精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

教育法

手がかかる子にストレスを感じてしまう理由は死ぬほど簡単。でもそれに対処するのは超難問。

どうでもいいのだが、僕は結婚をするつもりがない。子供が欲しくないからだ。そして僕が子供を欲しくない理由は、多分ストレスで死ぬと予測しているためである。 夜泣きで起こされる時期がきて、それが終わっても保育園だ幼稚園だと奔走し、学校が始まればコ…

毒舌こそが、メンタルを救う?

最近本当に何の気なしなのだが、Twitter(Xか)等で炎上しているネタにコメントをするというショート動画に、しばらく見入ってしまった。 特に印象に残ったのは、「炎天下で汗だくのまま屋台で働く姿は不快!プロ失格!」という感じの、ヤバめのじいちゃんかば…

つまりイライラしたら”どうすればいい”? ―色んな考え方を集めてみた。

年を取ったら頑固になり、イライラし易くなり、また理不尽なことを言いやすくなるといわれる。実際確かに、その具体例は数名頭に浮かべることができる。 そもそも頑固とは何か。僕なりの考え方だが、自分の価値観の埒外の言動について、「そんなんもあるんや…

「これをやっておけば帰れる」仕事の優先順位を上げたら、すごく良かった!!

精神が休まっている気がしないときは、自分の考え方をハックして、意識的に緩めていく必要がある。そんな話を、「心の疲れをとる技術」で読んだ。 疲労が溜まってくると、固定の価値観や、目先の仕事の達成など、特定のモノへのしがみつきが始まる。結果、休…

講師歴が5年以上になってからの予習法。

やはり、羽生善治氏の著書が好きだ。文体が非常に論理的なのも理由だが、抽象的な思考をも論理的に解説してくれるため、すごく腑に落ちるから、というのが大きい。 その中で【感性】についての話があった。【感性】については佐渡島庸平氏も「観察力の鍛え方…

「仕事が早く終わることは悪なのか?」

最近、露骨に体調が悪い。元々偏頭痛が持病なのだが、その頻度がここ最近急に高まっているという話を昨日書いたことから、そのことを察されるとは思う。 体調が悪いというのは、二日酔いや寝不足のようなわかり易い管理不足を除くと、それは身体からのシグナ…

気苦労とデスクワークの運命?偏頭痛が最近酷いので、自己流対策をまとめておく。

僕は遺伝的なものでそこそこ難儀なものをいくつか持っている。最たるものは「偏頭痛」であり、30代になるかならないかの頃から、頻度が増えていて、そこそこ辛い。 特にこの夏はなかなかにペースが異様で、多くて月イチだったはずなのだが、今は1週間で二度…

「べきだ」を捨てるには、結局勉強するしかない。

結局、モテるのはどんな人か。そんなことをふと考える。これは異性からの好意からという意味だけではなく、つまり人を惹きつける力のことを指す。 そしてその暫定解に、30歳を過ぎた今、薄々辿り着いている。それはすなわち、「べきだ」論を唱えない人たちで…

「理想」を目標にするのは、あまりにもコスパが悪すぎる。

ここ最近、自分で自分を追い込むような思考になっていることに、薄々気付いていた。元々がそういう気質なのだからと諦めていたが、いや、ちょっと待て、と。 流石にそれによってメンタルがめげるというか、正直鬱状態手前まで気分がゲンナリしてもいるので、…

生徒に重めの説教をしたので、その胸の内を書いてみる。

元気溌溂な生徒と言えば聞こえはいいが、TPOを読めなければ途端に鬱陶しいガキという評価に変わるのが、教育業の難しいところである。 校舎にちょこちょこそういう生徒がいることは何度も書いてきたが、遂に今日、「あーぁ、面倒だけど、説教せんといけんな…

「テンパリモード」の解除法。

僕はADHDとかHSPの気質を持っていると思っている。診断が出たわけじゃないが、セルフチェックが当てはまりまくっているので、納得しているという感じだ。 その特性の一つに、マルチタスクに極めて弱いというものがある。詳細に言えば、人より遥かにテンパり…

【鬱の話】帰ってくるため、「2倍モード」から「3倍モード」には意地でも落とさない。

ここ最近、メンタルの調子がめちゃくちゃ悪いことを自覚している。なぜそう思うかというと、過去の経験値や、本の知識の照らし合わせを行った結果である。 特に参考になるのが下園壮太氏の以下の著書であり、身体がシンドイとか、メンタルが落ち込むという人…

「頼むから死んだりしないよな?」

過去何回か仄めかした話だが、僕は結構ガッツリ心を病んだ時期がある。(それもあって、24歳の頃の記憶が人生から完全に抜け落ちている) 当時の病院の先生は気を遣って、うつ病ではなく適応障害という病名を診断してくれた。あの頃のような激しい憂鬱を覚える…

実は物凄く深い言葉では?つまり【体力】とは何なのか、考察する。

体力。この言葉を聞いて、「どういう意味?」という問いを持つことは難しい。それくらい幼い頃から馴染みのある、身に沁みついた言葉だと思う。 だが最近、31歳になった今、この言葉に関して実は自分の解像度が低いことを、強く実感するようになっている。 …

「習慣の力」を、もっと腹落ち感を持って伝えられるようになりたいな、と。

教育相談を繰り返していると、テンプレともいえるお悩みが、異口同音で飛び出してくることが本当に多い。 その代表例の1つが、「もっと自習に行ってほしい」というものである。これについては完全に同意するし、それが成されないと、塾としてしょっぱいとも…

自分なりに最強の『先延ばし撲滅策』ができた件について。

僕は先延ばし魔である。自覚はあったが、実は「いうて皆こんなもんやろ」と思っていいた。 しかし最近、意識的に色んな実例を読んでいくと、薄々わかってきた。それは、僕の水準がバグっているということ。 僕はどうやら「丁寧」と「腰が重い」ことを履き違…

文系が「確率分布」をゼロから勉強してみて思ったこと。―数学音痴の胸の内とは?

教科書の改訂により、高校数学の単元が一部変更になることが、ここ最近またざわざわし始めている。具体的には、「確率分布」といったヤツだ。 学校によっては2学期中間の範囲からそこに突入するため、未履修(カリキュラムに無かった)である僕たちは、急ぎ独…

「苛立ち」という感情の建設的な使い方がわかったの巻。

僕が抱える人間的な課題は山ほどあるのだが、ここ数日、自分が割と「イライラしい」なのに気が付いた。 他者の些細な言動や指摘、その折々に対し、何か感情が逆撫でされるような感覚を覚える。そういうことが2~3個、連続したためだ。 それは怒りや嫌悪と呼…

ファンの創造←発信←結果・成果←盛り上がるイベントや雰囲気の設計←・・・すべての始まりは、まさかの○○。

今日は色々あって、本来アポとして入っている授業が2つも飛んだ関係で、言葉悪く言えばクソ暇であった。 こういう退屈な時間は、戦略の立案と言った、沈思黙考と相性が良い何かを考えるのに使いたい。だから自習室の奥に引っ込んで、あれやこれやと勉強を重…

「心を観察する」というクセを意識したら、大体の苛立ちには”実態が無い”と気が付いた。

僕は他者の言葉より、感情や行動に対し、意識が向きやすい。生徒からの暴言(笑)はどうでもいいのに、奇声に対しては、強くストレスを感じてしまう。 そういう本能的に嫌いなことというのは、もうどうしようもないことなのだと、この4月頃までは諦めていた。…

「許せない」という感情は、実はとっても非合理的で超アホな思考らしい。

皆さんは粘着質だろうか。これだけ切り取ると病的な質問だが、僕は粘着質だと自分では考えている。なぜかというと、気持ちの切り替えが下手だからだ。 特に人の気になる行動を許すことが難しく、気が散る行動すべてに強い苛立ちを覚えて、さらにそのイメージ…

「先延ばし癖」もまた、発達障害の一種だという。それを踏まえて、どんな手が打てる?

スッと課題に取り組めない子は時たま見かける。自分なりの儀式やルーティンがあり、それを経ないと、宿題なりお稽古なりに向き合えないのだ。 時折ルーティンの方に過集中となってしまい、してほしいことをほぼできないままに時間が過ぎることもある。こうい…

最近心に決めていること。「一の矢は受けても、二の矢は受けない。」

今の校舎を引き継いで2ヶ月が経とうとしている。実際、色々と試したい施策は用意しているのだが、目先の仕事に忙殺されている状態で、なかなか着手できず口惜しい。 最近は僕の心も落ち着いたが、すごく手が掛かる子たちは、本気でやんわりと退塾を促してや…

間違いを極端に嫌がる子へのアプローチを考察する。

生徒に一人、「間違い」について猛烈な抵抗、拒否感、嫌悪感を抱く生徒がいる。解いた問題に×がつくと、秒でヘソを曲げて、エスケープ行為に出てしまうのだ。 1年前は癇癪を起こして叫ぶこともあったので、その当時に比べれば多少は精神が成長したともいえる…

「生徒から見たウザい先生」は、実はあれこそ完璧な先生だったのだと、今は思う。

言葉は悪いが、「ウザい先生」という烙印を持たれる人がいる。ウザいと思われているので、当然生徒の人気は、全体的にはイマイチな人たちだ。 僕がこの仕事を始めてすぐは、そういった先生たちをいわば反面教師として考えて、そこから遠い指導を行うのが正解…

同じ状況で悩む人のインタビューは、学びに富んでるし心もすごく軽くなる。

とある校舎を引き継いで3ヶ月が経ったのだが、ある違和感がずっと消えず、何なら最近、それが僕の一番の悩みとなっている。 その違和感とは、プレイングマネージャ―に関するものだ。どこもそうだろうけど、僕は講師としても、校舎を預かる者としても、結果…

「感情」を脇に置くための、自問自答のススメ。

「メガネをかけかえる」という考え方がある。元々は観察力の鍛え方という本で知った言葉で、すごく乱暴に言えば観点を意識的に変える、と言った意味で用いる。 僕はここ最近、仕事において望ましい分人を意識的に作り、その分人を通して思考し、振舞いを決め…

Chat-GPTの台頭によって、〇〇しない人が浮き彫りになった件について。

AIの進歩はすさまじい。そんなこと語るまでも無いとは思うが、人間と比べて知能がどうとかいうレベルでは、完全になくなったと思っている。 最近特に使うのは、Chat-GPTとMidjourneyである。他にも色々あるらしいが、扱うのもが曲とかそういうのなので、あん…

仕事用の自分。意識的に”分人”を作る方法とは。

昨日の記事の続きめいた内容になるのだが、僕は今、仕事用の分人・ペルソナを作って、それに徹することが、自分を守る最善の術だと考えている。 その背景は昨日書き殴ったので今回は割愛するけど、本心をさらけ出し、素の自分で生徒と相対していると、色々と…

最近仕事してるときに、やたら心が疲れてしまう理由がわかったかも。

最近、仕事に行くのが億劫な日がある。毎日そんなだという人も大勢いるだろうが、以前はそうではなかっただけに、自身の不調に驚いている。 具体的には、問題行動を狙って起こしたり、多分多動・衝動性を持っているだろうと思えたりするような生徒の相手が、…