学習法
僕は先延ばし魔である。自覚はあったが、実は「いうて皆こんなもんやろ」と思っていいた。 しかし最近、意識的に色んな実例を読んでいくと、薄々わかってきた。それは、僕の水準がバグっているということ。 僕はどうやら「丁寧」と「腰が重い」ことを履き違…
教科書の改訂により、高校数学の単元が一部変更になることが、ここ最近またざわざわし始めている。具体的には、「確率分布」といったヤツだ。 学校によっては2学期中間の範囲からそこに突入するため、未履修(カリキュラムに無かった)である僕たちは、急ぎ独…
【観察力の鍛え方】を読むと、僕らは絶対に認知バイアスからは逃げられないと書かれている。1年くらいぼんやり考えてきたが、どうやら本当にそうだと思えてきた。 それを意識的に切り替えて、良い観察を行うにはどうすればいいか。その術として紹介されてい…
僕の頭にまとわりつくストレスの9割は、考えても仕方が無いことを考えているせいで立ち込めてくるものだと考えている。端的に言えば、つまり杞憂なのだ。 こういう自分の悩みを思うにつけ、「コントロールできないことは考えない」と割り切れる人がうらやま…
正直ただ憂鬱なだけなのだが、近く営業トークの発表会がある。時折こういうヒリつくような、いわば評価されるという場は必要と思うが、今回はちょっと話が別だ。 結構ガチな発表の場なのに、僕に与えられた準備期間はたった2日。しかもその両日に授業がたく…
スッと課題に取り組めない子は時たま見かける。自分なりの儀式やルーティンがあり、それを経ないと、宿題なりお稽古なりに向き合えないのだ。 時折ルーティンの方に過集中となってしまい、してほしいことをほぼできないままに時間が過ぎることもある。こうい…
前々から気になっていた「風の歌を聞け」という小説が、会社の本棚に置いてあった。それを勝手に拝借し、ここ数日、寝る前の時間を活用し、貪るように読んでいる。 風の歌を聴け (講談社文庫) [ 村上 春樹 ] posted with カエレバ 悲しいかな、僕の貧相な…
ここ最近愚痴っていた通り、校舎運営、特に生徒制御にはずっと頭を抱えていた。正確には今も抱えているので、現在進行形である。 そのために色々と考えては行動し、観察してはまた手を考えて実践し、底なし沼に沈まないよう藻掻くように、前進しないのに必死…
タイトルの言葉は、いつ読んだか忘れたが、とりあえず2ちゃんねる時代のまとめサイトのどれかで目にしたものである。 スレ主は「なんでアンチってあんなに無駄なことをするの?」みたいな疑問を呈するスレッドを立てていた。それに対する秀逸なコメントとさ…
僕には30代頃から自覚し始めた、ある奇癖がある。それは、突発的に凄く苛立つことがあるというものだ。 その苛立ちを人にぶつけることはないのだが、やたらと感情が逆撫でされるというか、過去に起きた嫌で面倒な出来事が急にぶり返し、カリカリすることが出…
僕は基本的にAIの進化には賛成派だ。というかここまで時流に乗ったコンテンツである以上、グローバル化と同じで、止めることは絶対に不可能だと思う。 そうである以上、それを乗りこなし、適応することが、唯一の生存戦略じゃないかなと思う。デモ行進をして…
AIの進歩はすさまじい。そんなこと語るまでも無いとは思うが、人間と比べて知能がどうとかいうレベルでは、完全になくなったと思っている。 最近特に使うのは、Chat-GPTとMidjourneyである。他にも色々あるらしいが、扱うのもが曲とかそういうのなので、あん…
昨日の記事の続きめいた内容になるのだが、僕は今、仕事用の分人・ペルソナを作って、それに徹することが、自分を守る最善の術だと考えている。 その背景は昨日書き殴ったので今回は割愛するけど、本心をさらけ出し、素の自分で生徒と相対していると、色々と…
僕は感覚過敏気味のようで、ここ最近何度も書いているが、特に子供の大声がものすごく嫌いである。感情的にストレスが閾値を超えそうになる。 今日もそれを知ってかわざと大声ではしゃぎ回った小6の男を、割と感情的に叱ってしまった。(最後は冷静な教えに着…
いよいよ確信に近付いてきたのだが、僕はやはり、HSPだと考えている。そして特にその中でも疲労速度が著しく早い、HSS型HSPなのだろうと受け止めてもいる。 光は平気なのだが、視界の端を動く人影、大きな音(特に子供が発するそれ)、ネガティブなニュースに…
鬱的な思考について調べていると、それが極めて主観的なのがよくわかる。この人のこの言動は自分に向けられた敵意に違いない、という風に。 逆に言えば、自分が主観的になっていることを察したら、それを意識的に客観的な視点に切り替えることで、鬱の闇に呑…
今日の低学年向けコンテンツはすごく頭が痛かった。何があったのか知らないが、とある生徒の感情がものすごく昂っていて、歌は歌う、奇声を上げると散々だった。 トーンを下げるように話をしてもダメで、少し強めの声かけをしてもダメだった。これが連続すれ…
AIに関する議論が活発だ。主にそれを使ってどんな楽しいことができるか・・・ではなく、AIに何を奪われ得るかという恐れの方が先に立っている気がするけれど。 一昔前だと、クリエイティブな分野こそ人間の残された最後の領域と思われていたが、ここ1~2年で、そ…
「読解力」に関する話を思うと、最近はいわゆるアンチが生まれる余地というものに意識が向くようになっている。 答えに合わせて自分の発信を変えるのではなく、自分の発信したいことに合わせて事実や意見を捻じ曲げる。絡まれると、やはりただただ面倒くさい…
好きな言葉を一つだけ挙げろと言われたら、僕は「工夫」を選ぶ。子供の頃はそうでもなかったが、ここ最近はとにかく工夫をすることが楽しいと思っているからだ。 工夫とは、ちょっとした思考の捻り、ひと手間、オプションを加えることで、作業効率や使い勝手…
最近自分の中で一番学びを深めようとしているテーマが、【HSP】だ。僕自身その気質が強いという話は過去何度も書いたので割愛する。 HSPは具体的にどういう思考の癖があり、逆にどういう長所があるのかなど、体系的な学習とは程遠いが、自分なりに色々勉強を…
斎藤一人さんの言葉の一つに、最近やっと言わんとすることが掴めたものがある。それは、「何が起きても自分のせい」といった感じのセリフである。 松下幸之助さんの言葉「雨が降っても自分のせい」にも似ているのだが、僕はこの言葉を、メンタルを病みうる極…
この仕事をしていても、時に「未納」となったご家庭に催促する場面がある。時間が経つほどこの債権の回収は困難になり、ついつい後手に回される。 僕は今、前任者が残した債権の回収に、少し難儀な思いをしている。頭を抱えながら催促状を書いて、送り、あら…
単に「寝起きが悪い」で片づけていたのだが、僕には起きて1時間くらいすると、どうでもいいネガティブなことに強く意識が向いてしまうという癖がある。 やり残した仕事、今日やるべきタスク、生徒の少しピキっとくる態度といったことが、意識が覚醒してくる…
【多動力】を得るためには、骨太の教養を身に着ける必要があると書かれている。木の幹に当たる、太い知識の部分を指す比喩表現だと思う。 その一例として紹介されていたのが、サピエンス全史だ。この大著は僕も読んだが、確かに一つの”骨太な教養”を得られた…
僕にとって幸福とは何なのか、たまに考える。ただし、「幸せ」とは何かと比較した結果生まれる相対的な概念であることが多いので、結構慎重に考えるようにもしている。 だからもっと単純に、例えば何をしているときが楽しくて、何をしているときは楽しくない…
自分の感情を言葉にできた方が、ストレスは少なくなると言われる。それもあって、僕は入試等で物語文が問われるのは、賛成派である。 しかし言語化というのは、やってみるとわかるが結構難度が高い。そもそも自分が何を言葉にできていないのか、それを突き留…
最近「嫌われる勇気」を再読している。もう読み返して6回目くらいなのだが、それでも新たな発見があるというか、自分の観点が変わっているからか、学びが多い。 その中で今までと違い、すごく心に引っかかったのが、「貢献感」という言葉である。これこそが…
「好きこそものの上手なれ」という言葉がある。自分が好きで、やっていて楽しいことは、誰よりも長く、そして早く深く成長していくという意味だと思う。 実際、一部の人を除き、あらゆるスポーツなどでプロになった人たちは全員、そもそもその競技を愛してい…
日頃から勉強を指導する側にいると、耳にタコができる、親子喧嘩のもとになるあのフレーズを、何十回と聞かされる。 「なんでこんな意味が無いことをせんといけんのん!!!」 ―それについて、皆様は何と返されるだろうか。将来困るとかそういうことを説くだ…