塾講師あれこれ
今日は、「観察」について、また新しいことに思い至ったので、忘れないうちに思考の整理を兼ねて記事にしてみたいと思う。 きっかけは、以前から何度も読み返している『観察力の鍛え方』という一冊だ。内容はもちろんその文体も好きで、折に触れて何度も再読…
先日、4か月ぶりくらいにキャンプへ出かけた。森の奥、人の気配もない、静かな場所。山の方を向く形でテントを設営したので、人工物がほぼ目に入らない。 日入り果てた後は野生動物の鳴き声が遠くから響いてきた。それ自体は怖くもあったが、多分人間がいな…
「頭を使う」とは何か、たまに考える。言葉としてこの上なく簡単なのに、その定義は非常に曖昧で、言語化が可能な領域に無い気もしているのが現実だが。 だが明確に、「この人は頭を使っている」とも思うし、「この頭を使っていない回答は好きじゃないな」と…
突然なんだという話だが、今の自分にとって最大の課題は「ゆとり」という言葉のリフレーミングではないかと感じている。 以前から口にしていることではあるが、僕は正直「ワークライフバランス」という言葉に、あまりいい印象を持っていない。 たとえば「家…
今日は、まだ確固たる答えが自分の中で結晶化しているわけではないが、考えながら自分の中で整理し、腹落ちさせたいと思っている、”あること”について書いてみる。 実のところ、去年や一昨年まではあまり感じてこなかったのだが、「いい授業とは何か」「何が…
今日は、「しっかり考える」ということの本質について、自分なりに思うことや感じることを、整理しておこうと思う。 尚、今回は誰かに向けた苦言というより、自分自身に対する“備忘録”──つまり反省の言葉として記録しておきたい。 ちょうど今は定期テストの…
今日は、「思い込み」というものがどこまで強力なのか、そしてそれがどのように僕自身に影響しているのか、そんなことについて考えてみたい。 例えば”思い込み”をポジティブに解釈したものとして、「引き寄せの法則」や「思えば叶う」といった言葉があるが、…
今日は、完全に個人的な話になるが、「気がつけばまったく受けつけなくなっていた、あるもの」について記しておきたい。 年を重ねると、子どもの頃には平気だったものがダメになったり、逆に当時は苦手だったものが好きになったりする、という話はよく聞く。…
著者たちは一見へそ曲がりに誤解される気がする。なぜなら、世間が言うことは大体間違っていて、別の観点が正しいという主張が並ぶからだ。 僕も最初はそう思っていた。逆張りがとても上手なだけで、悪ガキと形容されることから、迎合自体が嫌いなだけなので…
今日は無料テスト対策と銘打った、いわばイベント系の授業がある。外部から誘ってくれた体験生もいることから、いわば勝負どころの一日となる。 正直、この場に来た生徒のうちたった一人でも入塾してくれれば、運営・経営における雰囲気や流れは非常に大きく…
今日は、「節約生活を1ヶ月続けてみた結果、自分の金遣いがどう変化したか」について、備忘録なりヒントなりとして、記録しておこうと思う。 もともと1ヶ月ほど前から『バビロンの大富豪』という書籍を再読し、その教えに強く感化されていた。お金に対する考…
今日は、「悪い噂は翼を得たように広がる」という話を、主に自分への注意喚起として記録しておきたい。 先日、生徒が何気なく話していた内容の中に、興味深くも怖い示唆が含まれていた。ある他塾の様子について、生徒が友人から聞いた話を教えてくれたのだ。…
ストレスマネジメントという言葉がある。別にそこまで興味がある言葉ではないのだが、普段からカリカリしていると人望を無くすので、頭の片隅には置いている。 とはいえ、別段難しいことは自分に課していない。単に、「自分にとっては何が強いストレスになる…
今日は、「一つの感情に浸れる時間はこの上なく贅沢である」という話をしておこうと思う。これは最近ではなく、1年くらい前から思うようになった話だ。 なんだかんだで僕は、支店長のような立場にあるのだが、中小企業ゆえ、裏方でマネジメントに専念などで…
今日はまだ仮説検証の段階に過ぎないが、「自分の強い連想思考をどう制御していくか」について、現時点での試みを書いておきたい。 僕は衝動性もあるだろうが、それ以上に「次々と頭の中で物事が繋がって、さらに時間軸を無視して伸び広がっていく」という強…
子供らしくあるとは、なんなのか。単に精神的に成長しないままという意味では、それはどちらかと言えば反社会的な性格にもつながり、好ましくないとされる。 とはいえ僕は、精神年齢が極端に高い人に憧れるかというと、決してそうではない。むしろそうなった…
最近、休みも返上しなければ回らないほどの仕事量があり、つまり繁忙期で心身ともにヘロヘロ・・という状況になるはずなのだが、不思議な手ごたえが先行している。 なんというか、日常+α程度の負荷に過ぎない。そんな余裕があって、今の状況もどこか俯瞰して…
今日は、先日の記事の続きのような内容になるが、「ワークライフバランスなんて人によって違う」という話を書いておこうと思う。 まず正直に言えば、ワークライフバランスという言葉の本来の定義にはあまり興味がない。調べるのも面倒なので、そのあたりは掘…
僕は以前から何度も書いている通り、読書が好きだ。読書の冊数そのものは決して多いわけではないが、起床後と就寝前に別々の本を読むというのが日課である。 その本は大体が実用書とされるもので、その時々の自分に必要だと感じるテーマを学ぶ目的で読むこと…
自分は何のためなら頑張れるか。この問いの明快かつ普遍的な答えを持っている人は、僕は稀有なのではないかと思う。 僕自身、この問いに確信をもって答えられるようになったのは、ここ最近の話だ。僕は僕のモチベーションの構造について、ある程度の言語化が…
このGW前から、【節約】や【資産形成・運用】に関する興味が爆発している。実際それに伴い、金遣いの感覚がメキメキ変わっていることを自覚している。 そのきっかけは、もはや擦り倒した話だが、【バビロンの大富豪】を読んだことだ。この一冊が起点となり、…
精神年齢が高いことによる利点は色々と浮かぶ。例えば冷静な判断、理知的な物言い、人望、カリスマ性、エトセトラ。 一方、精神年齢が低いことに利点があると説かれる場面は、こと学校教育においては極めて少ないと僕は思う。少なくとも僕は、自分がそうだか…
連休どころか、連勤を重ねた後の休日で、ほぼ100%悩む現象がある。それは、鬱になったのかと思うほど、身体を動かすことができなくなるというものだ。 一応、起きて、覚醒はする。例えば読書といった低刺激なアクティビティはできる。だが、身体を起こす気…
いつか書いた話だが、僕の人生におけるモットーは、【日々自由研究】である。昨日と違う今日を生きて、今日と違う明日にしたいと、心の底から思っている。 【ヤバい経済学】などに強い共感を覚えるのも、そもそも性根が同じだからだと納得している。だから僕…
「バビロンの大富豪」を再読して以来、はっきりと世界の見え方が変わっているのを感じる。簡単に言えば、節約がデフォルトになった感じだ。 とはいえ、むやみやたらに清貧を地で行くとかそういうことは全く無く、むしろ今の満足度をもっと安い値段で得られな…
今日もまた、休日を返上して職場に向かっている。理由はネガティブなものではない。むしろ、かなりポジティブな動機である。 具体的には、ビックリするほどの売上につながる個別指導の依頼が入り、ゴールデンウィーク前半の1~2日を返上しなければ回し切れな…
世間では今日からゴールデンウィークが始まったらしい。だが、僕は初日と2日目を自主的に返上し、授業を入れたり、広報活動へと出かけたりする予定である。 正直なところ、今週は体調不良が続いており、ほとんど募集活動ができていない。そのため、GW前にも…
アイデアはいつだって欲しい。現状を打破する方法に僕はいつも飢えている。しかしそういう心の底まで焦燥感に囚われた状態では、アイデア自体もどこか苦しみを帯びる。 純粋なアイデアを生み得る心の状態とは、非常にデリケートなものであり、それは狙って、…
今日は、久しぶりに「早退」を選ばざるを得なかった話を記録しておく。(最近よく具合が悪くなると思っていたが、それは気のせいで、前回の病欠は2か月前のことであった) 早退といっても、比較的仕事量が少なかったからその選択ができただけであり、もしこの…
最近、節約を頑張っている。1ヶ月ほど前に、結果として6万円ほどご馳走する機会があり、それにプラスして新年度の更新系が重なって、支出がワヤになったためだ。 とはいえ、日頃から無駄遣いはしていないつもりだったのだが、なぜだかいつも給与を使い切って…