕は正直、『めんどくせぇ』とか、『できなくてもいいか』とか、『部分点をねーらお』という、エスケープの術を考えて…
今日は何か自己矛盾を起こしそうなテーマについて書いてみる。 僕自身は21歳の頃から急に読書に目覚め、以来起きてすぐと寝る前に、ほぼ必ずパラパラと読書するようになった変態だ。 このブログでも何度か読書感想文(笑)を書いたことがあるので、僕が相当な…
大学入試の『共通テスト』の予想問題が書店にずらりと並んでいるが、それを読まれた方はいるだろうか。 大学入学共通テスト 英語[リーディング]予想問題集 [ 宮下 卓也 ] posted with カエレバ こと英語に際しては、問題形式が大きく変わり、筆記の(ほぼ)…
コロナの影響からか、最近あちこちで『感情むき出し』のコメントが目立つ気がする。 (載せるまでもないくらい多いので割愛) こういうのを見ていると、講師という仕事柄、『こんな世の中だし、生徒にどんなスキルが必要か』をついつい考えてしまう。 そして今…
今回、この記事を拝読し、その内容に『はっ!』と気付かされることがあった。 taishiowawa.hatenablog.com 『あ!俺も気付かん間に、俺がちょっとディスってた思考に染まりつつある!』 というものだ。簡単に言えば、 ①特にソースも調べず、感情論でがなり立…
最近、この本をまた読み始めた。 数学で解ける人生の損得 /宝島社/志田晶 posted with カエレバ 要約できるほど読み込んではいないが、とりあえず『数学は、知識を道具に思考を重ねること』『合理的思考力を養う科目である』というのはすごく伝わる。 そして…
今日は完全なる独り言。 『国語が苦手』という生徒はどうしても一定数居るのだが、先天的なハンデを感じるのは、ほとんどいない。 この差は何かというと、『読んで楽しむ』のとは違い、『解いて答える』にはある種の型が存在するので、単純にそれの習熟度の…
ついにこの名著を読了した。 途中何度か挫けそうになったが、わからないところは日を改めてチャレンジしたり、他のネットや参考書の意見を参考にしたりして、何とかたどり着いた感じ。 もちろん『学習』においても皆さんにお伝えしたい情報は多々あるのだが…
以前紹介した手前、この名著を頭から読み直している最中だ。 論理トレーニング101題 [ 野矢茂樹 ] posted with カエレバ 『論理』というアバウトな力を実践的に高めていく方法論や解説がぎっっしりと詰まっており、毎日頭をぱんぱんにしながら何とか食らいつ…
この記事を読んでいただいている皆様の中にも、もしかしたら『読解』『作文・小論文』の指導に当たっている方がおられるかもしれない。 こういった『総合力』が試されるものは、自分が解けるとしても指導が困難だ。僕は強くそう感じている。 僕自身結構この辺…
『作文』や『小論文』は、正直今や課されない学校の方が珍しいと思う。 それくらいメジャーで、同時に難しいモノであり、どう対策するかは、僕もちょっと前に記事を書いた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そんな折、作文の得点が上位層の生徒と、下位層…
やはり、何度考えても『読解力』はつかみどころがない。 それは、言語の知識量や論理的思考力、推理力といった色々な能力が組み合わさった複合的なソレなので、そもそも1つの定義に当てはまらないからだろう。 勉強法も、『コレだ!!』という結論を得たもの…
こないだの記事で少しディスったのだが、英語の長文も、国語の読解の本文も、びっくりするほど内容が薄い。つまり、つまらないのだ。 もちろん中には『スーホの白い馬』とか、『ごんぎつね』みたく、強く胸に刺さり考えさせられる物語もあるのだが・・・。 大体…
地方によっては、公立高校や私立中学校入試に、『作文』が課されることがある。 正直、総合的な国語力が試されるため、最後の最後まで伸び辛い・・というイメージを持たれている方が多いと思う。僕もそう思っていた。 だが最近は、少し考えが変わった。多分、…
小さい頃は『欠陥』だと思っていたが、今はむしろ長所と思っている、僕自身の性格がある。 それは、『熱しやすく冷めやすい』というモノだ。 割と大体なんにでも興味を持つが、その熱は周りが引くほど早く冷める。よほどハマらない限り、年単位で首尾一貫し…
『国語力』というアバウトなものは、突き詰めればつまり『語彙力』だと僕は思う。 知らないコトバを使いこなすことは誰にもできないのと同じだ。まず『知る』ことから全ては始まる。 そしてこの『知る』に当たる『語彙力』は、やはり鍛え続けないと弊害が出…
最近、というか教育の界隈において、『読解力』というキーワードがホットである。 だが、『読解力』というものは、案外捉えどころがない。何というか、『女子力』に近いアバウトさがある。 そしてそのアバウトな『読解力』が、日本の子ども全体で低下してい…
今日は時間が無いので、短文。 入試の科目に『小説』がある意味は何なのか、よく生徒から質問される。 入試という響きに、娯楽と言う印象のある小説がマッチしないからだろうか。それか単に、点が取れないことへのいら立ちかもしれない。 だからというワケで…
『読書』と聞くと、どことなく高尚な趣味で、身に着けたいけど敷居が少し高いようなイメージがある。 また、優等生やデキる大人が趣味として持っているようなイメージもあり、我が子に、或いは自分に身に付けさせたいと願う方は多い。 僕自身、劣等生の出だ…
僕の勤める塾は漢検の準会場に登録しており、本会場に行かずとも受検ができる。 でだ。 その結果がつい先日出たのだが・・・。それを見たとき、目玉が飛び出そうになった。 3級の結果が異様に悪いのだ。受けたのは中3がほとんどなのに、30%くらいしか受かってな…
僕は小・中・高の『国語』も担当している。色々とアバウトな科目という印象があるからか、学習アドバイスもアバウトなそれが多い気がする。 『熟読・味読しよう!』『全文書写してみよう!』『声に出して読んでみよう!』等々。ぶっちゃけ言葉にしづらくて仕方…
地方によるだろうが、こちらは定期テストの影が忍び寄ってきている。 直前になって大慌てするのはもはやテンプレだが、それを少しでも軽減させるためには、一体何から始めさせるべきかとよく考える。 今日は国語のそれに絞り、試験前に爆死しないよう、僕が…
仕事柄、『授業の模擬』を行わなければならない場面がある。これは皆さんも時たまあるのではなかろうか。 今まで数十回ほどこういった経験を重ねてくれば、『ウケの良い単元・悪い単元』というのが分かってくる。 ということで今日は、僕の中の苦い経験を、こ…
『うちの子、国語力が無くて・・』という相談をよく受ける。 『俺、国語力ねぇし・・』という相談もよく受ける。 つまり、日本語だけど『国語』に難儀する方は多いというのが僕の印象である。 『国語は全ての強化の土台である』という意見もあるくらいだし、ここ…