精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

余談?

「行動できない人」の解像度を上げたら見えてきたこと。

行動力の違いは、一人一人異なる。このことは、厳然たる事実として存在する。とても否定できない、まさにその通りの真理だと思う。 僕は元々、口が裂けても「即行動できる人です!」なんてことは言えない。どちらかと言えばとても遅い方であり、レジギガスに…

"毒感情"を止めるのではなく、解毒するシステムを自分内外に設計したい。

組織単位か自分事か関係なく、ネガティブな感情への身の処し方は、熟達を必要とする達人的な技術のように思い始めている。 これらの感情はそもそもが好ましくないとして、発生自体させないよう悪戦苦闘する人が多いのだが、僕はもうそれは諦めている。不可能…

「自分を信じるのは2回までルール」がそこそこ機能しているのでシェア。

自分で言うのもなんだが、僕は自分で自分に色々なルールを設定して生きている。これはひろゆき氏の【無敵の思考】の受け売りで、気付けば日課になっていたものだ。 その中でも、最近凄く自分にしっくり来ているものがある。それは、「自分を信じる回数は、最…

仏教思考の現在の学習状況を、一旦まとめておく。

自己流には違いないが、仏教の思考体系が好きで、ここ1年以上勉強を重ねている。進歩したなと思うこともあれば、全然変わってないと思うこともある。その繰り返しだ。 仏教において「わかった!」という満足はただの「慢心」に過ぎないので、手応え感が無い…

僕が”目指してはいけない”リーダー像を言語化する。

僕は、どんなリーダーでありたいか。この自問は何度も行ってきたのだが、今日ふと、そのまた別の一面を、明確に言語化できたことを感じている。 だからその記憶が薄れる前に、音声を文字に起こすアプリを立ち上げて、退勤中に運転しながら、その考えを吹き込…

「そもそも僕はどんな働き方をしたいんだっけ?」

”ただの”講師業からの引退をずっと記事にしている。実は生徒にも時々、口にしている。それくらい僕は、今の延長線上に僕なりの幸福や充実が無いことを自覚している。 ―だが、先日【物語思考】を読んでふと思ったのだが、「どんな仕事をしている自分が理想な…

自分のスケジュールを意識的に見つめることで分かった意外なこと。

ちょっと前にこんな記事を書いて以来、きちんと自分の行動を記録に残し、あとで冷静に振り返るということが習慣になりつつある。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com すごく軽い気持ちで始めたセルフロギングなのだが、これが凄く有意義なのだ。自分がいかに、…

【同業者向け】どこの塾もしていないことをするのではなく、どこの塾もしているのにやっていないことをする。

今日は手前味噌だが、少し経営論的な話をしようと思う。どちらかと言えば助言ではなく、自分に向けた業務依頼書のようなものだけど。 最近、組織運営について、「やっぱりそうかー」と、少し諦めるというより、腹を括りつつあることがある。それは、一発逆転…

【確固たる「我」など存在しない】という教えが、やっと少し、腑に落ちた。

仏教について解説した本や、その教えに触れた人は、「確固たる「我」など存在しない」という根本原理に触れて、首を思い切り傾げることだと思う。 僕もそうだ。現に僕は今、ここにいて、思考している。デカルトのセリフを借りれば、「我思う、故に我在り」な…

【同業者向け】思い出補正がかかる前に、過去イチ死にかけた冬季講習の反省と分析を書いておく。

今日で、ある意味区切りを迎える。12月頭からずっと続いてきた、心身をピリピリに張り詰めて、休日も全て返上せざるを得ない時期が、やっと終わるのだ。 すなわち、精神的にきついか、肉体的にきついか、あるいはその両方かが1日の大半を占める日が終わる。…

「捨てる大切さ」に、やっとたどり着いた。

「心をリセットする技術」を再読していると、猛烈に突き刺さるフレーズに出会った。今手元に本が無いので雰囲気になるが、それはこんな文言だ。 「何か問題が起きる度、あなたは自分に能力等を足し算して解決しようと考えていませんか?時には引き算で考える…

【ヘッドピンの法則】がようやく理解できた件について。

この冬季講習は、何度愚痴ったか知らないが、マネジメントをしくじったと感じている。死ぬ気で働いたら、僕は覚醒するのではなく、鬱になるだけだとよくわかった。 正直、自分がスーパーマンであれば、深い思考など何一つ要らず、全てを脳筋解法でなんとかで…

【無駄に10,000字】連勤術と繁忙期を経て解った、僕自身の根本的なバグ。 ―僕は繭の中で蝶を夢見る蛾の幼虫だ―

まだ先のことを考えるのは少し嫌だが、明日で冬季講習という、ある意味ハチャメチャな繁忙期が終わる。 ただし、ハチャメチャな生活が終わるというだけで、共通テストが1月13日に迫っていることから、やはりそれまではフル休みを取れそうにない。 時間外労働…

【反省文】急性アルコール中毒になりかけたので、きちんと反省します。

昨日、本気で死を覚悟した。タイトルにもあるが、恐らく僕は急性アルコール中毒になりかけてしまった。(もしかしたら軽度のそれにはなっていた?) 身内と店で飲んだのだが、今思い出してもあの酔い方、気分の悪さ、足腰の砕けっぷりは、その全てが異常だった…

自分の価値観は、欲や感情を否定しないことによって立ち上ってくるのではないか。

年始はほとんど何もしないと決めているので、ひたすら布団に転がりながら、バキ童チャンネルをずっと観ている。 特に好きなのが、自分の好みや癖をあけっぴろげに語り合い、「同志がいる!!」と確認し、喜び合う場面だ。あの時の爽やかな笑顔が、本当に素晴…

世界を【見る】のではなく、【感じる】つもりで観察すると、すごくしっくりくる。

「熟達論」の【観】の項を読んでいて、「ん?」と思う箇所があった。それは、「俯瞰」について書かれた部分であり、世界の構造の観察の仕方についてである。 別の動画で語っていたが、筆者はこの【観】の章が最も書くのに苦戦したらしく、確かに読んでいても…

2023年の振り返りと、2024年の展望と覚悟、そして講師引退へのプロセス。

今日この記事を書いている(正確には音声をデータに起こすアプリに吹き込んでいる)日が、12月31日、つまり2023年の最終日である。 実はまだ1つ仕事が残っているのだが、すべてが片付いてからだと内省もいい加減になる気がするので、今の時点で自分の2023年の…

ストレスとエネルギーは別物のパラメータとして考えよう。

色々勉強する中で段々とそう思うようになっているのだが、体調を考える際、ストレスとエネルギーは一括りにせず、分けて考えた方が良い気がしている。 そのきっかけは、最近、下園壮太さんの新刊(に当たるのかはわからないけど)、『心をリセットする技術』と…

「不安」そのものに20分超、徹底して向き合ったある日の記録。 ―そして気づいた、とんでもない”勘違い”。

最近、朝起きるのが憂鬱だ。覚醒するにつれて、過去・現在・未来問わず、ネガティブな感情が、かさぶたを剥いだ後の血の如く、次々と頭の中に湧いてくるからだ。 肉体的な疲労が溜まっていることは認める。だが、何か不健全なバグも自分の心に起きていて、そ…

「今ここ」に向き合うことの意味が、やっとわかった、かも。

徹底的に「今と向き合う」ことは大事とよく言われるが、その言わんとすることはやはり抽象的だ。色々検証こそすれ、手応え勘は依然として弱い。 しかし、そうはいっても少しは前進をしているはずだ。そうでないとやってられない。ということで今日は、これに…

最後の最後でメンタルを支えてくれるのは、結局”あれ”だよね説。

今日は、結局きついときに一番心の支えになってくれるものって何だろう、ということをテーマに記事を書いてみる。 正直言うと、今はめちゃくちゃな状態だ。仕事がカオスで、先が見えない闇を歩いている気分である。今日家に帰れるのは、家を出てから約12時間…

【クソ感情】の解像度を、色んな手段の総動員で、目一杯高めてみた。 ―結果判る。相手は、どうでもええ。

一瞬で切れたのだが、ある着信があった。その番号の主は、過去に相当上から目線でマウントを取ってきた、正直言ってとても嫌いな人である。 掛け間違いか、それともまたクレームか。そのときから1時間くらい経過したが、折り返しもないし、僕から掛け直すの…

「多忙」に翻弄されたときに必要なのは「手放し」ですな。

いよいよ魔の冬季講習が始まる。今年は高校三年生が比較的多い年度なので、共通テスト前のコマ組が求められ、なかなかに逼迫している。 更に重ねてシフト調整、面談、予習、教材準備などがドバドバと残り、果ては数時間の作業量が前提の依頼が飛んできて、頭…

自分の悩みを質問風にして書き出して、それに自分で答えると、すげぇくだらんことで悩んでいることがよくわかる。

仏教哲学を始め、悩める人へのアドバイスとして本当に多いのは、「徹底して客観視ができるようになろう」というものだ。 基本的に「絶対的な我など無いことを認識しよう」とか、「自己否定・自己肯定バイアスを知ろう」という助言の根底にあるのは、やはり【…

得意なことは、案外自分ではわからない説。

昨日のやり取りで、国語の指導中に生徒から、少し不思議なことを言われた。それは、大体以下の感じの内容だ。 「なんで言葉の知識をそんなに持っているんですか?漢字検定準1級ぐらい持ってましたか?」 これを言われて驚いた。実は僕自身、漢字検定は16歳の…

仕事をセーブするのが不安なあなたへ。休むのは・・・イイゾ✨

大体2週間前から時折ぼやいているが、クソ繁忙期がようやく一区切りついた。ちょっとしたらすぐに冬季講習が始まるが、一息つける貴重な時期に差し掛かっている。 しかし、先週、今週と続いた繁忙期は、それなりに僕の心身を疲弊させやがったようだ。過去に…

話を聴く側として、僕が抱えている弱点を整理する。

今日、塾での教育相談に一区切りがつく。厳密にはまだ数件残っているのだが、毎日3つも4つも懇談を行うという日々は、一旦今日で終わりだ。いい酒が飲める。 しかし、そんな日々の佳境で一番実感しているのは、僕自身の心身の消耗だ。特に後半の数日は、風邪…

集団授業はオワコンなのか?

今日は、最近オワコンと捉える風潮さえも感じる集団授業の意義について、自分の考えを述べてみたい。 実際、近年の問い合わせの傾向を鑑みても、やはり個別授業が重要視され、集団形式のそれは段々と減りつつある。色々足掻いてみたが、これは”時流”なのかも…

「この人のためになることを言おう」という気持ちで話を聴いてはいけない、らしい。

まだまだ教育相談のシーズンは続く。せっかくならばインプット量も増やし、経験値の質を上げたいと考えているため、色々な【傾聴】に関する記事を読んでいる。 そんなとき、たまたま読んだ精神科医の記事から、ある興味深い考え方を得られたように感じる。そ…

やはり僕の課題は”整えること”、である。いやはや、ムラの多い人生を送ってきました。

今日は、最近自分でも強く弱点だという印象を持ちながらも、決定的な解決策が見当たらない、あることについて記事を書く。 つくづく思うのは、僕はやっぱり、休憩と集中が下手くそだということだ。休むべきときに休むことに集中できず、逆に集中すべき時には…